<詳細> まったく、自然というものは気まぐれなモノだ。 猛暑が続き、各地で節水が叫ばれはじめたら今度は、嫌がらせかよっ! て位の土砂降り。 僕には特別、被害は無かったのだが、 8年前同様、避難勧告の出た地域に住んでいる身としては、 新聞記事の災害の模様を伝える写真とかは怖いものがある。 が、叫ぶのだ。 僕の中のハンターの血が、 「♪L・O・V・E・あめ、あめ、レッツゴー!」 と、叫ぶのだ(あんた誰?)。 不謹慎ながら、釣り的には、チャンスに違いない。 とはいえ、あまり山深いダム系のポイントは、土砂崩れなど、 シャレにならない最悪の事態も無いとは言えないので、 無難に「三重野池」へ。 無難なだけではなく、三重方面には、去年のこの位の時期、 やはり、猛暑が続いた後の雨後に50アップを揚げた池がある。 ここで行かなきゃ、いつ行くの?って話だ。 まだ降り止まぬ雨の中、とりあえず「パット池」へ。 雨の日のフローターフィッシングは、まずフローターをセッティングするまで がツラい。浮いてしまえば、下半身の濡れを気にしなくていい分、 ある意味オカッパリより気楽かもしれないが。 意外な水位の低さに戸惑いつつ入水。 この近辺は、雨量が少なかったのか? とはいえ、大減水だったお盆休みの頃よりはマシになっている。 当然、岸沿いを打つ…と、一投目からヒット! 30cm弱か。 こりゃ、ハゼるか? そのまま、ヒットルアーの「ノーネイムクランク♯1/0」で流していく。 が、全く続かず。 期待していたインレットも、ドシャローパット付近もダメ。 この時点で狙いを岸沿いから、沖目のパット重視へ切り替える。 パットとはいえ、かなりまばらなので、 バイブレーションの名作「ノリーズ・タイニーエントリー」をチョイス。 するとチラホラとヒット!写真を撮りたいが、型が小さいのと、この雨の中、 携帯を出したくないのとでパス。 そのまま流して行くと、この池で、一番深いエリアに近いパット付近で連続ヒット! さらに、もっと深い層を探ろうと「デュエル・ロングキャスト・ディープ」 をキャスト…これも速攻でヒット! これでほぼ確信した。バスの着き場は、水深が有る場所の、沖目のチョイパット。 今の状況を僕は、こう読んだ。 今回の雨は、バスをシャローへ向かわせる程ではなかったが、 夏の大減水と、猛暑を避けて、沖目のパット付近に着いていた バスの活性を上げたのだろうと。 「こりゃもう、今日のバスの行動は丸裸寸前か?…フフッ」 が、そこから更に突き詰めていく術を知らない、詰めの甘さが僕のかわいい所。 結局、チビオンリーで場所移動。 次は、これまで爆釣は無いものの、安定っぷりがウリの「小学校池2」へ。 この雨でフル満水になり期待大。早速入水して探って行くが、 予想に反してノーバイト。なんで? やっと最奥ワンドのジャングル地帯でフロッグに一発出たが、くわえ込まず。 最も期待していた、お盆に40アップを揚げたワンドはノーバイト。 全くもって理解不能の釣れなさだ…。 その後は「チビ池」もチェックしたが、ここもダメ。 こうなると、かなりぐらつく。 猛暑後の雨ならイタダキ!と、意気込んで来たのは勝手な思い込みだったのか? この分だと、今日のメインと考えていた「H池」も怪しいかも… が、今日行かないと、後から絶対後悔する気がするので、 ここは下がり気味のテンションに流されないよう、一気に高速で移動。 4月以来の「H池」に到着。相変わらず降り止まぬ雨の中、フローターを担ぎ歩く。 この歩く距離と、この池特有の「不思議な釣れなさ」が、 ここへの足を遠のかせるのだ。 普通のコンディションの日に来ても、入水するまでの苦労からすると 「不思議な釣れなさ」にガッカリさせられる事が多い。 極端にバスが少ない訳でもなさそうなのだが… じゃあ、プレッシャー?ノンノン。 たまに、木にルアーが掛かっているものの、これまでアングラーなんて、 オカッパラー一人しか見ていない。 とにかく良く判らない部分の多い、不思議な池なのだ。 では何故、数ある池の中から、この池をメインに選んだのか? それはなんと言ってもバスの太さだ。 ここの「3段腹バス」はデブ専には堪えられないモノがある。 今日のコンディションなら…と期待したのだが…。 池のほとりに着くと 「ザザーッ!」 と、凄い勢いでオーバーフローしている。 同じ三重県でも、この辺りのエリア方が、先に釣ったエリアより、 雨量が多かったのだろう。 ここは強気に「ビッグバド」で…と、思いきや、 最近のモノはいつの間にか「クアーズ」というに名前が変わっていた。 なんか、慣れないせいか、シックリ来ない。 やはり「ビッグ○○」のほうがカッコいい。 ボーンカラーも、サウンド面では優れているが、ビジュアル面では少し寂しい。 そこで自分で改造してみた。 「クアーズ改・ビッグリポ」だ。 濁り気味の水を心配したが、すぐに30cm級がヒット! ナイスファイトを見せてくれたが、「雨+H池+ビッグリポ」と、言う事を考えると、 これでは納得出来ない。 更に釣り進む。 最奥のどシャロー。通常なら、うっすらとボトムが見える程の浅場へキャスト。 巻き始めてすぐに 「ゴボッ!」 ヒット!バスが水中でギラッ!と打つ。デカい! 「ガバババッ!」 その巨体に似合わず、捻りまでも加えた、華麗なジャンプ!それはまるで、 フックの外し方を知っているかのようだ! が、おあいにく様。ピュアグラスファイバーロッド「マキ・モノ63M」が、 その持ち前の粘り腰で、バスの動きを全て吸収し、それらを喜びに変えて、 僕の手元に届けてくれる! そして、ついにハンドランディング! 「ファイトー!いっぱーつ!」 51cm! 呆れるまでにボインちゃん! まさに、狙い通りの快心の一発。重さもかなりあったハズだ。 おそらく、2・5kg以上あったのではないか? 良い一日だった。 今日に限った事ではないが、釣行前にはまず、イメージ、 もしくは推理というモノがある。 前半のショボさと、雨でヘコたれそうになりながらも、 それをひたすら追い続けた結果が、今期初の50アップに繋がったのだ。 そして、お気に入りのタックルや、これまでのスキルを注入した(?)、 チューンド・ルアー(??)が、更に気分を盛り上げてくれた。 今日の経験は、またいつかヘコたれそうになった時に、 きっと僕を勇気づけてくれるだろう。 今の気分を言葉に表すとしたら… う〜ん…愛しさと、切なさと、心強さと、…フフッ(あんた誰?)。 〈タックル〉 ■ロッド:マキ・モノ63MB ■リール:アンタレスAR ■ライン:フロロ14lb ■ルアー:クアーズ改・ビッグリポ
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