<詳細> さて、前回のレポに書いた通り、1日空けて、また「Hチビ池」へやってきた。 かなりの数のデカバスを目撃したものの、全く口を使う気配も無く、惨敗した訳だが、 今回はどうか?あえて1日空けたのは、少しでも状況が好転すれば… との考えだが… とりあえず、日曜日は、少し冷たい風が吹いたので、何らかの変化は有ると思うが、 どちらに転ぶかは分からない。いずれにせよ、今回決めている事は 「寒くても今期初フローターを出す!」 という事。一昨日の釣行では、かなりのポカポカ陽気だったので、 水温は9℃まで上昇していたのだが、今回は違う。案の定、車から降りた途端「ヒュ〜」と、 冷たい風さんからのごあいさつ。前日から、ずっとこんな感じだろうから間違なく水温は低下している。 現に一昨日、護岸に居た大量のオタマジャクシが居ない。 ゴロタ場にバスの姿は無い。少しためらいながらも、フローターのセッティング完了。 「大日本帝国ばんざーい!」 と、覚悟を決めて突入する。 入水すると、冷たいのは確かだが、まぁ、そんな長時間でなければイケそうか。 ただ、時々、水面を疾走する、思わず身構えてしまうような風と、 この、冬とほとんど変わりない風景のせいで、実際以上に寒さを感じてしまう。 さっき、一昨日居たオタマジャクシやバスが見えなくなった、と、書いたが、 これは悪いばかりではない。ある意味では、この時期なりの正常な状態に戻ったとも言える。 実際、バスが見えたからって、釣れるとは限らないし。 ただ、問題は、この状況の変化が急激であるという事と、さらに、 バスの活性以前に「レンジ」的なモノで悩む事だ。 これはおそらく、冬〜早春のバスが釣れない人の共通の悩みだろう。 特に、リザーバーや、プチリザーバー的な深い池等の、水深の有るポイントなんかはなおさらだ。 寒いと、子供の頃、水槽で飼っていた魚が冬になると 水底でジッとしていたのをイメージしてしまうので困る。 おそらく、浅く、フラットな地形の池なんかは、ボトム付近を狙うのが手堅そうだが、 水深が深い場所では寒くても、意外と中層に浮いているようなので難しくなるのだろう。 実際、じゃあ、中層ってどの辺よ?って話になるし、仮にレンジが合ったとしても、 バスの動きも鈍いので、そんなにアタリが有る訳でもないし、 寒い時期に確信を持って中層を釣りきるのは、ウワベだけの知識で出来るモノではない。 結局、ルアーをアレコレしているうちに1日が終わってしまうのがオチだろう(←まさに自分の話)。 この時期の定番として話題になるルアーに「サスペンドミノー」がある。 なるほど、フォーリングにも追いきらない、スローな中層の魚を、 やや上層でジャーク等でアピールして、誘い上げてポーズで食わせるわけか。 しかし僕の(数少ない)経験ではミノーのジャーキングは、ややクリアーウォーター向きのモノだと思う。 今の濁った「Hチビ池」では確信を持って使う事は出来ないし、障害物回避能力にも不安がある。 じゃあ、サスペンドシャッド?悪くないが、やはり、今の濁り具合からすると、 もう少しルアー自体の強いアクションでアピールしたい気がする。 そこで僕がハジキ出した答は「シャロークランクの板重り貼り」だ。 板重りを貼るからって、何もサスペンドさせる訳ではなく、潜りを良くして、 浮上りを遅くするのが狙いだ。 そしてどのシャロークランクを使うか?ここで僕がこだわったのが「ラトル音」がする事。 最近は、どうもサイレントタイプが多くて困る。 ボディサイズが大き過ぎず、小さ過ぎず、そしてラトル音がする、という、 まぁ、言わば「当たり前」のシャロークランクを求めると、 一昔前のルアーに注目するほうが手っ取り早い。そして僕が選んだのはコレ 「ティファ・シャローラビット」だ。 そして、念の為、フォローとしてミディアムクランクと、ラバージグを用意して、 よほど浅い場所以外はこれらで探ってみたい…でも、良く考えたら、 「シャローラビットの板重り貼り」は昔、田辺先生もやってた気がする… まぁ、アイデアが偶然似てしまう事はあるだろう。 自分の手持ちのルアーを漁っていて、目についたのが「シャローラビット」だったのだ… 本当なんだよ!パクリじゃない!信じてくれ!(いいから先へ進めっ!) キャストし、ある程度潜らせたら、リールのハンドルをスムーズに回さず「3角巻き」して ルアーをビラつかせてアピールする。 イメージとしては「グリッ、グリッ、短いポーズ、グリッ、グリッ、短いポーズ…」と、言う感じ。 ミノーと違い、シャロークランクはロッドワークでビラつかせようとしても、 労力の割にうまくいかない。 さっきも書いたように濁った時は、ジャーキングによるダートアクションは効果が薄い気がするが、 僕の(数少ない)経験では、移動距離の短い、ビラつきアクションは結構、効く気がする。 かつて養老エリアで「CB‐100」や「ウィーR」を使って編み出した小ワザだ。 オーバーハングや、レイダウン付近の中層に浮いたバスをさらに、誘い上げて食わせるイメージ。 通常のシャロークランキンより、アピールは強く、速度は遅く、それでいて、 なかなか良いテンポで流して行けるのがミソ。が、バイトは無い。 今回期待していた、2年前に、岡本君が45cmを釣ったというワンドに来た。 コイを目撃しただけで、バスはまだ入ってない様子なので、その対岸へ移動。 ここはこれまでバスが釣れた実績は無いが、慎重にブッシュの隙間をついて岸際へキャストを続ける。 と、岸から2m程、沖まで引いてきたとき「ヌッ」とした感触が! ヒット! なかなかの重量感! 「テーパーアンドシェイプ・マキ・モノ63MB」はカーブの支点を下げ戦闘モードへ! 去年、僕の未熟さ故の不注意で折ってしまった「63MB」の復帰後初の大仕事になりそうだ。 頼むぞ、「63MB」!このバスは、♪バラさない、バラせない、バラした〜くない君、なのだ! (なぜ長渕?) やはり、低水温のせいか?突っ込みも、ジャンプも、バス本来のキレが無く、 「マキ・モノ63MB」にとっては、特別、大仕事と言うほどでも無く、わりとすんなり寄ってきた。 が、この、動きの鈍いバスに、2本のトリプルフックをしっかり掛けてしまうのは、 さり気なく僕の釣りを支えてくれてる証拠だろう。 「僕がヘタクソなばっかりに痛い思いさせたな…ごめんな、63MB…また一緒に走ろうな… (どこへ走る?で、なぜ池谷君?)」 余裕の気持ちでハンドランディング! 42cm! 今期初フローター&初バスが40アップ!これは気持ち良い一本だ。 参考までに水温を計ってみると…7℃!こんな水温でも結構、やれてしまうモノだ。 さすがに足先は冷たくなってきたが。 さらにキャストを続けながら、一昨日、沢山のバスを目撃したエリアにやってきた。 「シャローラビット」に無反応なので、ミディアムクランクも試した。 クランクベイトを通しようの無いカバーにはラバージグを撃つ。当然、いきなり沈めたりせず、 上層から徐々に探ったが、期待に反してノーバイト。 いったいバス達はどこへ行ってしまったのか? …いや、おそらく、居るのだろうが、簡単に釣れる状態では無いのだろう。 やはり、水温の変化が大きかったせいか? さっき釣れた場所が、日当たりが悪く、暖かい日と、寒い日との「温度差」が 少ないであろう事を考えれば合点がいくとこだが… はっきりとは分からない… まぁ、いいさ。とりあえず釣れたんだし。恥かかずにすーんだっ(ナンじゃそりゃ)。 上陸した時はすでに昼を過ぎていた。なんだかんだ言って、5時間程、浮いていた事になる。 もう一ヶ所位、浮く時間は充分あるが、今日はこれで終わりにしよう。 気持ち的に満足出来たのなら、そこでスパッと帰るのも良いものだ。 これは大切なフィールドを必要以上に痛め付けずに、末永く釣りを楽しむためには大事な事だろう… てかね… 足先が冷たい… 寒い… おうち帰りたい… (だめだこりゃ)。 〈タックル〉 ■ロッド:マキ・モノ63MB ■リール:アンタレスAR ■ライン:レグロントーナメント16lb ■ルアー:シャローラビット
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