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北海道への移住
(1)なごいくの場合 (2)友達の場合 (3)北海道にいる内地出身者 (4)移住へのパスポート
(1)なごいくの場合
私が北海道好きだったのは小さい頃からなので、移住の理由もへったくれもないんですが(笑)、昔から動物好きで、自然が好きで、といったところでしょうか。ただ、いくら好きだと言っても、普通に生活していればそうそう「移住」とまでは思いつかないと思います。私が移住したいと思ったきっかけは…実は当時お付き合いしていた方が来たいと言ったからなんですね(笑)。それまでは、ホントに「思いつかなかった」んですよ。あまりにその時の自分とかけ離れた世界で。ですから、そう言われなかったら、未だに横浜にいたのかも…ぶるぶるぶるぶる。明らかに私は都会暮らしに向いていません。だから、あちらの生活がとてもイヤでした。でも、その「イヤ」も、その時まではただの漠然としたものでした。
で、最初はちゃんと音楽関係の仕事で移住を考えました。でも、おりしも就職超氷河期と呼ばれた年。横浜にいながらにして、北海道での希望の職種を見つける、なんてまずムリでした。そこで、とりあえず東京で仕事の経験を積んでから行こうとしたんですが…色々ありまして…ごにょごにょ。まあともかく仕事もプライベートもフリーになってしまったのでした(笑)。その時、「自分のしたい仕事」と「自分の生きていきたい土地」とを天秤にかけまして…私は後者を選びました。東京で経験を積んでから、というのも、その彼との話し合いでそうなったので、ひとりなら別になんのしがらみがなかったんです。
で、今でもあるのかな、「Iターン・Uターン・B‐ing」という求人雑誌がありまして、目をこらして求人情報を探していたところ、牧場関係の仕事だと「住み込み」できるというのが分かりました。なんせ向こうに行ったそうそう新人で、ひとりで暮らしていける給料をもらえるなんて甘いと思ったし、住み込みで働けるなら暮らしの心配はないっ!もともと動物が好きでその仕事をしたいと(高校まで)思ってたくらいだから、なんの抵抗もない職種だし。で、応募してみたら運良く採用♪どうやら希望年月が一番長かったのが私だったようです。求人には「3ヶ月〜2年」とあったので、「2年」と書いただけなんですけど…。なんにしてもラッキーでした。当時すでに26歳、もうすぐ7になろうという時でしたので、こんな年でも雇ってくれるのかとちょっと心配だったんです。こちらに来て色々な人に出会ってみると、別に大した年齢じゃないし、こちらにはそんな人ゴロゴロっていうかもっとスゴイ方々がいっぱいいらっしゃいました(だんなさんの友達はそんな方々ばかり。後述)。
勤務条件は、人によってはかなり厳しいと思えるかも知れませんね。私のお世話になったお宅の場合は、1日フルでの休みはなし(もちろん、用事があるなら頼めば大丈夫だと思いますけど)。朝は5時ちょっと前から8時頃、10〜12時、3時ちょっと前から6時半、もちろん日によって全然違いますが、おおまかにはこんな感じ。で、雨が降ったり、忙しい時期の後にちょっと、とか特別に用事がある、という場合は、午前の仕事は休ませてもらって、午後の仕事までに帰って来る、なんて事もありました。ただし、この辺は住み込んだ農家さんによってぜんっぜん違います。もっとキツイ家もあるでしょうし、私が2軒めにお世話になったお宅は日中の仕事はナシでした。その代わりちょっと朝は長くかかるし、夕方もちょっと長い。朝と夕方の仕事というのは搾乳がメインなんですが、お宅によって始まる時間も終わる時間も、かかる時間も全く違います。2軒めのお宅の仕事終了時刻は夜8時くらいでしたが、我が家は5時半くらいです(どちらかというと、我が家があまり一般的ではありません・笑)。
私がお世話になった1軒目のお宅は、個人で求人情報を出されてましたが、普通は農協を通します。バイトを欲しい農家さんは農協に届け出ておいて、農協に応募してきた人を割り振るのです(農協がたまに募集広告を出している)。その場合はちゃんとした規定が設けられているので、月に2回、1日フルのお休みがもらえるハズ。ただ、これも農家さんによっては休みづらい場合もあるし、バイトする側でも、別に何する事あるわけじゃないから、普通に働いちゃう人もいます。
お給料は、私の場合は1軒目は15万円、内4万円は住み込み代として差し引かれます。でも、生活費は全くかからないわけですし、何遊ぶ訳じゃないから結構たまりますよ。ただし、そのお宅は休日がない分、すこし多めに下さいました。ヨソでは大抵14万(手取り10万)です。もちろん、地域によって、また農家も酪農以外なら全然違うと思いますよ。でもこの辺が平均かな。
私のようなバイトは、普通「実習生」と呼ばれます。でも別に実習している(後々農家に勤める)とかそういうのではありません。何故か便宜上そう呼ばれています。そして、何故かほとんどが女性です。また、農家さん側も女性を欲しがる事が多いです。農家さん側にしてみれば、家の事も多少手伝ってもらえるでしょ?でもそれは強制される場合とそうでない場合があります。その辺は農家さんと、そのバイトの性格とで全然違ってきます。私の場合は、1軒めは掃除、茶碗洗いくらいはやっていましたし、昔で言う「使用人」のような仕事だったかも。料理だけは辞退させて頂きましたが(笑)。昔の実習生というのはみんなそうだったらしいです。今はなかなかそういう事はないですね。そのお宅はかなり地元では名士でらしたし、奥様(「おばちゃん」と呼んでました。今でも親しくお付き合いさせて頂いてます。北海道での母、みたいな感じですね)も少し体を悪くされていたので、そういう意味もあっての勤務条件(給料も含めて)だったのでしょう。
これは私のバイトしていた地域の話ですので、全てに当てはまるとは限りませんが…。
なんとかして私たちのような実習生の女の子を、農家の独身青年と交流させよう(つまりは結婚に行き着かせよう)と、あの手この手で「交流会」と称したイベントをやってくれました(笑)。もちろん、実習生たちは全然知り合いがいない土地にきているので友達も少ないですし、実習生同士の交流を深める、という意味合いも強いのですが…そういう時に必ず男の子たちも呼ぶあたりが……でしょ?もちろんそれで縁あってお付き合いが始まり、結婚までに至る事もも多くあります。そういう時、この仕事を経験している人が嫁さんに来るわけだから、嫁をもらう側も大喜び。何にもわからないで結婚して、「牛の世話なんてイヤ!」と実家に帰られるケースもほとんどないでしょうしね。別の理由でならなんぼでもありますが(笑)。
ちなみに私の場合……。住み込み先のおじさんに「どうせ結婚するならなんでうちの農協の男のトコへ行かないんだっ!」と散々怒られましたっけ(笑)←もちろん冗談で。別のところでも書いているかと思いますが、私はネット関連でだんなさんと知り合いました。このあたりの地域のメーリング・リストで、たまたま一緒になったんです。隣町の人でした。農協というのは、完全に農協単位で動きますんで、他の地域の農家さんとはまず知り合う機会はありません。私たちのケースは変り種です。大体ね〜、農協側は実習生を「嫁候補」くらいに考えてるんだろうから、ヨソの農協の息子のトコなんか嫁がせたくないですよね、もったいない(爆)。
(2)友達の場合
やはり同じように「実習生」としてこちらに来て、そのバイト期間だけこちらにいるつもりだったのが縁あって結婚して、というパターンは多いです。それとは別に「交流会(先ほどのものとは違います)」と称して、こちらの独身酪農青年と都市部の独身女性の集団見合い的なものを、町役場の「後継者対策委員会」というところが主催し、年に1〜2回行なっていまして、これで知り合って結婚するケースもあります。また、私と同じように、こちらで暮らしたくて仕事を探して移住してくるケースもかなり多いです。もっとも、我が町にはあまりいませんが、だんなさんのお友達にすっごくすっごく多いです(十勝方面)。地域によってはそれを奨励し、そういうツアーを組んだりしている市町村もあります。だんなさんのお友達はほとんどこのケース。元の仕事も、移住後の仕事も様々です。役場やらスーパー従業員、ホテル従業員、水道工事、設計士、車販売員、パン屋(職人として修行されてから開店)、お好み焼きや、塾講師、仙人(爆)。この仙人というのがホントにいらっしゃるのがスゴイ。さんざん働いて、いいだけ稼いだ後退職され、好きな土地に山小屋みたいなのを建てて、温泉を引いて生活されています。
私のお友達はやはり農家にお嫁に来て、という方が多いです(そりゃそうだ)。あとは、動物関係の仕事がしたくてそういう大学に入り、その手の学科を卒業して農協へ就職、とか酪農関連企業へ就職、とか。
横浜にいる頃には別世界だった北海道の暮らし。来てみると、意外にも同じような気持ちでこちらに来て、暮らしている人がこんなにいるのかと、大変驚かされました。
(3)北海道にいる内地出身者
テレビを見ていますと、アナウンサーのほとんどは道外出身者です。多分、どうしても「アナウンサー」の仕事がしたくて、全国の求人を探したのだろうなあ。私も目指してた事あるから気持ちはイタイほど判る!(私は音楽はあきらめちゃったけど)
また、ホントに多いのが民宿や喫茶店、土産物屋のを営んでらっしゃる方。私がこちらに移住するちょっと前、偶然にも道東へ旅行したんですが(まさかその時は一生こっちで暮らすとは思ってなかった)、その時に泊まった2軒の民宿の親父さん、どちらも東京出身の方でした。テレビで紹介される、観光地の喫茶店も、旅行でこちらに来て土地にほれ込み、こっちに移ってしまった人の多いこと多いこと。
最近驚いたのが、数年前に我が町に新しく出来た小児科医院。なんと横浜出身の方でした(笑)。その方バイクが趣味でいらして道内をよく旅行されていたそうで、たまたま中標津を通りかかった時にバイクが故障し、その時町の人に助けられたのが縁で我が町を度々訪れるようになり、ついにはこちらに開業されたとの事。この先生、とっても熱心な方で、夜中でも快く診て下さいますし、質問にもめんどくさがる事なく、とても親切に説明してくださる。私と同じように小さい子供を持つ親は本当に助かっています。うちのその1もその2も健康体なので、残念ながらあんまりお世話になる機会は多くありません…イヤ、良い事なんですよ♪(笑)
(4)移住へのパスポート
<詳しく調査中♪もう少々お待ちください>
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