見るたびに人々を恐怖に陥れるこの番組ですが、
今回は特命リサーチ並の小さな小さな事例報告です
「喉の渇き」
毎回おどろおどろしい脅しを展開するのですが、特定の食材などの販促をしないかわりに「異変があったら病院へ行きましょう」というのが最大の意図のようです。こんなチンケな脅しでみんながみんな病院へ駆け込んだらますます医療財政が圧迫されるじゃんか。
ではまずは喉の渇きについて。異常な喉の渇きを訴えるのは糖尿病をまず疑うところなのですが、昇進を期に「やたらと喉が渇く」「喉の違和感」「不眠になる」「記憶力低下」「味覚異常」「皮膚のただれ」という症状に次々と見舞われた42歳の松本さん(仮名)は病院へ。
しかし人間ドックでも異常が見当たらず、最初の症状出現から1ヵ月後にはたまげたことに電車に身を投げた、という誰もが予想だにしなかった結末を迎えたものの九死に一生を得たのだそうです。結局ついた病名は仮面うつ病。
これは一般的なうつ病に比べると気分の落ち込みがなく、自覚もないため全くわからないそうで、ある日突然身を投げる、といった行動に出るのが特徴なのだとか。松本さん(仮名)の場合は昇進がかえってストレスになり、知らず知らずの内に発病してしまった、とまあこういうことです。たいして恐くない。
「おなかの張り」
橋本千夏さん(仮名)はラッキー(仮名)という名の犬の散歩が日課の22歳。毎日居酒屋でストレス解消という生活を続けたある日、おなかの張りを感じたそうですが、それから3ヶ月後、腹の張りは収まらないまま上腹部の痛みが現れ酒だろうと思い禁酒したそうです。
それから数ヵ月後には微熱が続き、それでもそのまま放置していたら腹の張りが拡大したのに体重は減少し、更に3ヵ月後久々に酒を飲んだら白目が黄色いと友人に指摘され、その夜倒れたまま1ヵ月後には帰らぬ人になったのだとか。念の為に言っておくが、家出したのではない。
そして橋本千夏さん(仮名)についた病名は肝不全。原因はエキノコックスというキタキツネの寄生虫で、これが何らかの原因で愛犬ラッキー(仮名)に寄生し、このラッキー(仮名)と12年一緒に過ごしたことで千夏さん(仮名)にラッキー(仮名)から感染したのではないか、ということです。ラッキー(仮名)はまさにアンラッキー。
しかしラッキー(仮名)に感染したルートは解明できないが、人が感染すると10年で5〜6cm、時に20cmにまで幼虫が成長することもあり、これが原因で肝不全を起こして死んじゃうこともあるのだとか。2000年では500件の報告があり、その内本州での事例は77件也。うわぁ〜ちっこいな〜。
とまあ、こんなちっこい事例で脅し、もう誰でも彼でも病気の可能性があるかのような放送はいかがなもんか。確かに危険な事例はあるのだろうが、ほとんどの人には関係なーいじゃん。前回同様、オーメンようなテーマに乗せてゲストもビビらせるあたりはもはや定番。台本で予定通りのオーバーなリアクションも2回見ただけで飽きちゃった。更新する意味あるのか。