2001年の1月に発売された20世紀を代表するスタープレイヤーと
21世紀のスター候補301人の詳細なデータと解説付きで紹介して
いる別冊です。
選手のフルネームから始まり、ニックネーム、国籍、生年月日、
出身地、ポジション、身長、体重、所属クラブ、代表デビュー、
代表出場数、W杯出場、タイトルなどの詳細なデータ。
ペレやクライフなどのビッグネームには1ページ丸ままその選手
に割かれ、さらに半ページ、4分の1ページと選手の格によって
取り上げ方の大きさが異なります。
選手の写真もあり、そしてその解説はまさに名文と呼ぶのに
ふさわしい素晴らしい内容です。
一番最初のアデミールの解説文は
飛びぬけた身体能力を備え、スピードがあり、テクニック、シュート力
にも優れ「すべてを備える選手」と言われた。
特にキックのパワーは両足とも強力で伝説的に語り継がれる。
1950年に地元で開催したワールドカップのヒーローであり悲劇の
主人公の1人。大会を通じて9得点(7点とする資料もある)を挙げた
アデミールは、大会の得点王となり、どんなメディアが選ぶベスト
イレブンにも選出された。
しかし、優勝を義務付けられたチームにあって、事実上の決勝戦と
なった2次リーグ最終戦のウルグアイ戦に敗れ、優勝をさらわれて
しまう。
アデミールにとってのハイライトは2次リーグのスウェーデン戦。
17分に先制ゴールを挙げると、36分にも追加点を決め、後半にも
52分、54分と1人で4ゴールを挙げて7−1の完勝の立役者となった。
続くスペイン戦でもアデミールは2ゴールを挙げ、6−1と勝った。
この2試合の大勝が、ウルグアイ戦の敗戦につながったのはあまり
にも皮肉だった。
クラブ・レベルではバスコ、フルミネンセで、5回のリオデジャネイロ
州選手権優勝に貢献している。
円盤人さんの名選手伝説にも劣らない解説は読んでいるだけで
生きいきとその選手の息吹きを伝えます。
ちなみにアデミールは4分の1ページの選手です。
サカつくシリーズで過去の名選手が新たに架空選手として追加
される時の元ネタの1つになっていることは間違いない別冊です。
現在入手は困難ですがネットオークションや古本屋などで見かけた
時は迷わず買われることをお勧めします。
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