現代人にプチヘルニアが増えているのだという。
このすっとこどっこい。
「新発掘の原因」
今回のテーマは98年1月にも取り上げた「腰痛」です。前回は筋肉のコリを中心に解説したらしいのですが、今回は、どこでどう調べたのか「現代人の8割は腰痛持ちだ」という腰を抜かす程の数字で椎間板ヘルニアについて脅してました。まあ、腰痛は二足歩行の人間の宿命でもあるのだが。
続いて背骨と背骨の間にある椎間板はクッション役であり、猫背や前かがみを続けると椎間板が変形し、しまいにゃ髄核が飛び出て椎間板ヘルニアになるということです。これは新発掘でもなんでもないのですが、現代人に多いという根拠が12人中11人にヘルニア一歩手前のプチヘルニアが見つかったからだと捨てネコは言う。おい、ネコを捨てるなよ。
そしてプチヘルニアなのか筋肉疲労なのかは自分で判別不可能だが、片足だけ冷えるとか足先の感覚が鈍くなる、末期でしびれが出るとかならプチヘルニアだそうです。しかし番組に出てきたMRI画像を見るとプチと言うよりヘルニアじゃん。ちなみに足まで痛みが広がるのを坐骨神経痛という。
さて、スタジオでは整体師によるゲストへの触診が行われてましたが、すぐに口元を手で隠すオカマの山咲とおるは4箇所のプチヘルニアとMRI画像で判明していました。すぐにくねくね身体をくねらすからじゃ。でもMRIなどで診断が簡単になった結果症状の軽いプチヘルニアも沢山見つかるのかもね。
「猫背の対策」
一度ダメージを受けると再生しないのが椎間板なのだということで、猫背の人はいわゆる「いきむ」と上昇する腹腔内圧が低いのだそうです。いきむ行為というのは屁を出す時やウンコする時にするのですが、内圧をあげるのは腹筋群や横隔膜であって主役じゃないだろうに。
話はそれますが、時にお腹の調子が悪くてガスが多い場合、音がしないように微妙に肛門を緩めてみたらうまく音は消えたのだが、どうもガスが多いのでもう少し力を入れていきんだらプゥ〜っと音が出た、なんて経験はあるだろう。これがいきむということであります。
さて、猫背の原因が腹腔内圧だというこじつけの説明では、2人とも猫背なので腰痛だという夫婦の腹腔内圧を血圧計で測って低いと言っておりましたが、ニャンニャンし過ぎなのだろう。
では、どうすれば解決するかということで、マヨネーズの空をパンストに入れてヘソの位置で結び、そのまま腹式呼吸を大きくすると良いということです。この実験では先のニャンニャン夫婦が行い、腹腔内圧が上がってました。これじゃ猫背は治らんわな。
「出っ尻とお腹ぽってり対策」
出っ尻(でっちり)という呼び方も変なのですが、まずは正しい姿勢だと思って胸をはりケツを出すのは間違いだということで、ウッドペッカーの様な姿勢では腰椎が前に滑るよう移動しヘルニアになるのだそうです。しかしそんなに乳を大きく見せたいのか。
そして「お腹ぽってり」というへなちょこりんな呼び名の肥満者も、姿勢を保つために腰を突き出す格好になるので脊椎すべり症になるかもしれないということです。超肥満者は確かに腰の負担は相当なものだろう。
それにしても「出っ尻」とか「お腹ぽってり」ってのは誰が命名するんだろうか。スタッフが適当に考えておるのだろうが変だな。お腹は「ぽっこり」がイメージ通りだし、ケツは「ぷりぷり」おっぱいは「ぼよよ〜ん」、そして股間は「もっこり」が最適だ。
さて、この2つの姿勢に対する対策は、股関節を柔軟に使えるようストレッチをしようということです。これは別におかしくはないが、本来の姿勢の矯正や肥満解消はどうでもいいのか。まあ、そういうワシは腰痛持ちではないが、さっきやってみたら立位体前屈はマイナス20センチくらいだった。硬いぞどうしよう(´ρ`*)
「ある子のコーナー」
久々にとりあげまするこのコーナー、腹が出てきたのでなんとかしたいが腰に負担をかけずに腹筋運動をするよい方法がないか、という百貫デブのおばさんが養豚場から番組に手紙を出したのだそうです、ブヒブヒ。しかし腹筋運動で腹がへこむと一般には思うのだろうなぁ。
で、その方法は身体を後ろにそらせて鍛えるというものですが、腹を凹ませるためにヘコヘコ腹筋などしても焼け石に水。腰に負担をかけないで腹の脂肪を減らしたいのなら毎日エアロバイク30分とエサの食いすぎを止めることだ。
「番組総評」
腰痛は確かに日常でよくある症状のひとつではあるけれど、番組の言うようなプチヘルニアなる造語で一般人を脅すのは誠に感心しない。そのままだと手術になるとか再生しないだとか、特に悪化した人達を引き合いに出してどうしたいのかさっぱりわかりまへん。
それに、大した症状でもない人が番組見て腹圧トレーニングやストレッチをするかは甚だ疑問ではありますし、本当に日常生活に支障があるような腰痛持ちの熱烈視聴者は半狂乱で番組見ただろうに、あまりの内容のしょぼさに期待を裏切られたって感じでしょうか。
これは言うなれば、女だらけの水泳大会でポロリを待っているようなものであり騎馬戦が始まるとまばたきひとつしないで食い入るようにテレビを見つめるお父さんに似ておるが、見てみたら男だらけの水泳大会でタマキンポロリを見てしまった、そんな心境なのかなと。
ということで、日頃から正しい姿勢を意識したり腰に負担がかかる状態を避けたり、腰に不安があるならば自前のコルセットである腹筋を鍛えたり肥満ならダイエットをしたりしてみよう。もちろん痛くてかなわん人は病院へ。
では正しい姿勢をしてみましょう。準備はいいですか皆さん。きおつけ!右へ習え!直れ!休め!直れ!前へ習え!小さい前習え!きおーつえけぃ! 礼