技の殿堂

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技の殿堂とは…

ここは、「海腹川背」シリーズで発見・開発された技をより深く探求するための、知識の集積場です。先人たちの残した膨大な技の数々を、後世に伝えるためにまとめました。

日々発見される技を紹介していきます。

なぜ技に名前を付けるの?

「海腹川背」の技は、通常のシューティングゲームやアクションゲームの操作──例えば、「Bボタンでボム発射」、「Aボタン長押しで溜め」、「上上下下左右左右BA」などなど──のように、もともとプログラムで用意されているものではありません。また、ボタンと十字キーの微妙な操作だけで生み出されるラバーリングアクションはアナログ的で、きっちりと切り分けるような分類も簡単ではありません。

そのため、初期の頃はマニュアルや攻略本、プレイヤー間での技の名称不統一が見られました。一人でコツコツとゲームを進めるならば名前付けは不要ですが、他のプレイヤーと情報をやり取りするのであれば都合がよろしくありません。

プレイヤー間の利便性向上のために、よく使われる技の名称を収集し、体系づけたものがこのコンテンツです。オフィシャルな技名を除き、「これが正しい名称」という規定をするものではありません。

見方

以下のようなフォーマットで記述しています。

技Aの名称

技Aの説明

技Bの名称
技Bの別名[準オフィシャル]

技Bの説明

:

技名称のうち、オフィシャルと言えるものがゲームのマニュアルに書かれているものです。ただ、これは非常にわずかです。

比較的、制作サイドに近い立場で書かれているSFC版の攻略本の技名称を、準オフィシャルとします。

目次

基本技 / ラバーリング概論

振り子
ふりこ運動[準オフィシャル]

基本中の基本です。非常に多くの技の起点となる形です。

ふりこジャンプ[準オフィシャル]
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振り上がり
ふりこあがり[準オフィシャル]
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引っ張りジャンプ
無重力ジャンプ[準オフィシャル]
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垂直のぼり[準オフィシャル]
垂直壁登り
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天井渡り
ターザン渡り[準オフィシャル]
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保険くだり
忍びおり[準オフィシャル]
安全降り
-

ちょっと工夫技 / 基礎張力学

基本技を少しだけ応用・拡張したものです。

一気飛び
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ジグザグのぼり[準オフィシャル]
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さかなあがり[準オフィシャル]
サカナを支点にして振り上がり。振り上がりでサカナの方だけ落とせばなお美しく、攻略本では「魅せる技」とされている。
秘技!リュック渡り[準オフィシャル]
リュックを支点にして天井渡り。3連リュックの攻略法で、Hyperテクとして攻略本として紹介されています。
ハイパーふりこジャンプ[準オフィシャル]
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ハイパー無重力ジャンプ[準オフィシャル]
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戻し掛け[準オフィシャル]
ずらし掛け
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チクとさし[準オフィシャル]

複数のサカナに囲まれて逃げ場を失ったとき、サカナを捕獲せずに気絶だけさせて逃げる技です。海腹川背さんは捕獲中はルアーを投げられず、完全に無防備になりますが、チクと刺しなら隙がありません。

まあ、ラバーリングアクションの技ではありませんが、生活の知恵ということで。

延長掛け系 / ルアー時間差解析

初心者の方が達人のプレイを見たときに感じるのが、「走れないはずの海腹川背さんが走っている」「ロープの長さが異様に長く、届かなそうな場所でもルアーが引っかかっている」というのがあるそうです。

長いロープの秘密はこれ。

延長掛け[準オフィシャル]
-
横延長掛け
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ハイパー延長掛け

ジャンプして上ルアーし、着地後すぐにまたジャンプすることで、通常の延長掛けよりもほんの少しだけ高くルアーが届きます。

SFC版では使える技でしたが、「旬」ではルアーの届く距離は普通の延長掛けと変わらないようです。ルアーの飛ぶスピードの違いか、海腹川背さんのジャンプのタイミングが若干異なるためか、詳細は不明です。

ただし、「旬」でも例外的に、F14下のベルトコンベア位置から天井にルアーを引っ掛けようとする場合には使えます。(理由は、試してみれば一目瞭然です)

効果が微妙なため、普通にプレイしているだけでは見つけにくいと思います。私は、この技は人から教えてもらって初めて知りました。

ハイパー斜め延長掛け

ジャンプして斜め上ルアーし、着地後すぐにまたジャンプすることで、通常の斜め延長掛けよりかなり高いところまでルアーが届きます。効果が大きいため、自力で発見された方も多いと思います。

振り上がり延長掛け

振りあがり中、床に着地する寸前(まだ空中にいる時点)で上ルアーし、着地後にルアーを追いかけるようにジャンプ。

手順が少なくなることによるタイム短縮効果と、足場から直接ルアーが届かないような天井にルアーをひっかけられるという2通りの使い方があります。

段差つき延長掛け
ソノダSP(スペシャル)

地形の段差を利用し、ハイパー延長掛けの性能をさらに向上させるものです。「旬」で発見されました。例えば、「旬」F55では楽に50秒台の壁を破ることができます。

海腹川背さんMLでは、ソノダSPという名前で呼ばれることが多いようです。

「旬」F55での例
sonodaSP 0

上の方に天井があるのですが、高すぎて通常の延長掛けではルアーが届きません。また、左にある段差の上から上ルアーしても、天井の位置がずれているためにやはり届きません。

ここで、段差つき延長掛けの出番です。赤い線のように海腹川背さんを動かします。


sonodaSP 1

段差に乗るためのジャンプ中に上ルアーし、段差に乗ったら即、ルアーを追いかけるように再度ジャンプします。


sonodaSP 2

普通なら届かない天井にもこの通り!


ソノダSP発見秘話(海腹川背さんMLの話)

その昔、「旬」のF55は、右のトゲつきエレベータを通るルートで超人的な最適化をかけた、49秒台が最速記録でした。その時点では、49秒台という記録も非常に速い記録だったのですが、この新技が発見されてからは一気に52秒台まで記録が縮むようになりました。

この記録交代劇があまりに劇的だったため、ML内ではこの技は、(この技によって初めて50秒台に乗せた人の名前をとって)ソノダSPと呼ばれています。

段差つき延長掛けを使うと、中級者クラスの方でも楽に50秒台を出すことができます。攻略ルートとルアーの使い方によっては、達人の記録をも上回る可能性が開けるのが「海腹川背」なのです。

加速横延長掛け

ロケットや振り子の勢いでダッシュ中に横延長掛けをすることで、通常よりも遠い壁にルアーを引っ掛けることができます。使いどころは、「旬」F11など。

自由落下延長掛け
放物運動延長掛け

これは、技というよりはコツです。延長がけの原理を突き詰めていくと、誰もがこのコツにたどり着きます。達人クラスの人は無意識に使っているはずの、いわば、延長がけの極意。

これは現在、論文としてまとめており、詳細はそちらで解説予定です。

ロケットジャンプ系 / ロケットジャンプとその応用

走れないはずの海腹川背さんが走る秘密はこれ。

反動ジャンプ
逆噴射ジャンプ[準オフィシャル]
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ロケットダッシュ
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ロケットジャンプ[準オフィシャル]
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多段ロケットジャンプ
ハイパーロケットジャンプ[準オフィシャル]
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特殊加速系 / 張力加速力学

なんらかの方法によってロープに強力な張力を発生させ、海腹川背さんを加速させる技です。

川背さん固定

地形を利用して海腹川背さんを固定し、その間にロープを引っ張り、その後で海腹川背さんを動けるようにすると、一気に張力が開放されて強力な加速がかかります。

海腹川背さんを固定しておく手段としては、地形の角に引っ掛けておいたり、よじ登り状態にさせておいたりと、いろいろあります。

可動地形加速

ベルトコンベアやピストンなど、動いている地形にルアーを引っ掛けることでロープの張力を増す手法です。これも強力な加速を生み出すことができます。

サカナ加速

ルアーに引っ掛けたサカナを支点として、海腹川背さんを加速させる技です。ロケットジャンプほどの加速は得られませんが、助走が不要で即座に発動でき、ついでに進行方向のサカナが気絶状態になるという便利な技です。

SFC版では使える技でしたが、「旬」ではサカナが軽くなったため、サメやバケツなどの重めの敵を支点とする等、使いどころが限られます。

他の技は、多くの方が同時に発見されているケースが多いのですが、この技はあまり使う人がいらっしゃらないようです。慣れれば便利な技なのですが…。

サカナ落し加速

ルアーに引っ掛けたサカナを落し、その落下の勢いで海腹川背さんを牽引させる技です。つまり、サカナを錘として使い、海腹川背さんを加速させるわけです。錘の対象となるサカナによって、ドジョウ加速だとか、ヤマメ加速などとも呼ばれます。

加速の能力もさる事ながら、見た目が派手なので大道芸としても使われます。

サカナ加速同様、「旬」では使いどころが難しくなってしまいました。

ラバー制動
張力ブレーキ

ロケットジャンプ等で高速飛行中、地面にルアーを打ち込むことで急ブレーキをかける技で、加速技というよりは減速技(あるいは方向転換技)と言えるでしょう。

「旬」F45などで便利です。

その他

ここまでのカテゴリーに分類できないヘンな技を一挙公開。

すいとんの術

対オタマジャクシの奥儀。ロープを最大限に伸ばして水中に潜ることで、オタマとカエルの複合攻撃を避けます。SFC版F40のオタマ向けの技ですが、若干の工夫をすれば「旬」F31、さらに工夫すればSFC版F8でも使えます。

ほとんどオタマ専用の技です。オタマ以外では、一時的にサカナを避ける程度の使い道しかありません。

よじ登りロープ調節
よじ登りロープ縮め

よじ登り状態のままでロープを伸ばしたり縮めたりする技です。ほとんどのケースでは、縮める方だけ使うので、よじ登りロープ縮めとも呼びます。

地形に引っついている敵(SFC版のタコやスダレなど)の捕獲や、可動地形を動かしたりするのに使います。また、よじ登り中はどんなにロープで引っ張られても川背さんが動かないことを利用して、川背さん固定技で使うこともあります。

よじ登りロープ縮めと川背さん固定技を組み合わせて発動させるよじ登りロープ縮め・零式。SFC版の難所、F15左上も楽々クリア。

可動床引き上げ

読んで字のごとく、海腹川背さんが乗った状態で可動床を引き上げる技です。

SFC版「海腹川背」では、タイムアタックや楽々クリアなどで重要な技でした。「旬」でも可能ですが、3種類発見されている引き上げ方法のどれもが手間がかかるものであり、かつ引き上げスピードが遅いという欠点があります。そのため、あまり使いどころはありません。

可動壁引き上げ
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可動壁引き下げ
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ぴよぴよジャンプ

コバンザメやドングリに接触すると海腹川背さんがぴよぴよして吹っ飛ばされてしまいますが、このとき海腹川背さんが少しだけ浮きます。この接触を、ジャンプ中に行うことでジャンプの高さを増し、通常ジャンプでは飛び越えることのできないサメやドジョウを飛び越えることができるようになります。

ジャンプ中に、ぴよぴよジャンプしたい方向とは逆側でドングリかコバンザメに触れなければならないため、意識して出すのは極めて難しい技です。大道芸や制約プレイとしての使い道しかないでしょう。

piyopiyo jump

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SFC版「海腹川背」 PS版「海腹川背・旬」および「海腹川背・旬~セカンドエディション~」