★ 今日もディスティニィ・シティに風が吹く
| ★ 点数稼ぎ・・・失敗の巻 |
このゲームの特徴としては、
１） ガード硬直時間が非常に短い
２） 起き上がりに投げを重ねるとハマる
３） 体力ゲージが短い
４） 技をガードさせても点が入る
があります。特に１）のガード硬直時間は本当に短く、もっとも出の速い弱攻撃でも、
ガード後に大攻撃での反撃が間に合ってしまうほどです。このせいで、せっかく４）
の点数稼ぎができそうな要素が存在するのに、それをパターン化できませんでした。
罵声にたえながら頑張ったんですけどね（このゲーム、点稼ぎのためにしゃがみガー
ドでしばらく待っていると耐久消費財の分際で人間さまにブーイングするんですよ）。
また、３）の体力ゲージの短さは格闘ゲーム１でしょう。タイムがゲージになってる
のも、このゲームだけかもしれません。
というわけで、以下はキャラ紹介をかねたクリアするための全キャラ共通パターンで
す。もっとも、点数稼ぎを完全にあきらめたわけではないので、そのうちに完成する
かもしれません。やっぱ、だめかなぁ・・・
誤って師匠を殺してしまい、さすらいの旅に出た武道家です。
武術の腕はかなりのもののようですが、精神修行は怠ってしまったようで、勝ちセリ
フは兆発的で自分に酔っている感があります。特に相手を倒した後に正面に向かって
黙々と正拳を繰り出す姿は、「ヤバイ、ヤバイよ」と、見ているもの全てが後ずさり
するほどのインパクトがあります。誰か医者を連れてこい。
アーノルドは必殺技に飛び道具、対空迎撃、突進技と一通りそろっているうえ、通常
技も威力が高くて判定の強めの技が多く、このゲームでは強敵の部類に入ると思いま
す。
対アーノルド戦の基本はしゃがみガードで待ち、アーノルドが双龍脚で突っ込んでき
たら、双龍脚の２発目をガードした直後に出の速い必殺技か昇りの飛び蹴りで反撃し
ます。たまに投げられたりしますが、ほとんどの場合アーノルドは投げにこないので、
これが一番安全です。
クレーズと書いてありますが、インストの誤植で本当はクレイズといいます。いきな
り名前を間違えられているのですから不幸な奴です。もっとも、クレイズは金持ちの
ボンボンが不良になってしまったという「世の中はそんなに甘くねぇぞ、こらぁ！」
という設定のキャラなので、まあこれぐらいの扱いは我慢してもらいましょう。
己の力を試すために大会に出場したストリートファイターなので、いちおう喧嘩殺法
を使うようなのですが、全体的にヘンテコリンなポーズの技が多く、とても効きそう
もない技が高威力で判定も強かったりするので、何か頭にきます。
対クレイズ戦の基本は中間距離をキープしながらクレイズがサンダーウェーブを出す
のを待ち、射出モーションを確認したら飛び込んで飛び蹴りを当てます。クレイズの
飛び道具であるサンダーウェーブは地面を這う飛び道具であり、相殺される心配はあ
りませんが射出後の硬直時間が泣けるほど長く、飛び道具の撃ち合いになったら良く
て相打ちは確定という素敵な能力を持っています。
この特徴を利用し、飛び道具を持っているキャラは遠い間合いから弱の飛び道具を連
発するという戦法も使えます。クレイズはジャンプが遅いので、弾を飛び越えようと
して、よく足に引っかかります。サンダーウェーブを撃たれても相打ちで済むので、
最終的には押し勝つことができます。
行方不明の兄を探す女忍者・・・なのですが、ちょっと目立ちすぎです。初めて見た
ときはファミレスの制服着た姉ちゃんだと思ってました。手裏剣もナイフに見えたし。
アスカは足技にリーチがあって多彩なものの、技の出が全体的に遅めで潰されやすく
なっています。女キャラとしては長身なので、しゃがみの通常技も相手の立ち技に潰
されてしまう場合がよくあります。
必殺技は全て硬直が長めでガードされるとお仕置き確定ですが、青龍脚だけはガード
後に比較的反撃を受けません。これをメインに点数稼ぎを考えたのですが、ダメでし
た。後、いちおう忍者なので消えることもできますが、出現時のスキがバリバリに大
きいので役に立ちません。
対アスカ戦は、技の出が遅いという弱点を突いて強引に攻めきるのが一番です。
ジャンプ後すぐの昇り蹴り−＞着地に投げ−＞起き上がりに昇り蹴りというセットは
全キャラ高確立で決まります。
自分がアスカを使う際の注意事項ですが、しゃがみガード後のスキにＰで投げに行こ
うとすると確実に訃燕に化けるので、これは厳禁です。
しゃがみ大Ｋのスライディグからの投げハメが強力なので、クリアは簡単なキャラで
す。
重病に侵された妹＝レナの手術費用を得るため、一攫千金を狙うメキシコの熱い風。
こんな大会に参加できるほどの実力のあるプロレスラーなら、妹の手術費用ぐらい稼
げそうなものですが、ゲーム画面を見れば判るとおりメチャメチャ貧弱な体をしてる
ので、おそらく弱っちいんでしょうね。なにせ、一番強力な武器が箱投げ＝反則技で
すから。
対サンタナ戦ですが、しゃがんで待っていればそのうちジャンプしてくるので、くぐ
らずに正面でガードして着地を投げ、後は起きあがりに投げを重ねるだけです。
レスラーが投げ技に弱いんじゃ、救いがたいですね、コイツ。
エンディングは一番感動的です。
果たし合いに行く前に騙し討ちで殺された武士の亡霊が鎧に憑依したキャラです。
「貴様、それでも武士かぁ〜」などと言うわりには、素手の対戦者に日本刀をブンブン
振り回すのですから、よっぽどコイツのが卑怯だと思います。
一見飛び越えられそうな上段の紅蓮焦ですが、サンタナのムーンサルト以外では飛び越
えることは不可。でも、ビルかシンゲン以外ならばしゃがんでいれば当たりません。上
下段とも紅蓮焦は硬直が長いので、近場でガードした後は歩いて大足払いなどが入りま
す。紅蓮焦は微妙にラインが違うので、他の飛び道具で相殺することはできませんが、
意外にもアスカの狼牙の先端は上段の紅蓮焦を相殺できます。
対シンゲン戦ですが、彼は投げという言葉を知らないので、しゃがんで飛ぶのを待って
いるのが安定。これを正面でガードして着地を投げます。幻影双手刀は基本的にガード
ですが、Ｍｒ．チンはしゃがみ大Ｐでカウンターを取れます。
何故かコイツ、ラスボスとして再登場します。
こいつもインストで名前を間違えられています。正しくはジャクスンです。
現キックボクシングのチャンピオンらしいのですが、サングラスをかけたまま戦うのは
危険なので止めたほうがいいと思います。
ジャクスンの必殺技はどれも出が速くてスキが無いのですが、判定的には弱いものが多
く、乱舞のように見えるレッグスマッシュなど、相手にＨＩＴさせていても技の最中を
強引に投げられてしまうという「なんだよ、それ」という結果になることが多いです。
対ジャクスン戦ですが、とにかく一度投げてしまえば起きあがりに投げを重ねることで
ハメ殺せるので、昇りの大Ｋや大Ｐなどで飛び込んで着地に強引に投げるのが手堅い戦
法です。下手に待ったりするとサクサク投げにくるので、開幕からガンガン行きましょ
う。
コイツのエンディングは全キャラで一番恥ずかしいです。でもコイツ、格闘技を引退し
てこの後どうするつもりなのでしょうか？
フットボール−＞プロレスラーを経て闇の組織の用心棒になったという、この就職難に
は羨ましいトラバーユ人生を送ってきたキャラです。大会に出場したのは、優勝賞金を
手切れ金にして家族とやり直すためという理由なので、この先また転職するつもりなの
でしょう。
このゲーム一の巨漢であるビルは必殺技の威力が尋常ではないほど高く、ロケットキッ
クの削りダメージなどはインチキに近いほどのものがあります。動きは遅いものの、瞬
時に間合いを詰めるタックルと脅威のスピードを誇るパワーラリアットの存在が、愚鈍
なキャラというイメージを抱かせません。シンゲンステージの箱投げで、墓を投げる姿
はかなり滑稽ですが・・・。
対ビル戦ですが、彼も投げという言葉を知らないキャラなので、しゃがんで飛ぶのを待
つのが一番安定です。ビルのジャンプ攻撃は判定が大きく前にでるので、正面から投げ
るよりも、くぐって背後から投げるほうが確実です。
それにしても、娘さんは奥さん似で良かったですね。
優勝賞金で店舗の拡張を目論んでいるラーメン屋の店主でカンフーの達人。中華料理屋
ではなくラーメン屋というのがポイントです。なにせ、店舗拡張後もメニューはチャー
シューメンですからね。
一見お笑いキャラに見えるＭｒ．陳ですが、実は多彩な技を持つ本格的な格闘家です。
少なくとも、サンタナよりはよっぽど強く見えます。また身長が小さいので、しゃがみ
攻撃を潰されにくいという利点もあります。
対Ｍｒ．陳戦ですが、昇りの大Ｐや大Ｋをジャンプ直後の超低空で出すと、Ｍｒ．陳は
これをジャンプ小Ｐで迎撃してきます。が、迎撃された後はこちらが先に着地してしか
も早く動けるので、無防備に落下してくるＭｒ．陳を投げてしまいましょう。彼も一度
投げてしまえば起きあがりに投げを重ねるだけで最後までハメ殺せるキャラなので、強
引に投げにもっていくのが手堅い戦法です。