■ サガン鳥栖vsアビスパ福岡in鳥栖スタジアム 2004.9/04


アビスパ福岡との九州ダービーを観戦する為に鳥栖スタジアムに行って来ました。

「鳥栖スタジアムに2万5千人集めようキャンペーン」を展開して大々的な観客の
増加を図った成果か鳥栖スタジアムには9565人という大勢の観客が訪れました。

普段の観客動員数は2500〜3000人程度ですので9565人という数字がいかに
大きいかが分かって頂けると思います。

僕も前売りで購入したプレミアシートで家族で観戦しました。

試合開始1時間半程前に到着し、持ち込んだお弁当を食べながら時間を潰して
いましたが、試合前の練習が開始されたので一番前の席まで降りて行って間近
で選手たちを見ていました。

サガン鳥栖のマスコット「ウイントス」くんがピッチの周囲を一回りして挨拶をして
いましたがさすがに悪名高きアビスパ福岡サポーター、ウイントスくんに向かって
「焼き鳥にしてやるぞ」と悪態を付く始末です。

天気は何とか持ちそうかと思っていましたが試合開始の時間辺りから細かい雨
が降り始めました。

鳥栖のスタメンが発表されましたが前節川崎フロンターレに5−0で大敗したこと
から心機一転する為かスタメンに21歳の羽畑や19歳の高橋を起用して来ました。

その起用が当たって前半からサガン鳥栖は全員で激しいプレスを掛けて福岡に
満足にプレイをさせません。

特に前述の2人は献身的に前線からプレスを掛け続けてアビスパの選手にミス
を誘発させ、ボールを奪っての速攻を仕掛けます。

先制点は鳥栖の流れの時間帯の25分に福岡のコーナーキックのクリアボールが
竹村に渡り、速攻からスルーパスを受けた伊藤彰がGKとの1対1を冷静に決めて
奪いました。

その後もサガンは攻め続け、相手のパスを奪っての速攻でパスを受けた羽畑が
GKの頭を抜く見事なループを撃ち、ボールは無人のゴールへと吸い込まれて
行きましたが強くなって来ていた雨足の影響かボールが思ったより跳ねず、福岡
DFに追い付かれて間一髪でクリアされてしまいました。

その直後のコーナーキックでもDFの朝比奈がヘッドを見舞いますが福岡のGKの
ファインセーブで惜しくもゴールを奪えません。

前半終了間際には福岡も両サイドを使って攻めて来ていましたがチャンスらしい
チャンスは作れず、前半は完全なサガン鳥栖ペースのまま終了しました。

福岡のチャンスと言えば鳥栖のGK富永が6秒以上ボールを持っていたと審判に
見なされて間接FKをエリア内で取られた時くらいでしょうか。

サガンでは前半はボランチの本橋が非常に攻守に活躍して特にタメを作ってから
の展開には素晴らしいものがありました。

横浜FMからレンタルで来ている選手ですが「中村俊輔2世」と呼ばれていたのも
納得の良い選手です。

後半ビハインドのアビスパ福岡は195cmの大型FW太田を投入して191cmの増川
と組ませて点を奪いに来ます。

二人はその身長もですが太田が86キロ、増川が92キロと横にも大きい選手で特に
増川の方は太り過ぎな印象すら受けました。

福岡はツインタワー目掛けて放り込むサッカーを仕掛けて来ましたが鳥栖のDFも
朝比奈を中心にしっかりと対応してゴールを許しません。

高さは脅威になるものの大型選手の宿命かスピードや足元の技術は素人目にも
太田と増川は乏しく見え、 福岡の特徴とも言えるサイドアタックが減った為攻撃は
単調で逆に守りやすくなったような印象すら受けました。

また技術とスピードが無い為かファールも多く特に後半も時間が進んで来ると福岡
のチーム全体がプレイが荒くなり、鳥栖の選手は何人も倒れ、中には夥しい流血
で交代を余儀なくされる選手まで出て来てしまいました。

プレイに全く関係ないところでの肘うちなどの悪質な物に対しても審判はファール
を取らず、スタジアムでは審判に対する怒号が飛んでいました。

鳥栖は後半は全体的に押されていましたが時折鋭いカウンターから福岡ゴール
に迫り、特に後半終了間際には決定的なシーンも迎えましたが相手GKのセーブ
に弾かれてしまいました。

ロスタイム表示が行われず5分近く経っても試合が終了しないので再び会場は
審判に対するブーイングが捲き起こりました。

長いロスタイムが終わり鳥栖は9試合ぶりの勝ちを9565名のホームのサポーター
に報告することが出来ました。

最後までサガン鳥栖の選手全員意識を切らさずボールを追った結果の勝ち点3
で後半途中で足を痛めたFWの羽畑もロスタイムに交代するまでボールに対する
プレスを掛け続けていました。

試合後ホームのサポーターに鳥栖の選手が挨拶に来ましたが九州ダービーの
勝利に大盛り上がりでした。

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