2.中道・左派:民主党、「左翼・エコロジー・自由」など

 (各党の議席数は2013年3月31日現在。今後、議会開会後の議員の会派変更のため、選挙結果とは一致しなくなることがある)
 (議席数に(*)がついているものは独立会派、その他は無所属等とともに「混合会派」に所属)
 現在、状況が安定しないので、記述が乱れています。

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  1. 民主党とその周辺
  2. 「左派=虹」連合
  3. その他の小政党

1.民主党とその周辺

PD 民主党=下院293(*)、上院107(*)、上院議長

PD党章
 旧共産党を1991年に左翼民主党(PDS)に改称し、諸派を加えて1998年
 に再編した中道・左派第1党の「左翼民主主義者」(DS)と、旧キリスト
 教民主党左派などの中道派3党(人民党、プローディらの「民主主義者」、
 ディーニの「イタリア刷新」)が結成した中道政党「マーガレット:民主
 主義と/は自由」(DL)が2007年に合同(ただし、旧DS左派とディーニ
 は離脱)。書記長はベルサーニ(旧DS)。


Italia dei Valori 「価値あるイタリア」 =下院 0(*)、上院 0(*)、欧州議会 2

「価値あるイタリア」シンボル
 1992年からの「タンジェントポリ」大汚職摘発で活躍したミラーノ検察の
 ディ=ピエトロ検事は96年に中道・左派政権の公共事業相となったが、辞
 任し補欠選挙に出馬、上院議員となり政界に転身。ポピュリスト的な言辞
 が多く、「民主主義者」に参加したが再び離れ、2001年総選挙では下院で
 獲得議席ゼロ、2006年総選挙で連合に参加し大復活。議会外の市民運動に
 積極的で、反ベルルスコーニでは急先鋒的存在。2008年は民主党と共闘。
 2013年は元検事のイングロイアを統一候補にしたリスト「市民革命」で
 戦ったが、惨敗。


Radicali Italiani イタリア急進主義者 =下院 0、上院 0、欧州議会 2

Bonino
 旧・自由党左派などが起こした世俗政党で、軽微麻薬や中絶の容認を主張す
 るパンネッラ党首率いる小政党だったが、94年総選挙で中道・右派に参加、
 ボニーノがEU委員に。ボニーノ人気で99年欧州議会選で異例の7議席を
 獲得したが、2001年総選挙で惨敗、2004年欧州議会選では2人のみ当選。
 2006年には党が分裂、主力がSDIと「こぶしの中のバラ」統一名簿を組んだ。
(図は「こぶしの中のバラ」標章)2008年は党を残したまま民主党の名簿に。
 2013年は単独で選挙に臨んだが、惨敗。


PSI イタリア社会党=欧州議会

ps党章
 2008年初に再結党。ボゼッリの率いるSDIを中心に、ムッスィの民主左派に
 一度加わったが離れた旧DSのアンジュス、スピーニ(労働連盟)らの「民主主義と社会主義」
 らに加え、中道・右派の新社会党にいたデ=ミケリス(欧州議会議員)
 らも参加した。労組では穏健左派労連のUIL(旧社会党右派・共和党・社民党系)
 が支持する。結党準備途中の2008年総選挙で全敗。


2.共産主義系

左翼・エコロジー・自由(SEL) 下院37、上院7、下院議長

sinistra党章
 民主党結成に対応し、中道・左派内でも旧共産党左派系小政党の連合の
 必要性が認識されるようになり、2007年末に再建共産党、イタリア共産
 主義者党、緑の連盟の4派が選挙連合「左派=虹」を結成したが、翌年
 の総選挙で議席が獲得できず、惨敗。さらに欧州議会選挙でも議席ゼロ。
 元再建共産党のヴェンドラらが新たに左派を結集させるべく、年に
 結党した。民主党が始めた国政・地方の中道・左派統一候補予備選に
 魅力ある人材を出し、少数派にもかかわらず、中道左派統一候補となった、
 プーリア州知事のヴェンドラやミラーノ市長のピザピーアが中道右派に
 勝利し、中道左派内で存在感を高めた。


3.その他の小政党

SVP 南チロル人民党(しばしば中道・左派と選挙協力) =下院 、上院 、欧州議会

svp党章
 トレンティーノ=アルト・アディジェ自治州のボルツァーノ県は旧オースト
 リア領のドイツ語圏。戦後一貫して同県の政権政党だが、全国レベルではあ
 くまで少数言語地域政党でしかなかったが、近年は中道・左派「オリーヴの
 木」及び「連合」など中道・左派勢力と選挙協力している。



Union Valdotaine ヴァレダオスタ連合(しばしば中道・左派と選挙協力) =上院

svp党章
 イタリア北西端のモンブラン山渓にあるフランス語圏、ヴァレダオスタ自治州の地域政党。
 1945年創設の伝統ある政党で、人口の少ない特別自治州の両院1つずつの議席を独占し、
 独語圏のSVPと議会で少数言語地域の声を代弁してきたが、2008年は下院では敗れた。



[記事の最終更新 2013/3/11]

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