ダイエット総決算SP
今年のダイエット旋風を巻き起こした、
酢・豆乳・寒天の効果的な摂取法があるという。
でも中身はぐちゃぐちゃだ。
8つの質問
以前放送して「痩せる」と言い切った、酢・豆乳・寒天の3品ですが、毎度ながら番組には視聴者から「痩せないぞ」という苦情が殺到したようで、今回はその尻拭いが主旨の模様です。相も変わらず自分で言っておきながら、ちゃぶ台をひっくり返し、痩せないのは方法が合ってないからだ、つまり視聴者が悪いのだとこのアホンダラは言う。「お邪魔しまーす」と友人の家に遊びに行ったら親父が出てきて「邪魔するんなら帰れ」と言われるようなものである。
さて、8つの質問の内容は割愛しますが、前半4問に該当するのが多いと基礎代謝低下やクエン酸回路の機能低下で、後半4問が多いと脂肪の燃焼不足なのだとか。だから自分に合ったのを食べないと痩せないとこのバカタレは言うのですが、今まで全て反論してますように、その理屈などは端から全部通用しない。
しかしこれだけでは内容的に薄いので、バツグンの組み合わせが登場しました。その内容は、まずは酢+豚肉だそうで、豚肉のビタミンB1がクエン酸回路を活性化するのだそうです。何度も書いてきましたが、不足してない栄養素をプラスしたところで過剰に働かないし、そもそもクエン酸回路の機能が低下するということは、それはすなわちすでに死にかけなのだ。
続いての登場は、豆乳+黒豆。なんでも黒豆豆乳を飲めばアントシアニンが血流量をアップさせるので基礎代謝があがるのだ、と、よくもまあこんな後だしジャンケンが出来るものだこと。少々血流が増えたところで基礎代謝のアップなぞ望めませんし、そもそもアントシアニンにそのような効果などない。これもボツ。
最後はトコロテン+青海苔で、これはMgが多く、これを組み合わせると糖分や脂肪分を吸収させないで排泄されるのだそうです。確かにMgには腸内の水分を増して排泄を促す作用があるが、普段快便の人が青海苔で下痢することもないだろうことからすると、排泄という仕組みは合ってはいるが作用を説明できるだけの量が絶対的に足りてない。
実験に関しては毎度毎度いいかげんなこと極まりないので簡単に書きますが、以前あるあるの被験者だった人からメールもらった内容に、経過が思わしくないと食事制限の要請をされたり、カロリーブックをもらったり、約束の期限を延長したりと、とにかく偽装工作に走り回るのだそうですから、結果の信憑性は言うまでもなく限りなくゼロ。大変申し訳ないのですが詳しくはそれぞれの回のテキストを参照してくれたまえ。
さて、第2部として登場したのはアメリカのスポーツ医学の権威である、クレーダー博士です。無酸素運動と有酸素運動を組み合わせると脂肪燃焼効果が高まるのだと以前も紹介があったのですが、無理しない程度の運動をしないと、日ごろゴロゴロしてる人がいきなり開始したら重い体重とあいまって関節を痛めるかもしれません。これはほどほどに。
そのクレーダー博士の推薦で登場したのは栄養学の権威だという裏庭でお茶を飲むような名前のティーガーデン博士。この博士の理論にはおったまげました。運動と乳製品、しかもヨーグルトのカルシウムをたくさん食べると、脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化させるのだとか。
リパーゼを活性化させるということは、血液中もさることながら、食べた脂肪の分解を促す=消化吸収させやすくするということからすると、これは逆効果なんでないかい。まあ、Caをたくさん食べても痩せはしないが、博士の提案では毎食300gを食えというイジメ以外の何者でもない方法でしたが、こんなに食ったら他のものがまともに食えん。じゃあということかどうかは知らんが、番組では120gのプレーンヨーグルトとスキムミルクなら同じ効果だとのたまってました。
しかしスキムミルクは意外にカロリーがあり20gでも70Kcal、ヨーグルトは120gで約70Kcalとなり合計で140Kcalを毎食プラスするわけだ。ただ、食前に食べればそれだけで腹を膨らませることになるので食事制限&Ca補給として見るのならいいかもしれないが、どっちにしても動かんと脂肪は燃えないわな。クレーダー博士の理論と同じことなのだけれど。
今回は以上ですが、面白かったのがCMです。またいつものように毎回エコナとヘルシアのオンパレードかと思いきや、なんと1回こっきりで後はビオレやハミングなどの関係ないCMばかり。以前テキストで指摘したことが、今回は見事に修正されてます。花王の関係者はやはり見ているのだろうか。しかしこりゃたまりませんな。がっはっは。