今回で8年続いたあるあるは一旦終了です。
4月からは「あるある2」と題して同じような内容のようですが、
志村けんを司会に加えての大騒ぎに期待か。
「あるある式チャート」
あるある8年間の総力を結集したという今回ですが、言うなれば「枯れ木も山の賑わい」であり、相も変わらずレベルの低い放送でした。まずは「かかりやすく治りにくい」、「かかりやすく治りやすい」、「かかりにくく治りにくい」、「かかりにくく治りやすい」という4タイプに分けて考えることができるということです。
この4分類を決めるのが、口内炎が出来やすいとか腹を壊すとかの「身体機能」、運動不足や疲れなどの「基礎体力」、酒タバコに部屋がキレイなどの「生活習慣」、ストレス過多や不規則な生活などの「自立神経」、両親が弱いとか粉ミルクで育ったとかの「家族環境」で、これを5角形のグラフに記入すれば傾向がわかるのだという。意味ないなぁ。
「かかりやすい人かかりにくい人」
まずかかりやすい人は病原体の侵入路である粘膜の免疫力が落ちているということで、かかりやすい2人の喉と鼻を調べたら粘膜に炎症があり、かかりにくい2人はキレイなピンク色、ついでに遊んでいる人は真っ黒だったのだそうですが、両者の違いは身体の総合的な健康状態で決まるのであり、かかりやすい=粘膜の炎症があるとは言えまい。
続いて、粘膜強化食材が実ににぎにぎしく登場しました。これがなくちゃー寂しいものです。さて、粘膜強化にはビタミンA・C・Eが必要であり、食材で言うとカボチャ、赤パプリカ、ホウレン草、モロヘイヤというのが多く含まれるのだそうで、スタジオでは「免疫丼」というモロヘイヤを主体とした緑のゲロのような丼を食ってましたが、そんなもん食ったところで免疫なんぞ普通の健康状態以上にあがりはしない。
「治りやすい人治りにくい人」
粘膜を通過して病原菌が体内に侵入してしまうと身体の中では顆粒球やマクロファージ、BやT細胞の出番となるわけですが、それが弱いと治るのが遅くなるということで、それの強化法があるという。う〜ん、いい感じに話がそれてきました(違
では、強化法はというと、唐辛子のカプサイシン、枝豆のアルギニン、キウイやバナナ、マイタケのD−フラクション、青魚のEPA、これらがリンパ球を活性化させるのだそうで、司令塔の役目をするサイトカインという物質を強化するには、キノコ、アロエ、すじき漬、しば漬がいいのだとか。
スタジオでは「サバとシイタケの唐辛子煮」という一風変わった料理が免疫強化として紹介されましたが、食材にはそれぞれ効果、というか身体を維持するのを助ける様々な栄養素が含まれるのは当たり前であり、ひとつひとつの食材について詳しく調べれば全てについて「ガンの予防になる」とさえ言えるのであり、試験管レベルで研究中の効果を出して騒ぐ事は相変わらず全く無意味。
続くある子のコーナーでは、ガン患者や難病で苦しむ人を食い物にしてがっぽがっぽと荒稼ぎしているアガリクス、プロポリス、フコイダンの御三家が登場し、クロレラが揃えばインチキカルテットの完成なのですが、これがガン細胞を死滅させるNK細胞を活性化させるとしていました。いっぺんしばき倒したろか。
この放送は非常に問題がある。それでなくても昨年9月から健康増進法にて誇大な表現やウソの体験談の使用によっていわゆる健康食品をイカサマ販売する業者に対して規制がかけられ摘発までされているところなのに、困っている人からお金を巻き上げる事しか考えてないインチキ業者の手助けをしている事と同じこと。こんなバカな話はない。
どうせいつものように「あるあるで放送」などと大看板をあげて利用するドブネズミが必ず現れるから、その時はしっかり取り締まって欲しいものです。もちろん発信源の「あるある」も警告ぐらい受ければいいのだよ、ボケ。
ということで、例えばカゼをひくひかないはその時の身体の状態に左右されるのであり、乱れた食生活、ストレス、過労、運動不足、睡眠不足、過度の飲酒や喫煙など、心身ともに健康な状態を妨げる要因が重なると誰でも調子は悪くなるし病気になりやすい。たったそれだけのことに特定の食材が登場するのは見ていてかなり滑稽で、うどんをスプーンで食うようなものである。
さて、次回からは「あるある2」ということなのですが、このままウオッチングは続けますので、どうぞお楽しみに。当サイトは違う意味であるあるを応援しています。