今回は健康問題ではなく、いつもなら更新しないのですが、
更新期間が開いてしまうので無理やり更新します。
内容はいつもの展開を想像したものです。
「カラアゲの恐怖」
「21世紀、全人類が待ち望み、地球的に見ても救世主と期待されるスーパーおかず、それはカラアゲ」
というナレーションで始まった今回の導入。
続けてナレーション
「カラアゲを食べないと人類存続の危機が!!!」
ここでいつものように数人の街頭インタビュー。
A:「カラアゲ?食べてますよ」
B:「好きです、毎日食べてます」
C:「たまに食べるけどおいしいです」
ナレーション
「なんと日本人の83%がカラアゲ不足である事が判明!」
ここで専門家の登場です。日本テンプラ大学、鶏肉部、カラアゲ学科、庭鳥博士の登場です。博士曰く「カラアゲにはカラアーゲンという成分が含まれていて、これが大麻、覚醒剤、脱税、覗き、盗撮の予防に最適で、社会性を高める効果があるんです」
ここでスタジオに切り替わりました。堺正章をはじめ全員がニワトリの着ぐるみを着て登場です。
菊間アナ
「ということで今日も色々なニワトリをお飼いのゲストの皆さんです」
サッチー
「あら、あたしはね、タマゴなんてもらってないわよ。もらってないから領収は書けないわ。ハワイの遠征でもタマゴをもらったりしてないし、野球チームでもタマゴなんてもらわないわよ。タマゴがどうしたって言うのよ〜。ニワトリはわたしの頭の中で飼ってるのよ。ガチャリ(手錠)」
突然乱入した浅香光代
「あたしゃーね、納得いかないよー。タマゴなんてさ、あいつが勝手にもらってないっつってるだけで、もらってるっつってんだよ。冗談じゃないってんだよ。ふんっ」
いしだ壱成
「僕は誰でしゅか?僕はタマゴは好きでしゅ。タマゴは前から食べてましゅた。タマゴを食べてはいけましぇんか?ガチャリ」
三田佳子の次男
「地下室でタマゴパーティーなんてやってないよ。巨乳タレントなんて来てないし、そこでタマゴは食べたけど、お母さんに見つからなかっただけだよ。前にもタマゴを食べたけど、どうしてもタマゴをやめられないんだ。ガチャリ」
マーシー
「う〜ん、ミニにタコ。う〜ん、フロにビデオ。う〜ん、ヘロインにあへあへ。う〜んう〜ん、覚醒剤を隠せい、なんちって。ガチャリ」
「カラアゲ驚異の未知なるパワー」
ここで海外取材です。アフガニスタンに飛んだスタッフが道行く人にインタビューです。
「あなたはカラアゲを食べてますか?」
「食糧がないってな状態でカラアゲなんて食えるかってんだ」
ナレーション
「なんと全地球的にカラアゲ不足であることが判明」
ここでアフガンカラアゲ大学、ニワトーリ博士が首を前後に振りながらのコメントです。曰く、
「コーッコッコッコッコッコケーコッコ」
ナレーション
「どうやらカラアゲ不足は深刻なようです」
「カラアゲの効果」
ここで実験です。カラアゲ不足の男女3人で前代未聞のカラアゲツアーに出発です。この実験はカラアゲを食べる3人と食べない3人で、血中カラアーゲン濃度がどうなるかを調べました。
その結果、カラアゲを食べた3人は血中カラアーゲン濃度が高く、食べない3人は濃度が低いので生きてはいけないことが分かりました。
ナレーション
「さらなるカラアゲ不足で人類滅亡の危機が!!!」
菊間アナ
「カラアゲ不足は生きてはいけないということを見ていきますと、いつ食べるかっていうことが重要になるということで、まその、いつやるかについてはまだまだ科学の最先端でも分かっている事が少ないと・・・」
「カラアゲ不足解消法」
ここでカラアゲ不足の解消法の紹介です。名づけて「ニワトリ体操」
@直立状態から上半身を45度前に傾ける
A両手を出来るだけ背中側にそらす
B両膝を曲げゆっくり右足から歩み出す
C右足1歩につき首は前後に2回動かす
D左足も同様1歩につき2回首を前後させる
Eこれを早足で繰り返しながら首の前後に合わせて叫ぶ
コケーコッコ、コケーコッコ、コケーコッコ
F時々立ち止まって空に向かって大声で叫ぶ
こぉ〜けこぉっこ〜〜〜ポン
ここでスタジオでの実食。
カラアゲを食べたヒロミがひとこと。
「これうめーよ」
下のテキストは実は今回のタイトルが「カラアゲ」とわかってから
少しずつ書いたのですが、上のテキストを思いついたので、ボツにする予定でした。
でも、もったいないので公開します。はっきり言って面白くありません。
今日はクリスマスイブです。
タイトルのカラアゲはどうでもいいので、
クリスマスにちなんだお話をひとつ。
クリスマスとはバレンタインデーをしのぐ、1年で一番熱い男女の一大イベントである。クリスマスを一緒に過ごすかどうかが交際の深さを測る目安と考えても良く、またこれから付き合うことができるかどうかの駆け引きのイベントでもあるのだ。そんな一大イベントに男性は並々ならぬ努力を影でしているものである。レストランの予約にはじまってホテルのスイートルームの予約、プレゼントに何が欲しいかをさりげなく聞き出すなど、この日の為にかける労力とお金は大変なものだ。そんなクリスマスの思い出を回想してみよう。
もう15年も前の話である。当時付き合っていた留美とは初めてのクリスマスを迎えようとしていた。そんな留美とは付き合い始めて半年が経つのに、デートをしても手をつなぐだけという純真な付き合いだったのだ。留美は二十歳のOLだがそれまで男性と付き合ったことはないと言い、厳格な家庭に育ったから当然といえば当然だったが、お互い深い関係にはなかなか発展せずにいた。
当時大学4回生だった俺は就職活動や卒論で忙しく、月に数回しか留美に会えなかったがそれが何よりも楽しみだった。しかし留美の両親は外泊など許してくれるはずもなく、帰る時間が夕方6時と恐ろしく早かった為に、いつも夕食を一緒に食べる事もなかったし、もちろん飲みに行くことなど一度もなかった。それでも俺が我慢できたのは留美の屈託のない笑顔とやさしさに惹かれていたからだった。
そんな留美とのクリスマスをどう過ごすかについて俺は毎日考えていた。外泊は無理だし帰る時間は早い、となると昼間のデートしかなかったのだ。なんとか帰る時間だけでも遅くする方法を留美と一緒に考えたのだが、男女交際すら許さない父親にデートなどと言えば頭ごなしに反対されるのは目に見えていた。そこで友達の洋子にアリバイを頼み、年に一度のクリスマスパーティーを洋子の家で開くということにして、留美は洋子に招待されたという案を思いつき、さっそく洋子にお願いしておいた。
洋子には留美の家に電話をいれてもらい、電話口で留美の父親に替わるという念の入れようであった。逆に言うとそこまでしないと許してもらえなかったのだ。これでなんとかクリスマスのイベントが出来ることになったのである。さっそく新神戸オリエンタルホテルのスイートルームを予約し、そこの36階にあるシュールレゼールというスカイレストランも同時に予約した。このホテルから見える夜景はすばらしく、スイートルームもさることながら窓際の席が予約できたのはクリスマスまで1ヶ月と迫ったこの時期では奇跡的なことだったのだ。それだけ幸運の女神は俺たちに微笑んでいるようにも思えた。
アリバイを完璧に作り、当日外泊は出来ないまでも夜12時までに家に帰ればよいという、これまででは考えられないシチュエーションに俺は毎日指折り数えてその日を待った。待っている時間はとても長く感じるものだが、不思議とあせりはなかった。クリスマスのプレゼントもティファニーのオープンハートに決め、それを買う為に朝5時から市場でのアルバイト、昼間は就職活動、夜は宅急便の集配センターでアルバイトと、寝る間を惜しんで資金を作った。そしてようやく資金が出来た俺は留美とのデートでさりげなく指輪のサイズを聞き出した。
全てがうまくいきすぎて怖いぐらいであったが、それもこれも俺と留美を引き寄せる運命の糸のような物の存在のおかげだと当時は信じてやまなかった。クリスマスまであと一週間と迫ったころ、俺は留美にホテルやレストランを予約してあることを告げた。もちろん留美は嫌がるはずもなかったし、小躍りして喜んだ。だが喜んだ後すこしうつむいて考えるそぶりを見せた。おそらく男性経験のない留美のこと、キスもしていないのにいきなりホテルはさすがに動揺したに違いない。しかし覚悟は出来ているように、その時は思えた。
そうして1週間はあっという間に過ぎ、クリスマス当日を迎えた。夕方6時に俺は待ち合わせの阪急三宮駅にいた。しかしそこに留美の姿はなく、なぜか洋子が佇んでいたのだ。今日は洋子もデートなのだろうか、こんなことを考えていたら洋子が俺を見つけたらしく、なんだかいぶかしげな表情で小走りに近づいて来た。留美になにかあったのだろうか。そんな嫌な予感は見事に的中した。洋子は留美から預かったという手紙を俺に差し出し、じゃあと短く言うとそそくさとその場を離れていった。
俺は留美の手紙を受け取ると待合室のすすけたベンチに座り、半ば絶望感に打ちひしがれながら封を切り手紙を取り出した。そこには「今日はごめんなさい。いつものとこで待ってるから」とだけ記してあった。それを見た俺は駅のホームを早くもなく遅くもないペースで歩き、改札を抜けタクシー乗り場に向かった。そこで1台の小型タクシーに乗り込み行き先を告げ、シートに寝そべるように腰掛けた。
5分ほどで目的地に着くと俺はふらふらと見慣れた通りを歩き、見慣れたドアをくぐるとフロントの男性が俺に話しかけた。「いらっしゃいませ、ご指名はございますか?」俺はうめくように言った「る、留美ちゃんお願いします・・・」。フロント越しに見える後ろの壁には「本番行為厳禁」の張り紙が・・・
注)この物語は全てフィクションですが、ホテルとレストランは実在します。ただし行ったことはありません(泣)