■ 日本代表vsイラク代表in国立競技場 2004.2/12
当日券が出るという話を聞いて行って来ました。
観客は38600人だそうです。
イラクの復興を願うというマッチメイク自体がかなり政治的なものでしたが試合前
にも色々なセレモニーがありその色を一層強く感じました。
イラク選手団の来日、滞在費は全て日本側が持ち、テレビ局のクルーも招待して
イラクで中継を行うという話でした。
またイラクの子供たちへのボール1200個、その他にもシューズ、ユニフォームなど
の贈呈もアナウンスされていました。
試合前にはウルトラスがマイクで「イラクに対するブーイングは一切行わないように」
と触れ回っていました。
スタンドからは「大量得点差の試合になったら自衛隊がテロに遭うんじゃないか」と
囁かれるなど試合前からそれ程点差が付かない「良い試合」になるような雰囲気が
漂っていました。
またイラクでテレビ中継される為か「こんな素晴らしいピッチで戦えるなんて嬉しい」
と選手が言っていたようにサッカーをプレイすることを楽しめる為かイラクの選手の
モチベーションは非常に高かったように感じました。
試合が始まって感じたことはイラクは非常に日本を研究していたということでした。
左サイドの三都主の裏とセンターバックの宮本と坪井の高さへの不安を徹底的に
狙う戦術を取ってきました。
三都主のサイドを突破してクロスを上げCBに空中戦を挑み続けボランチやCBが
左サイドのフォローに来て中央が空くとそこにスルーパスを通して来る戦術に
日本は苦しめられました。
ボランチが下げられ攻撃の方にも影響が出ていた前半でした。
後半は柳沢のゴールで先制しましたが前半と同じく左サイドを突かれて危ない
シーンも何度と無くありました。
さらに三都主のゴールで2−0で試合は終わりましたが「親善」と言う意味では
これ以上ない試合結果でした。
イラクの人々も楽しんで中継を見れたと思います。
イラクは戦前の予想とは違い良いチームでしたがそれでも少し研究されただけで
あれではアジア1次予選はともかく最終予選は思いやられます。
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