最近まともな放送が多いのですが、
今回はお祭りがあるのでしょうか?
「現代人の子宮」
アメリカでは婦人科検診がごく当たり前に行われているそうで、18歳以上の8割は年に1回の検診を受けているそうです。多い人は毎月なのだそうですが、そんなもんコールガールじゃあるまいし、そういう人は特別何か病気を持っているのでしょう。
では日本ではどうかといえば、定期的に検診を受けている人は50人中たったの2人なのだそうです。番組のメインターゲットである20〜40代の女性をそそのかしてマヨネーズまみれにしたかと思ったら今度は子宮で脅すのか。
そして日本では子宮内膜症や子宮筋腫の患者が増加傾向にあるのだそうで、1975年に比べグラフを見る限りおおよそ5倍以上に増えています。しかし当時超音波やMRI(これはないだろう)での診断がどの程度普及していたのかはわからんし増加傾向にあるのかもしれないものの、内膜症なんて開腹しないと確定できんのに、このグラフがすぐさま現代人の急増に結びつくには無理がある。MRIでわかるのか?
それを確かめるのに街頭で捕獲した15人のパンツをずり下げて無理やり診察台にあげていました。照明に照らされ下半身丸出しで90度足を広げて他人に見せる事がどんなにうれしい、いや、苦痛な事かは診察を受けた人ならわかるはず。それがニヤニヤしたおっさん先生なら尚更だろう。こんなところに日米の差があるのかな。
で、4人に内膜症や筋腫などの異常が見つかったのだそうで、放置すれば子宮摘出やガンの恐れがあるとかなんとか、二束三文の壺を300万円で売る宗教団体まがいに脅してました。だから検診は大切ですと言いたいのはわかるけど、出生率の低下から収益が悪化している医療機関を無駄な検査で潤すために日本産婦人科学会でもからんでいるのか。わしゃ相当なひねくれ者ですな・・・
「生理と病気」
正常な生理は「ナプキンを2〜3時間に1回交換、25〜38日周期、期間は3日〜8日、鎮痛剤も3日以内で量が増えない」のだそうで、ここからはずれたら要注意なのだそうです。ここはいいでしょう。しかし女性は大変だなぁ。
まずは恒例の「あるあるチェック」の中で(1)生理不順になってきた(2)出血量が減ってきた(3)生理が早く終わる、という3項目に該当する人は子宮機能の低下が考えられるのだそうで、子宮内膜が未発達なために量が少ないのだそうです。
その状態はストレスで脳が混乱した結果、女性ホルモンの分泌が十分でなくなり内膜が作られにくくなる、つまり生理は内膜が剥がれ落ちたモノなのでそれを作るホルモン異常だと言いたいようです。
ここもおかしくはないですが取って付けたような説明。ストレスで生理が狂うということはあっても「子宮や卵巣の機能不全」だとは脅しにしては実に下品。なので、極端なダイエットではホルモンの材料が不足して生理が止まるという説明に言い換えることができるでしょう。
次は(4)出血が増えた(5)レバーのような塊が混じる(6)生理がダラダラ続く(7)生理痛が重くなってきた、こういう症状がある人は子宮筋腫の疑いがあるということで、良性が多いものの放置したら子宮摘出やガンの恐れもあるということです。そんなに脅かさなくてもいいじゃん。ここもいいですが、30代以降でこういう症状があるのなら注意した方がいいでしょう。まあ、対処法はないですが。
ちなみに貧血で来店されるお客さんには、一応この子宮筋腫についてお話はします。それと鉄剤は非常に吸収が悪く、胃腸の調子が悪くなる場合があるのでお勧めできません。レバーが嫌いなら海藻やほうれん草などの緑が濃い野菜を食いましょう。それも嫌いだというわがままなご婦人は、道端でズロース下げてションベンでもしていなさい。
そして(6)(7)と(8)生理中は腰が痛む(9)ウンコすると痛い、そのような症状がある人は子宮内膜症の恐れがあるそうです。これは通常は骨盤内の諸組織に存在する内膜組織が生理周期に一致して増殖、出血、再生をくり返すので痛みが起き、周りの臓器と癒着するのだそうです。ちなみに性交痛もみられます。ここも問題ありません、バカタレ。
ここでスタジオに戻ってパネルを使った説明や菊間アナの解説があるわけですが、今回はいつにも増して「ドーン」という太鼓の音や「カーン」という拍子木の音がやたらと耳に付きました。こういう効果音で見るものをさらに不安にさせる効果を狙っているのでしょうが、そういう下品な演出は止めたらどうかね。
「卵巣腫瘍」
卵巣は沈黙の臓器と呼ばれ、自覚症状がないまま肥大していることもあるのだそうで、ドーン、その人数は増え続けているのだそうです。体験者として登場した33歳のOLの例では、インフルエンザ検査のついでに受けた婦人科検診で偶然発見されたのだそうで、おい、そんなついではないだろ。と、小さなツッコミでも入れてみる。
このOLの例では手術で摘出したのだそうで、9割は液体が詰まった嚢胞性腫瘍で良性の場合が多いものの、そのまま放置していたら卵巣がねじれて血が通わなくなり激痛を伴うのだそうです。カーン。ちなみに宇多田ひかるが手術したのもこの卵巣腫瘍。ドーン。
番組では放送しなかったのですが、卵巣腫瘍は10〜20歳代の若年者に多くみられ、悪性度によっては手術が行われます。カキーン。手術自体は腹腔鏡と呼ばれる3〜4個の小さな穴を開けて行うので、開腹手術よりも患者の痛みや術後管理が簡単で、傷跡が小さいものなのです。経験者は掲示板にでも書き込んでくらはい。
で、残り1割がコブ状のガンの可能性もあるということで、ドカーン、もともと卵巣に存在する表層上皮から発生するもの(原発性卵巣癌)の平均年齢は50歳程度だということを考えると特別番組中で脅すこたーない。そんなこと言ってたらキリないじゃん。
「婦人科検診」
最後のコーナーは検診の実際について紹介するコーナーです。ドーン。年に1回の検診をしましょうということなんですが、これには特に反対するものでもないし、多くの人が妊娠でもしない限り検診なんぞ恥ずかしくて行けないはずでしょう。違う?
ということで、検診の実際についてまずは問診表を正確に書くということです。カーン。性交経験の有無も書く欄がありましたが、人数や好きな体位まで書くのかどうかはわからないものの(そんなのあるかっ)、まっ正直に書きましょうということです。「初体験はいつですか?」という質問に「いえ、まだです」などと言って病院からつまみ出されないように。ドカーン。
続いて膣鏡を使った検査があるということですが、クスコ膣鏡というのはアヒルの口の形をしたモノです。これを使って視診を行い、そのほか触診も行われます。カキーン。これが一番イヤな検査じゃないでしょうか。脂ぎったおっさんにハゲ頭をピカピカ照からせて覗かれた日にゃー、たまったもんじゃないですよね。たぶん。
次が超音波検査でよく言われるエコーのことなんですが、これによって腫瘍や筋腫の有無、内膜の状態がわかるのだそうです。最後の細胞診は文字通り子宮頚部の組織を採取して調べる方法。
ここまでで異常が見つかればMRI検査や血液検査に進み、診断が下されるということですが、ここまで進むと何かの病気がある可能性は高いでしょう。ドーン。カーン。ドシーン。カキーン。ドカーン。ドーン。カーン。ドシーン。カキーン。ドカーン。ドーン。カーン。ドシーン。カキーン。ドカーン。ボカーン。バコーン。バキーン・・・・以下省略。
ということで、実にあっさりと番組終了です。なんだか拍子抜けでした。どんな食材やヘンテコリンな体操が出てくるかとワクワクして見たのに、この責任をどうとるつもりなのかねチミは。知らんがなってか?
今回は病気の説明なので内容はなんてことはないのですが、どうも脅しがきつすぎて人々を無用な不安に陥れているような気がしてなりません。生理の不順は器質的に問題がなく、体質的なものであれば心配はいらないのですが、そういう人たちが我先にと産婦人科に血眼で駆け込まないかが心配だ。検査費用も高いんだぞ。
それにしても最近の放送はマヨネーズを除いてまともな内容になってきました。前回にも書きましたが、簡単健康法に何がなんでもかぶりつきたい発狂した視聴者は、あまりのつまらなさに昨日の夜は寝小便をしたことでしょう。
最近ではこのサイトも発掘されたので(?)、お手軽健康法を紹介してその商品が売れればいいというバカタレな販促的発想から少しは変化してきたのでしょうか。こういう放送ならばツッコミが出来ないので寂しい限り。わしゃ一体何をやってんだか。最後に林家こぶ平がつまらんギャグを言ってました。
林家こぶ平
「子宮検診は至急行かれたほうがいいかと・・」
それじゃ売れないはずだよ。