夏ばて解消術

以前の放送を新発掘とやらで覆すいつもの放送です
こんなのに騙される奴もバカだ

「新たな不足」
以前の放送では、夏ばてにはビタミンBとクエン酸さえ摂取すれば解消できると大看板を揚げてやんややんやの大騒ぎをしていたのですが、今回はその大看板を引きずりおろしてメッタメタに切り裂き、それをツギハギして出来たボロ雑巾で顔を拭いたろか、と思うような内容です。


夏場には汗をかいたりソウメンなどの簡単な食事で済ますことが多く、調査の結果そういう人の7割は夏ばてなのだそうで、しかし番組で推奨したB
とクエン酸を食事で摂っていても、そのまた7割は夏ばてが解消していないのだということです。のっけから、自らの放送をホゴにする大胆な導入です。あ、いつもか。


そこで両方摂取していてもバテている人を調べたら、エネルギーを作ったり脂肪を溜め込まないように働いたりするという血中ナイアシンの量が少なかったので、これを真犯人にしてしまおうということですが、このナイアシンというのは腸内細菌から自力で作れる術を人間は持っており、相当な偏食でもしない限り、通常は不足することはない。


番組ではナイアシンが多いのは、ブリ・サバ・アジ・カツオ・タラちゃん・ワカメ・波兵・マスオさん・フネ・サザエさんだということですが、中でもタラコには100gあたり49.5mgのナイアシンが含まれることから「タラコのおにぎりなんかいいんだよね」なんてなことをスタジオで言ってましたが、そんなだからバテるんだよ。


ナイアシンが不足する原因は、多量の汗とビール、簡単な食事だということですが、そんなもんナイアシンがどうこう言う前にみんな体調は悪くなるだろうに。で、体内に不足するとトリプトファンから合成されるというのは事実のようですが、これらはバランスに気をつければ特別タラコを食ったりする必要はない。


逆にいつものことで、タラコが夏ばてにいいからと毎日ドカ食いした結果、塩分やコレステロールも高い食材であるために、決して身体にいい食材とは言えないのです。これは全ての食材についていえる事であり、そういうメリット・デメリットを理解できないアホンダラが夏ばて解消にと貪り食った結果、秋の健康診断では要精密検査、なんてことにもなりかねない。


最後はナイアシン+B
+クエン酸のコラボレーションを実現した、タラコ+枝豆の炊き込みご飯+梅干、という夏ばて解消メニューが紹介されてました。うまいうまいとスタジオではむしゃむしゃ食ってましたが、それがうまいためにご飯ばかりを食いすぎて、逆に夏太り。やっぱダメですな、この詐欺番組は。