<詳細> 100年に一度と言われる大不況の中、迎えた2009年。 「元気な中部」を底辺で支えてきた僕もスローダウンを強いられる事となり、 仕事は週休3日状態へ。 こればかりはジタバタしてもどうしようもないかもしれないが、ささやかな事でも良い、 自分は今、何をすべきか考えてみた。 するとどうだろう、まるで心の中の霧が晴れていくように、ある真理が浮かび上がってきたのだ。 「お魚さんが釣りたい…」 これだ。 今、世間に吹き荒れる、不況風は、水の中の世界までも揺さぶるのだろうか? 答はNOだ。 実はすでに元日早々、本年度初フィッシュは達成しているのだが、 まがりなりにもバサーとして、コイ科の魚だけで満足していて良いのだろうか? 答はもちろんNOだ(あーじれったい!)。 やはり、バスを釣らなきゃ始まらんでしょ〜、てな訳で、今回は、三重野池へと向う事にした。 2009初バッシングの場は、「パット池」。 写真の左下辺りに見える波紋は、コイの「モジリ」を偶然とらえたもの。 意外と魚は活発に動いているのだろうか?水温を計ろうか迷ったが、なんかめんどくさい。 まぁ、多分、7℃とか8℃とかそんなトコでしょ(ヤル気あるのかっ!)。 というか、水温が何℃だろうと、今日、僕がやる釣りは決まっている。 去年の3月、水温5℃台の野池で開眼した(ような気がした) 「サスペンドシャッドのデッドスローリトリーブ」だ。 そして、これがハズれた場合のフォローとして、「バイブレーション系」を考えている。 スローに成り過ぎないようにルアーは、ほぼこの2種に絞る。 最深部付近の護岸からキャストを始めるが、ちょうど日影になっていて寒い。 でも、太陽の動きから察するに、前日の、午後からの強い日差しは、 このあたりにも差し込んでいたハズ。 こんな時期だし、全体に遠浅な地形でカバーの少ない池なので、 「最深部付近」という事を最優先してポイントを絞る。 絞り込んだポイントを、これまた絞り込んだルアーで攻めるわけだから、結論が出るのは速い。 「全然ダメ」 …ポイントを移動…。 次は、前年度初バスをプレゼントしてくれた「ハンミョウ池」へやってきた。 この池こそ、僕に、極寒期でも、やりきれる釣り 「サスペンドシャッドのデッドスローリトリーブ」を開眼させてくれた(ような気がした)場所なのだ。 今回もエースルアー「ノリーズ・リップラップシャッドSP」を投げまくる。 ある程度、潜らせたら、あとは、ウォブリングしてないんじゃないか? て、ほどのスローリトリーブ。Fタイプなら浮いてきてしまうだろう。 気分次第ではステイさせたりもするが、基本的には棒引き。 そして移動しながら投げまくるうちに根掛かり。 根掛かりが外れた直後のバイトを期待したが、どうにもこうにも外れない。 グッバイ、リップラップシャッド…。 そして、護岸の端から、オーバーハング絡みのプチ岬を狙っていたら、またやってしまった…。 エースルアーを2個ロスト…イタい…。ノリーズのルアーは、あまり作らないのか、 タイミングが合わないと入手しにくいのがツラい。 かつての、いわゆる「お宝ルアー」と違って、中古もあまり出ないし。 こういう場合、Fタイプでも何でも入手して、板オモリ等を貼ってSPに改造するのは良くある手だが、 「リップラップシャッド」の場合、FとSPとでリップの角度が微妙に違うようなので、 おそらく深度が変わると思うし、完全に代用品にはなりきれ無いだろう。 ノリーズ2008カタログの付属DVD『クランクベイトタクティクス!』でも 「リップラップシャッド」と「エンジェルシャッド」は、なんか扱いがテキトーだった気がするので この先が不安だ。 そして本日ラストを飾るポイント「Hチビ池」へやってきた。 水温は今がまさにピークだろう。 ここでも迷う事無くサスペンドシャッディング。 これは雑誌で読んだ話だが、“サスペンドシャッド”というジャンルは、本家アメリカより、 日本で独自の発展を遂げたモノだと言う。 シャッドという魚が居ない日本でシャッドルアーが発展するというのも面白い。 まぁ、単純に、いわゆるクランクベイトよりも、 「食わせ寄り」な性質なのが日本の釣りに合うのだろう。 さて、これまで「ノリーズ・リップラップシャッド」ばかりをクローズアップしてきたが、 もちろんコレしか持っていない訳では無い。やはり、場合によって使い分けるべきだろう。 このオフシーズンの間に色々とお試し気分で買い集めていたのだ。 「アンレーズ・TTMシャッド」「OSP・パワーダンク」「ベルズ・スーパーシャッド」 「エバーグリーン・CCプレデター」「デュエル・SH60」だ。 使ってみると、どれもそれぞれ個性があって良い。リトリーブでのアクションを重視した物、 トゥイッチに反応が良い物、深い前傾姿勢で障害物回避能力を高めた物、 また、それらの要素の幾つかをバランス良く兼ね備える事を目指した物。 どのルアーも、この小さなボディで、それぞれの「答」を示している。 そう、その「答」を知り、ルアーを生かすも殺すも釣り人の責任なのだ。だが、釣りの難しい所は、 『本当の正解』は結局、魚が握っているという事。 さあ、この「シャッド頂上決戦」を制するのは、どのルアーか?緊張が走る! が、せつない事に、全部仲良くノーバイト。 はい、終了〜…いや、まだだ。最初の作戦通りバイブレーションを投げまくってみる。 スロー気味な釣りが不発だったので、ロッドを「マキ・モノ63M」から「パワーハント63MH」 に持ち替え、ジャーク&フォールや、ボトムバンプで探る。 すると、ボトムから持ち上げたバイブに違和感を感じた!バスか?手応えはほとんど無いが、 念の為、速攻で巻き取る! が、残念。オタマジャクシ。 はい、ホントに終了〜。 まぁ、でも、初バッシングなんてこれで良いのだ。 もがいた挙句、2、3回目の釣行で結果を出すほうが盛り上がる。 もし今回、40アップなんかが釣れてたら、レポなんて書く気が起きなかっただろう(←絶対ウソ)。 しかし、改めて「リップラップシャッド」2個ロストはツラい。 全く、根掛かりってヤツは、水中にゴミも残るし、ろくなモンじゃない。 しかし、今回、色んなメーカーのシャッドを投げたが、 やはり「リップラップシャッド」は僕的にはツボだなーと、改めて感じた。 60mmクラスながら、9gを超えるウェイト、小ワザより、リトリーブで真価を発揮する作り、 優しくもキレのあるアクション、程よい引き感、良い意味でチョイダサな愛すべきルックス。 今年も『ノリーズのルアー』は『テーパーアンドシェイプのロッド』や『シマノのリール』と共に、 僕のバッシングの柱の一つである事を確認した。 まぁ、さすがにルアーに関してはノリーズだけって訳ではないが、僕の中では「基準」と言える存在だ。 次回の釣行は天気次第ってのもあるが、2月後半位か。 それまで「リップラップシャッド」を中古で探すとしよう。 でも、ノリーズのルアーを中古で探す時は「バンダイのルアー」が紛らわしくてイカンね。 やはり、新品が店に並んだほうがカラーも選べるし良いに決まっている。 今度販売されたら、一生分のつもりで心行くまで大人買いするつもりだ。 せめて景気が今より悪化しないように祈りながら待つしかないね。 〈タックル〉 ■ロッド:マキ・モノ63M ■リール:アンタレスAR ■ライン:アップグレード12lb ■ルアー:リップラップシャッド
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