首のコリ


女性は特に肩コリで悩んでいる人も多いでしょう。
今回は食材が登場しない不思議な回です。


「肩コリの真犯人」
肩コリだと思っている人のほとんどは首の付け根に痛みを感じるということで、その真犯人は全ての動作を維持する土台のような筋肉であるインナーマッスルのひとつ、肩甲挙筋という筋肉の弱体化なのだそうです。


そしてその肩甲挙筋の量が少ない人は筋肉を動かしてない、長時間同じ姿勢でいる、猫背や凹円背などの原因があり、インナーマッスルの緊張状態から血液循環が悪くなった結果筋肉に疲労物質が蓄積するからだそうです。そりゃ当たり前だ。


とまあ、こんな感じでごたくを並べてはいますが、肩甲挙筋は文字通り肩甲骨を引きあげる筋肉であり関係はあるものの、重い頭を支えたり腕を動かすための多くの筋肉のある肩に関して言えばコリの原因は様々で特定などできんがな。


ついでに言うなら肩コリや腰痛は二足歩行をする人間の宿命的な悩みであり、犬や猫には肩コリはありません。ぜひ犬や猫に聞いてみてください。聞いてもワンワンにゃーにゃー言うだけだけどな。


更に!と視聴者を脅かすコーナーでは脳に機能低下が起きるだとか頚動脈(首の太い動脈)の血栓が脳に到達して小脳梗塞が起きるだとかの論理の飛躍を繰り返すばかり。確かに首の太い動脈ではそういうことはあるものの、肩コリを題材にして脳機能の低下と脅すにはあまりに的外れ。じゃないと男に比べて筋肉の弱い女性はみんな脳梗塞で死んじまわぁ。



「日常の原因」
同じ姿勢やにゃんこ背以外の原因は何かということで登場したのは、なんと眼精疲労。なんだ、全然新しくないじゃん。いわく、近くでモノを見るとレンズの厚みを調整する毛様体筋にストレスがかかり、蛍光灯やテレビなどから発せられる過度の光の点滅も瞳孔括約筋に同じようにストレスがかかるとか。


そうなると交感神経が緊張して首のインナーマッスルが萎縮する。なので眼精疲労も首のコリの原因だ、ということです。まあ、肩コリとひとくちに言っても他に過労や悪い姿勢、精神的緊張や更年期障害、自律神経失調症などが原因で起こるもののほかに、頚椎(首の骨)が変形して起こる場合もあり、一概にコレだとは言えんけど。


さて、スタジオでは重大発表と称して堺正章が「インナーマッスルのコリはマッサージでは解消できません」とのたまってました。これを見たマッサージ屋さんは頭から湯気を出してカンカンに怒ったことでしょうし、日本あんま協会(そんなのあるのか?)はフジテレビに抗議の電話をかけること必至。


更に入浴も20〜30分入らないと効果は薄いし心臓にも負担がかかる、温シップも筋肉が活動状態になるのでダメだし表層の筋肉だけにしか効果ナシとコテンパにけなしてましたが、インナーマッスルだけに注目するからそんなことになるんだべ。


例えば腕を浮かした状態でパソコンの入力をする人は首もさることながら重い腕を維持する他の筋肉にもコリが起きるだろうし、体型がなで肩の人は肩の筋肉に負担がかかってコリやすいだろうし。そういう別角度からモノを見ることができんのか。


それと補足ですが、首の骨の異常や心臓の病気(心肥大など)、内臓の病気や高血圧、目や歯の病気でも肩コリの症状が出ることがありますので、そのような原因がはっきりしている場合はそちらが先。


ということで、最後の解消法は省略。要は首や腕を動かしなさい、ということです。この解消法自体はしてみてもいいでしょう。ただし疲れ目対策は、目を閉じて息を吐き、目をひんむいて鼻で息を吸いながら頭頂部をこぶしで小刻みにたたくというマヌケなもの。オフィスでする勇気がある人はどうぞ。


それでも肩コリが解消しないと言うスリムでカワイイ、ナイスバデーなおねいさんは、勝負パンツをはいて近所のドブ掃除でもしてなさい。