ショートコラム
(ヤ・ラ・ワ行のタイトル)

 

 

   妖魔忍法帳

     里見八犬伝を題材にした日物のアクションゲームで巻物を取ることでさ
     まざまな忍法を使用することができます。船では分身、空中戦では手裏剣
     というように、それぞれの忍法の特性を覚えて使う場所を決めてしまうと
     楽です。
     点数&残機稼ぎができるのが巨大ガイコツが出るステージで、通常は津波
     を使用してあっという間にクリアしてしまうのですが、ここで大砲を使用
     してボスにHITさせないようにザコを殺しつづけます。忍術が切れたら
     巻物を待って、再び稼ぎます。巻物はかなり危険な位置に出現しますが、
     取りに行くタイミングさえ誤らなければ、取った後の無敵時間で逃げられ
     るので問題ありません。
     持ち金の少ない学生時代の暇つぶしで、ずいぶんお世話になりました。

 

   ルートXorルート19

     当時ルート16が好きだった私は、綱島のモンスターというゲーセンで、
     ルート16と間違えてお金を入れてしまいました。
     実はこれ謎のゲームでして、インストに二つのタイトルが書いてあった思
     い出があるので上記のどちらかがタイトルだとは思うのですが、正確なこ
     とは判りません。最近になってルートXはルート16のコピー基板のタイ
     トルだった事が判ったので、ルート19が正式なタイトルかもしれません。
     その店からもすぐに消えてしまったので、その1度きりしか見た事が無い
     のですが、ワゴンのようなホルクスワーゲンのような変な車を操作する
     レースゲームだったと思います。

     当時からずっと気になってるので、このゲームの正体をご存じの方がいら
     したら、是非、ご一報を下さい。

 

   ルナレスキュー

     隕石を避けて月面に着陸するシーンと、人を乗せてUFOを撃ちながら母
     艦に帰還するシーンがある当時の傑作ゲームです。かなりハマりました。
     当時の仲間内(小学生ですけど・・・)では逆噴射は禁止、救助した人間
     は絶対に墜とす、失敗は自らの死をもって償うという暗黙のルールがあり、
     これで高得点を競いあったのが本当に楽しかったです。
     ほんと、サンダルでの一撃でクレジットが入る近所の駄菓子屋のアップラ
     イト筐体さまさまですね(苦笑)。
 

   霊界導士

     人形によるアクション=マペットアニメーションを取り込んだ対戦型アク
     ションゲームです。自分は導士で、キョンシーを相手に戦います。
     トドメを刺すと首が転げ落ちたり、ミョーにモサっとしたキャラの動き、
     敵が毛沢西、ヨウキヒ、四蔵法師などという悪い冗談のような名前だった
     りと、こりゃ人気出ないよオーラがムラムラと立ち上るステキなゲームで
     した。
     私がこのゲームで最高に笑ったのが2面のヨウキヒのBGM。ドリフでお
     馴染みの「ちょっとだけよ」の曲が流れるのですが、初プレイした店の音
     量が異常に大きかったので、いきなり店がキャバレーになってしまいまし
     た。おそらく、他のお客さんは呆然としてしまったことでしょう。
     レバー1回転+3ボタンで電撃が出るのですが、操作性がアレなのでとて
     も出しにくかったです。

   レッドUFO


     母艦から発信してくるUFOを撃墜していくギャラクシアン型のゲームで
     す。圧巻なのが母艦の大きさで、横画面モニタの半分を埋め尽くすほどの
     大きさがあります。初めてみたときのインパクトはかなり大きかったです。
     もっとも、母艦が画面半分あるということは必然的に敵が出現する位置も
     自機に近くなるわけで、今思うと、インチキ臭くて避けられないような攻
     撃も多かったんでしょうね。
     何発か弾を打ちこむと母艦ごと敵を全滅させられるのですが、これが置い
     てあったパチンコ屋2階のゲーセンはスピーカーがぶっとんでいて、普段
     は全く音が鳴らないのに、母艦の大爆発だけ地面を揺らすほどの大音量で
     鳴り響くので、初めて母艦を破壊したときは寿命が数年縮まる思いでした。

 

   ロードブラスター

     昭和59年〜60年にかけて、一時期レーザーディスクゲームというのが
     ブームになりました。
     これは、アニメの画面に表示される入力指示どおりに素早く反応してレバー
     やボタンを入力するもので、サンダーストーム、タイムギャル、宇宙戦艦
     ヤマト、バットランズ、高速電人アルベガス、忍者ハヤテ、ドラゴンズレ
     ア、スペースエース、エシュズオルンミラ、スーパードンキホーテ、そし
     てこのロードブラスターが発売されました。

     ロードブラスターは、女ボスを頭にする町の暴走族に新妻を殺された主人
     公が、復讐のため赤いスーパーカーを駆使して激しいカーチェイスを繰り
     広げるゲームで、操作系がハンドルとアクセル、ブレーキになっている点
     が他のLDゲームと違っていました。

     スピード感、展開、そして入力タイミングの厳しさも当時出たLD系作品
     の中ではトップクラスで、これをプレイしている人がいるとゲーセン中に
     ガラガラーッと激しくハンドルを回す音が響き渡るという(私もプレイ中
     に何度も突き指をしています)、それぐらい激しい操作が要求されるゲー
     ムでした。
     そんな辛い思いをしてまでプレイしていたのは、このゲームのストーリー
     が最高に良かったからですね。プレイ中は確実に血の温度が上がってまし
     たから(笑)。

     参考までにアニメ絵じゃないレーザーディスクゲームには、幻魔大戦(こ
     れはデモでアニメが流れるだけ)、インターステラ、インターステラザン
     ガス、レーザーグランプリ、後はエッチなマージャンなどがあります。

   我が青春のアルカディア

     ニューヨークニューヨークのコピーで、自由の女神の代わりにキャプテン
     ハーロックが立っているゲームです。
     やたら陽気なUFO大明神やUFOという字が飛んでくるボス(?)など
     ハチャメチャなノリのゲームですが、敵の弾はかなり速いです。
     ボスを倒したときの文字の種類って何種類ぐらいあるんでしょうね。
     イテッ1000点とかストライク500点とかがあったような記憶がある
     んですけど・・・。

 

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