なかなかまともな放送がありません。
スパスパの方がよっぽどあるあるらしいぞ。
「疲れの真犯人」
疲れる原因はストレスや運動不足、乱れた食生活、睡眠不足などの生活習慣だということなのですが、今回はその真犯人を発掘したということです。ぷっ。疲れている人は両手を上にあげてバンザイした時に腕が真上ではなく斜め前に傾いており、これは首が前に出ているからだとか。
どうして首が前に出るのかは重心のかけ方が悪く、立っている時にかかと側に重心があるので首を前に出さないと姿勢を保てない、そうなると正しい姿勢に比べて全身の筋肉を使って姿勢を保たなければならないので疲れると、こういうわけです。番組では、とあるオフィスに押しかけてバンザイさせてましたが、全員デスクワークじゃん。
そこで疲れやすい人の重心を調べるのに圧がどこにかかっているかを調べたら、足の指には力がかかってなくモニターでは指が消えてました。これを番組では「ユーレイ指」と名づけて疲れの原因だとしてましたが、因果関係がちっとも見い出せない。
さて、桜美林大学の調査ではこの43年間で3センチ後ろに重心が後退しているのだそうで、足の指を使わない現代人は「将来後ろにひっくり返って立っていられないかもしれない」というのだから、人をバカにするにも程がある。恐らく少ないだろうが、疲れをなんとかしたいと真剣に見ていた視聴者に握りっ屁をかがせるようなものだ。
対策は対策にならないでの省略。最後の志村プロジェクトでは石川の特産品、岩ノリの一種である「ボタノリ」でお肌ぷるぷるになる、と紹介がありました。これまた101歳のおばあちゃんが女子高生並みの肌水分量だとか言ってましたが、なんと地元でも採れる量が少なく貴重な品だとか。これまた完全にコーナーの存在意義なし。なんたるザマか。
リニューアルからずっと見てて今回も思ったのですが、タイトルやネーミング、手に入りにくいめずらしい食材を紹介するところなど、あるあるのスパスパ化が進行してけつかる。あるあるのマネをしたスパスパをあるあるが再び真似る、というややこしくも情けない逆転現象だ。あ、そもそもあるあるはガッテンのマネだったか。
さて今回も、富士山に海パン一丁で登るような話でありスキーウエアで海水浴するような内容なのですが、重心と疲れの因果関係が見い出せないばかりか、こんなボンクラな内容で視聴率が取れると思っておる担当ディレクターは相当甘いと言わざるを得ない。
視聴率を取るにはだな、まずはめちゃくちゃ視聴者の不安を煽って発症のメカニズムは専門用語を連発して誤魔化し、そして最後に「これ食えば全て解決だよ〜〜ん」ってしないとダメじゃんか。これこそが「あるある」本来の姿でございます。