痩せない体質改善SP

新年早々何にも役に立たないスペシャル版。
90分も使う意味ないじゃん。

「1000人アンケート」
過去8年の医学データと専門家のネットワークがどうちゃらこちゃらと、新年早々の大風呂敷から始まった今回は90分スペシャルです。過去何年放送しようとお遊びで積み重ねた実験データ(データというのもおこがましいが)というものは医学的には何の意味もなく、銭で動かし作為的に使われる専門家の意見も番組に有利になるよう恣意的に使われており全く参考になりはしない。


そんなゴミのような似非知識を世間に広めながらも一種の社会現象にまでしてしまう番組の影響力は認めるが、反面それを利用した詐欺まがいの悪徳商売に利用されておるのもまた事実。こんなウンコ番組なんて踏んづけてぺちゃんこにして蹴っ飛ばしてギッタギタに刻んで粗大ゴミで出すくらいに何の役にも立たん。


さて、能書きはこれくらいにしておいて、ない知恵を絞って作った肥満予知の50の質問をなんと1000人に実施したのだそうです。「主にネットを使って集めた」というナレーションからも伺えますが、1000人は演出のためのウソだろう。なぜなら、そんなご大層なこと言った割には一番メインに来るべきアンケート結果をカエルのションベン程しか示さず、ゲストとあるある会員の数字だけでわいわい遊んでたからです。やっはりお正月ですな。



「肥満予知」
ここでは「ダイエット経験」や「幼少期」、「現在の自分」と10項目ずつ計30の質問があったのですが、全て書くのは大変なので省略。質問項目の中でもゲストやアンケートに該当者が多かったのは、「食事抜きのダイエットをしたことがある」、「下半身がなかなか痩せない」、「身体を動かすのは長続きしない」、「ご飯を残すとしかられた」というもの。


そんな質問はどうでもいいのですが、面白いのは「現在のあなた」というテーマの質問に「あるある流健康法を試した事がある」という項目があったことで、とにかく該当すれば将来肥満になるということなのだから、「ご自由にお持ち帰りください」と書いてあるので持って帰ろうとしたら「この泥棒ネコめ」と言われるようなものである。自らダイエット法を散々提案しておきながら、あるある流を貫けば将来肥満になるというこの矛盾。ぶぶっ。


そして痩せない体質の改善法は、首筋や肩甲骨付近に多く脂肪を燃やす働きがある褐色脂肪細胞を活性化させることで、具体的な方法は去年の「皮下脂肪」の回に登場した温冷シャワー法。そんな簡単なことで脂肪が減るのなら世話ないわな。かえって高齢者なら急激な血圧変動で血管切れてまうかもしれんぞ。もちろん効果なんてナシ。



「太る性格」
太りやすい性格があるということで、空腹でもないのに食欲が増す、それは巷で言われる別腹だということです。原因は満腹感が遅い「早食い」、満腹でも目の前にご馳走が並ぶと食ってしまう「視覚と過去のおいしい記憶の合体」、残さず食べないとしかられるという「幼少期の記憶」、そして食うことでの「ストレス解消」だとのこと。


痩せようと思ってもつい食ってしまうというのは性格だとかそういう単純なものではないだろう。なぜかと言うと、満腹を感じるのは脳でのブドウ糖の量であって食後の血糖値の上昇を感知し「余は満腹じゃ」となる量には個人差があるのだから、少量で満足する人もいれば沢山食べないと気が済まないバキュームカーもおる。性格じゃなくて満足度の個人差だ。


よって、早食いは確かに満腹を感じるのが遅くなって食べ過ぎてしまうのであるが、視覚や幼児期の記憶やストレスやヘッタクレやクソッタレだというのは性格ではなく間接的要因であり、食べ物を見ると食いたくなるという生きる為の本能の部分が直接的に関わっているとも思うのだ。その前に、手当たり次第むしゃむしゃ食う人は痩せようなんぞからっきし思ってないのだろう。


そして対策は、何を食ったか書き出し意識を改善するということです。しかしそうなると、「赤ちゃん」の回で、3歳までで性格は決まってしまい「後天的に変えずらい」と自ら放送した内容をまたも反故にしたようなものではある。なので、太る原因は性格だとはとても言えまい。書き出す方法はガッテンのパクリだけどもいいとは思うけどね。


ということで、個人差はあるにしても「食べる量>消費する量」というバランスの崩れ以外に太る原因はない(病気は除く)という根本的な要因をものの見事にはずしておいて、正月から50項目も下らない質問にぽんこら付き合わされた視聴者が哀れではある。このクソ寒い時期に毎晩冷たいシャワーを浴びる肉だんごの姿が目に浮かぶってもんです。


さてさて、登場した質問の中で「ブタ、デブ、ジャイアンなどのあだ名で呼ばれたことがある」というのはごくごくありがちなことで、他にも、トド、ゾウアザラシ、マンモス、家畜、豚子、豚マン、果ては相撲部などと呼ばれた経験があるというアンケート結果が紹介されてました。今考えるとヒドイあだ名で呼んでいたものだなぁ。


その中で注目すべきは、というか勝手に注目してみると、「マグロ」と呼ばれたというのが出てましたが、これは「太っているイメージ」というよりはむしろ、いや、その〜、ゴホン、え〜、ベッドでのマグロは勘弁願いたいものである。皆様本年も当サイトをよろしくおねがいします。