やんちゃぼ−和久実村FCのキセキ
高田靖彦著 1〜2巻以下続刊 小学館
  
   
北陸発、国立行き。平成蹴球浪漫!!

   サッカー界のスーパースター・小茂田登は、W杯最終予選の
   突破を決めた直後、突然現役を引退してしまう。

   そして、向かった先は福井のスイカ畑。
   しかし、この小さな村から新たなサッカー伝説が始まる…
   
   掲載誌が「ビッグコミックスペリオール」ということで知名度は
   イマイチ低いようですが、今現在連載されているサッカー漫画
   の中ではイチオシの作品です。

   連載は2007年2月に終了して、単行本化待ちです。
   
■ 作品紹介

小茂田茂は若い頃から勝利への「案内人」、“guia(ギア)”コモダ
と称されて来た、日本代表の顔とも言えるスーパースター。

スペインでプレイするようになってからは世界的な評価も高くなり、
コモダと組みたいと他チームから移籍して来るFWまで居た。

2005年6月、ドイツW杯最終予選突破を決めた直後、記者会見を
開いた小茂田は「サッカーでメシを食う生活はオシマイ」と引退を
発表する。

突然の、そして30歳という年齢での現役引退に日本中が驚く中、
小茂田は1人息子の燈(ともる)を連れて姿を消した。

1ヵ月後、小茂田が姿を現したのは福井県の和久実村。

市町村合併で「和久実」の名が消滅しそうな村のスイカ作り名人
タキの家を訪れた小茂田はタキ以上のスイカ名人として村の人間
となり、和久実村を息子の故郷にしてやりたいと話す。

スイカ作りを教える代わりにタキが出した条件とは自分の手伝いを
する為にサッカーを諦めた孫、倖男にもう一度サッカーをやる気に
させることだった。

タキの条件を受け入れた後、和久実村の幼稚園に勤めている妹、
ふみえの家を訪れた小茂田は突然の現役引退の理由を話す。

小茂田がスペインに単身赴任している間、妻の瑛美は育児ストレス
のはけ口を酒に求め、その影響で燈は「愛情遮断症候群」になり
成長が止まってしまっていた。

自分に出来る事は妻を実家で休ませ、息子と一緒に暮らせる親父
になることしかないと考え、和久実村にやって来たのだった。