メディアリテラシー


「ズームイン!!SUPER」
先週の週末14〜15日と、とある会合があって名古屋に行ってきまして、その時の講演で大阪のよみうりテレビのキャスター辛坊治朗さんが講師として来たんですが、テレビの裏側のおもろい話が聞けたんです。


辛坊さんはよみうりテレビの情報番組部部長らしいのですが、関連会社の日本テレビに出向という形で「ズームイン!!SUPER」(月〜金 5:30am〜8:30am)になんと無給で出演しているだとか。


そして、 5:40からの「新聞ナナメ読み」や7:56からの「追撃コラム」に出ているそうです。それをなぜわしが知らないかというと、その時間は確実に寝ているからなのです。むにゃむにゃ。


で、タイトルのメディアリテラシーとは簡単に言うと、情報を読み解き取捨選択するということなんですが、要はテレビや新聞などのメディアの情報を鵜呑みにせず自分で真偽を判断しなさいと、こういうことですな。なっはっは。辛坊さんの話もそんな感じでした。



「視聴率」
もう皆さんご存知のとおり民放各社はとにかく視聴率が命であり、それいかんによってスポンサーからもらうCM料は大きく変わるのだそうで、その視聴率はどうやって調べるのかというと電通の子会社であるビデオリサーチ社が独占なのだとか。


それでどうやって調べるかというと、適当に選んだ家庭に機械を置かせてもらい、今どの番組を見ているかを1分単位で24時間記録し電話回線でホストコンピュータに転送するシステムなのだそうです。ただ問題なのはその設置数で、関東圏4000万人も住んでるのに調べるのはなんとたったの600軒。


この数の統計的意義はよくわからんですが、とにかく600軒のデータではじき出された数値で一喜一憂するのがテレビ業界であり、1%でなんぼの世界なのだそうです。つまり、たった6軒の視聴率によって動くお金が違うのだと。まあ、このへんは想像はついてましたけど。



「スポンサーの力」
辛坊さんは番組を見る際にスポンサーに注意して見ると視点が違って面白いと言ってました。例えば刑事ドラマなんかでトヨタがスポンサーなら追い詰める刑事の車は最新スポーツカーで、逃げる犯人の車は電柱にぶつかったり谷底に転げ落ちて爆発する。その犯人の車は言わずもがな日産の中古車と、まあこんな感じだそうです。


そして、出来た番組をスポンサーに見せるというのが通例だそうで、スポンサーに関連するものは厳しくチェックされるのだそうです。話では大阪ガスの提供番組でレストラン紹介の取材のエピソードがでてきて、取材先に電話して電気コンロ使ってたらアウトだったとか(レストランで電気使うのか?)


それならと、ちゃんとガスを使っている現場を取材して大阪ガスの担当者に見せたらまたダメで、何があかんのかというと、プロパンを使っていてホースの色が違っていたのだとか。「そんなん知らんがな」って。なので、都市ガスである大阪ガスの手前そのホースが映った映像は使えず編集に苦労したのだそうです。


まあ、この手の話は多少デフォルメされてはいても、あるあるの放送で花王や他のスポンサーが絡んだ回があまりに破廉恥なのを見るにつけ、大筋ではそんな感じなのかなと。それだけスポンサーの力というのは強いのだろう。この講演は非常に面白かったです。


ということで、あるあるの更新はお休みしました。なぜかというとまたまた録画を失敗したからなのですが、ちゃんとGコードで予約はしたものの、再生してみるといきなりお姉ちゃんがうまか棒をチュッパチャップスしたりペロティーするDVDだったもんで、10円あったらチロルチョコだったからなのです。すまん、誰か新しいのをくれ。