<詳細> この道もすっかり通い慣れたもんだ。 しかし、今回の釣り場選びは非常に悩んだ。 雨不足だろうこの三重方面は、お盆休み中に池によっては、 水量、釣果ともやや落ち目なのを確認していたからだ。 こんな時はインレットの水量の安定では最高の「YOUダム」が最も手堅いが、 木曜日〜金曜日の雨で、「何かが変わるかも…」と、結局、三重の野池巡りへ。 ここ最近、続けて(自分的には)ナイスサイズを釣っていたので 余裕のゆっくりめのスタートとなった。 まずは約一ヵ月ぶりの「パット池」へ。 あえて最近釣れていた「小学校池2」や「ハンミョウ池」を封印したのは 釣れるのが分かりきっているから(よっ!男前っ!)。 今日は最近チェックしてない池を見たかったのだ。 「パット池」に着いてみると先攻者が3人。 ちょっとのんびりし過ぎたか?が、みんなオカッパリのようだ。 そそくさと入水。水位は満水、それでいてイヤな濁りも無い。 この前の雨が絶妙の量だったのだろう。 が、相変わらずのノーパットだ。 変わりに、水没した稲系統の雑草がシャローエリアで ちょっとしたカバーを形成している。 シャローエリアが7月の台風前に長い期間、陸地だった事をうかがわせる。 まずは護岸付近でシャロークランキン。1投目で「スピードキッド」にヒット! チビながらいいスタートだ。次は「ダイイングフラッター」でトップを探る。 これも数投目でヒット! こんな感じで順調にキャッチしながら「雑草パット」状態の最奥のシャローへ。 ここはトリプルフックを受け付けてくれないので 「ウルトラバイブスピードクロー」でグラビンバズ。 と、ガンガンアタックがある!バスのサイズが小さくなかなかフッキングしないが、 それでも結構な数をキャッチ出来た。 さあ、ここでサイズアップを期待してニュールアー「愛場ムシ」の登場だ。 なんの事はない、「アイバムシ」を2つくっつけて、 「今まさに、この場で愛を確かめあっている真っ最中の無防備な虫」 を演出しているのだが(おやじギャグ〜)カバーエリアにおいて 「アイバムシより強く」「フロッグより優しく」アピールしてくれるだろう。 さすがに投げやすい。速攻でヒット!が、相変わらずチビバス。 「いや、コイツのポテンシャルはこんなもんじゃないはずだ!」と 使い続けるが、3匹釣ったところで後ろの一匹がどっかに飛んでいってしまい 「独り愛場ムシ」になってしまった。 年中「独り愛場ムシ」の僕もせつなさが込み上げてきた。 さて、次はどこへ行こうか。 バスは未確認だが去年、この近くの結構大きな池を覗いたのを思い出し 行ってみることに。ここは野池に有り勝ちな護岸が斜めに差込んだ形ではなく、 岸が垂直で1m程落差がありフローターの入水が困難なのだ。 払い出し付近はなんとか降りれそうだが、要は入水する価値があるかどうかだ。 とりあえず岸からグラビンバズでチェック。 オーバーハング下からもバスからの応答はない。 「ダメかなここは…」と、その時、水面付近でライズするオイカワの近くに 20cm位の魚がいるのが見えた。 「バスじゃないな…巨大化したオイカワか?まさか『あの魚』か?…」 試しにグラビンバズを通すと、いきなり「ビシャッ!」と、アタックしてきた。 フッキングしなかったが、僕はこれでヤツらが「あの魚」である事をほぼ確信した。 「バグミノーバジー」で水面を引くとヒット!やはり「あの魚」ハスだった! しかしなんでこんな所に…。 まぁ、コイの放流か何かに交ざってたまたま入ってしまったんだろう。 たまたまと思いつつ、「もっと居ないかなー」と、 7gのメタルジグを投げたらまたヒット! が、これはバレてしまう。結構繁殖しているのか?と、またメタルジグをキャストし、 ジグを足元まで巻きとってきた時、驚くべき光景を目撃した。 7〜8匹のハスが入れ替わり立ち代わりジグの後ろで「ギラッ!ギラッ!」と、反転を 繰り返しているのだ。 この瞬間、僕の中でこの池が「入水しにくい池」から「入水しなければいけない池」 にきり変わった。少々手間取ったが無事入水。 が、そんなに甘くなく、バレたり、フッキングしなかったり 結局フローターでハスを釣る事は出来なかった。 徐々に反応も少なくなっていった。 琵琶湖でも感じた事だがハスは基本的にライズを釣る魚だということ。 スイッチが入った時とそうじゃない時の差が激しいのだ。 しかし楽しみな釣り場が増えた事に変わりはない。 今度はスピニングタックルとレッドペッパーマイクロでも持ってこよう。 あと、この池の駐車場所は昼間でも木々に囲まれ、わりと涼しいのが嬉しい。 珍しく「サワガニ(?)」がヒョコヒョコ歩いている。 眠いのでここで少し寝る事にした。 目覚めてからはエリアをかえ「H池」へ。 こここそが今回の雨で「何かが変わるかも…」 と、最高に期待したポイントだ。去年52cmをあげてからは 鳴かず飛ばずの日々続き。 が、今年の春もかなりの50アップを目撃しているのでタイミング次第では弾ぜる! と、睨んでいたとこで今回は、この猛暑続き後の雨だ。 状況が好転している可能性は充分ある。 いや、しているはずだ。 池に着きフローターをかついで歩いて行くと 「!」池の水がオーバーフローしている。最近無かった事だ。 ワクワクしながら堰堤に着き、池を覗くとさらに 「!!!」デカい!50アップが払い出し付近の砂地のシャローでステイしている! が、右手にはフローター、左手にはロッドが4本。とりあえずは立ち止まらず、 何事も無かったかのようにその場を通り過ぎる。 そっとフローターを置き、ラバジタックルを用意しているとバスが動きだした。 いかん!警戒されたか?「あぁ〜待ってて!お茶でも飲んで待ってて〜!」 が、バスは沖ではなく、護岸沿いをこちらに向かって 「どうぞ釣って下さい〜」と、言わんばかりに泳いできた。 「OK!応えてやるゼ!」と(当然、ホントはそんな余裕ナシ!) ラバジをやや沖目にキャストしてスーッと、バスの進行方向へ持ってきて フォールさせたら着底する前に「パクッ!」ラバジは完全にバスの口の中に消えた! 「ガツン!」と、フッキング!決まった! スピードは無いが重々しいファイト!「ドボドボ!」と、 スローモーションのようなジャンプ!「バレるな!コイツだけは捕らせて〜!」 祈るようにバスをいなす僕!ヤツはだいぶ疲れて寄ってきたが、 フックは皮一枚で掛かっているだけだ。 これをバラシたら今夜は寝苦しい夜になるだろう。 「独り愛場ムシ」どころじゃないのだ。 なんとかその分厚い下唇をつかんでランディング成功! 「お…お…おっしゃ〜!!」52cm! デカい! そして太い! まさにこれぞ僕が追い求めていた「H池サイズ」だ。 長かった…「ビッグサイズはH池」と、春、水温の低さに震えながら キャストを続けるも、最後は萎びたフローターのように ペシャンコにされた日々を思い出す。 信じて、通った甲斐があった…。 それにしてもこの「H池」のバスは全体的に太い。 ゲロ痩せバスを釣った事が無い。 僕はかなりザリガニを食っていると睨んだがどうだろうか? その後入水し、チビながらダイイングフラッターで激しいバイトを楽しみ終了した。 明らかにお盆休み中より高活性だった。 やはり今回の雨は「恵みの雨」だったようだ。 良い1日だった。 フイッシングレポを読んでもらえばわかるが、僕が朝からあっさり釣って、 夕方も楽しめて、オマケにビッグサイズまで釣れるなんて無かった事だ。 今回はグルメレポも無くして余韻に浸るとしよう。 いつの間にか日が暮れるのも早くなったもんだ。 車に戻る頃には、辺りはすでに青い闇に包まれつつあった。 が、不安は無かった。 今日の日の釣果が輝きとなり、 僕の心を照らしてくれていたから…(よっ!男前っ!)。 <タックル> ■ロッド:テーパーアンドシェイプパワーハント66H ■リール:アンタレスAR ■ライン:フロロ20lb ■ルアー:メガバス マッシュルームヘッド3/8oz(ブラウン&パープル)+ ゲーリー ミディアムクロー(グリーンパンプキン)他
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