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>投稿者名/メッセージ番号
「カトリック」と「カソリック」
> nagoiku7519/3210
きふぃみさんがおっしゃっていたような、講義を受けた師匠がそう慣例的に使っていればそのまま受け継いでしまいがち、というお話。「カトリック」を思い出
しました。ちょっと違うかも知れないけど。人によって「カトリック」「カソリック」と違うでしょ?多分後者の呼称を使われている方は、さっきの古典の先生
が「光源氏」を使わないのと同じような方なのかな、と思って(書いてて、うーん違うケースかもと思ってきた)。でも、日本では「カトリック」で通用するん
だからいいじゃん、って思っている人も多いと思うし。諸外国で「カトリック」と言うと笑われると聞きましたが…。
どーでもいいけど「カトリック」と「カソリック」って発音する時アクセントが違うのは私だけ?」前者は「ト」に、後者は「カ」に置いてしまうわ。なんとなく。
(2004/10/27)
> racchann/3225
私見を述べます。学術的な根拠はなく「私はこう思う」って話ですが。
>人によって「カトリック」「カソリック」と違うでしょ?
>多分後者の呼称を使われている方は、さっきの古典の先生が「光源氏」を
>使わないのと同じような方なのかな、と思って
これは、どちらかが間違っているということではなくって、
単にカタカナ表記の違いだけではないでしょうか?
英語表記すると「Catholic」ですので、そのthoの部分をカナ書きするときに
その人の耳にどう聞こえてどう書き取ったか、の差では?
このthの発音、ネイティブでもいろいろで、
私の耳では「タチツテト」としか聞こえない発音の人もいます。
(サンキューがタンキュー、キングアーサーがキングアーター)
それでも、Sで始まるサシスセソよりはthで始まるタチツテトの方が
ずっと正確なネイティブぽい発音なのだそうです。
だから、Ca“so”licと発音するほうが笑われそうな気はします。
または、もっとひどくなるとCasoricとかね。
(英語っぽくしようとするあまりラ行が全部Rの音になっちゃう人は初心者に結構多い。)
笑われるというより日本人の英語に慣れてない人には通じないかも・・・。
あ、ちなみにアクセントは「カ」につきます。念のため。
カタカナ表記と言えば、私は小2の時に英会話スクールに通い始めたんですが
当時は当然英語を書くことはできなかったので、習った歌の歌詞を
ノートにカタカナで書き留めていたんです。
たとえば、こんな感じ↓
ワンリル トゥーリル トゥリィリルインジャンズ・・・
大人、いやもう少し大きな子供なら、きっと
「ワンリトル ツーリトル スリーリトルインディアンズ」
って書くと思うんですけど、先入観やカナ表記の知識があまりない状態で
「耳に聞こえたままの音を書き取る」とああなったわけです。
なので、カトリックもカソリックも昔キリスト教が日本に来たころ、
ある人は「カトリック」と書き取り、ある人は「カソリック」と書き取った、
とそれだけなんじゃないかな、と思います。
最初に書いた通りなんの学術的根拠もないんで、大間違いかもしれませんが。
どなたか詳しい方の解説をお待ちしています。
(2004/10/27)
> fotablue/3227
え〜と、私も学術的根拠無しに申し上げます。
カトリックはフランス語系で、カソリックは英語系ってことじゃあいけませんか?
失礼しました〜。(つっこまれる前に逃走)
(2004/10/28)
> nagoiku7519/3228
らっちゃん、ふぉたさん、「カトリック」「カソリック」についてのレス、ありがとうございました!
この2つについて私が訊い
たのは、日本人はなんせ日本語(加えてもアジア系のみ)しか知らないから、「カトリック」と聞き取ってしまったが、本場の方々からすれば日本人が「カト
リック」と発音するとさっぱり意味がわからない。だけど日本では「ト」で広まってしまった。「カソリック」と発音すれば、なんぼか分かってもらえる。だか
ら、日本人が「カトリック」と発音すると笑われる、という感じでした。
日本人が英語圏の国へ行って「コーヒー下さい」と言ってまるっきり聞き取ってもらえないのと一緒だ、と。
多分英語の先生が言っていたような…気がします。その先生かどうかは分かりませんが、thは舌を噛んで発音する、と習いました(もちろんfは下唇を噛む♪)。
その方の結論としては「外国でカトリックと言うと恥ずかしいので、カソリックと言いなさい」という話でした。
私は英語はからっきしダメなので、その辺はよくわからないのですが、ただ、この認識は一応通説なのだとずっと思ってました〜(笑)。
そっか、「ソ」の方が笑われるかもなのかあ(ぐしゅぐしゅ)。
ふぉたさんのおっしゃるのもナルホド!確かに英語圏とフランス語圏の違いというのも大きそうだ!
なんか、前に書いた古典の先生といい、今回の英語の先生(多分ね)といい、ちょっと間違ってコリコリに固まってしまっている先生が多いなあ、私の学生時代って(笑)。それが語学系だけなのが面白いけど。
(2004/10/28)
> kifimikefeme/3232
京都や奈良に住んでいた頃、近所にカトリック教会がありましたが、どこも「○○(地名)カトリック教会」という表札(?)がかかっていたので、そういうもんだと思っていました(^^)
らっちゃんのご指摘通り、確かに英語では「カソリック」「カトゥリック」の中間のような発音になりますね。アメリカ英語だと「キャソリック」。
でも、ヨーロッパのカトリック諸国の言語だと、「ト」系が圧倒的に多いんですよ。
fotablueさんの「フランス語系」というご指摘は、そのまま「ラテン語系」に置き換えられますね。
ラテン語(現在でもヴァチカンの公用語の一つ)では、「カトリック教会」は、「Ecclesia Catholica」(エックレシア・カトリカ)となります。
「カトリカ」というのはギリシャ語起源の形容詞で「普遍の」という意味です。
もともと「th」は、ラテン語から見て外国語であるギリシャ語起源の外来語に使われる綴りで、ギリシャ文字「テータ」(Oの中に横棒がある、英語のthの発音記号に似た文字)を転写するために作られたものです。
ラテン系の言語では「t」と同じ発音になります(ゲルマン系のドイツ語もこれに関しては同じ)。
…とか言って、なんかエラそうに書き散らしてますけど、私も専門家ではないんですよ(汗)。
ただ、大学の時に趣味でラテン語初級を履修していたので、そのときの聞きかじり知識がベースですから、‘手がかり'程度に思っていただければありがたいです。
ちなみに、主なヨーロッパ諸国語だと、以下のようになります(女性名詞「教会」にかかる形容詞の場合)。
イタリア語:cattolica(カットーリカ)
フランス語:catholique(カトリク)
ドイツ語:Katholische(カトリシェ)
スペイン語、ポルトガル語:catolica(カトリカ)
イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「ト」にアクセントが来ます。
フランス語は、いま手元に辞書がないのでよくわかりません(アクセント位置の原則とかあったはずなんだけど…独学なので忘れちゃいました/汗)。
ドイツ語は…語尾変化によってアクセント位置は変わったような気がする…(第二外国語だったはずなのに、これもウロ覚え/汗)
↑ていうか、なぜにイタリア語・ポルトガル語・スペイン語の辞書が、いま、すぐ手元にあるんだ?私(苦笑)
日本のカトリック中央協議会↓では、「カトリック」の表記を採っています。
http://www.cbcj.catholic.jp/
カトリック中央協議会は、日本のカトリック教会と修道院を包括する宗教法人ですので、こちらの見解が日本における公式見解と言えるでしょう。
語形は「catholic」と英語形でも、読みは「カトリカ」系を採っている、ということでしょうか?
その高校の先生がおっしゃっていたのは「外国で〜」というよりも、「“英語圏の国”で、英語のcatholicを『カトリック』と発音するとバカにされるぞ」という意味だったのでは?
それとも、その先生にとっては「英語圏=外国」だったのかしら…?
英語の「th」(前歯で軽く舌をかんで出す音)の発音を指導するのに熱心なあまり、つい口が滑ってそうおっしゃってしまっただけだと思いたいです(^^;
英語は、今でこそ世界共通語ですけれども、ヨーロッパの歴史を知ると、英語って田舎(失礼!)の言語だったんだなあってしみじみ思い知らされます。
英語と米語の違いもありますし。
(このへん、「マダムとミスター」4巻の「トマト」と「トメイトゥ」の問題ですね)
どこに価値基準を置くか、ということでしょう。
英語はとても有用ではありますけれども、万能ではない、ということですね。
過剰な英語崇拝、過剰な英語第一主義は、ほどほどにしたいものです(自戒を込めて)。
そういえば、長崎に来て間もない頃、こんなことがありました。
私が関西弁のアクセントで話していたら、とある長崎っ子に「なまってるー(笑)」と、ベッタベタの長崎なまり(語尾の「るー」だけ上がる)で言われまして(苦笑)。
「うん、お互いにね」と言い返してやりましたよ、ええ(笑)。
何を基準にして「なまってる」んだか(苦笑)。それを言うなら、理想言語である「標準語」に近いNHKのアナウンサー以外は、東京人だって、実はみんな多かれ少なかれ「なまってる」んだぞー(笑)。
(2004/10/28)
> nagoiku7519/3234
「ソ」と「ト」について、ありがとうございました!納得いたしました。
多分、その話をおっしゃっていたのは中学の時の英語の先生です。どの先生かまではさすがに忘れましたが、私の中学の英語教師はみんな年配の女性でした。きふぃみさんのおっしゃるところの「英語崇拝」の年代にどんぴしゃりな気がします。
>それとも、その先生にとっては「英語圏=外国」だったのかしら…?
うん、これなんだろうな。
もっとも、私も人のこと言えませんけどね(恥)。さすがにこの年になって(しかも一応西洋史を学んでて)外国人を見たらアメリカ人、とは思わなくなりましたけども(笑)。ちなみにうちの方で外国人を見かけたら、まずロシア人です(爆)。
>過剰な英語崇拝、過剰な英語第一主義は、ほどほどにしたいものです(自戒を込めて)。
ホント、私も自戒しなければ。もっとも、崇拝というのは私の場合ないのですが、わりと宗教関係の言語を英語と思ってしまうフシがあるので、気をつけないといけません。
(2004/10/29)
> kifimikefeme/3237
偉そうにウンチク述べておきながら、しっかり書き間違いしてました、私(とほほ)。
ドイツ語の綴りは「Katolische」ではなくて「Katholische」が正しかったのでした。「h」を忘れちゃったよ。とほほ。
<編者>訂正済みです。→Msg.3232
ちなみに辞書での見出し語は「katholisch」です。アクセントは「tho」に来ます。この単語は語尾変化ではアクセント位置は変化しないようです(あの後辞書で確認しました)。
なお、名詞の「カトリック教徒」はKatholik(カトリーク)で、アクセントは「li」に来ます。
(2004/10/29)