<詳細> 『泊りでGO!GO!part2』 〜夏休み豪華スペシャル〜 (後編) 寝苦しい車内で途中、何度も目覚めながら朝を迎え「H池」に到着。 普通の小型セダンの車に乗っている僕としては 朝イチからフローターが膨らんでいるのが嬉しい。 が、釣れなければ意味は無い。 標高の高い場所なので去年は9月下旬にはすでに水が冷たかった。 そう、あとが少ないのだ。そろそろ釣らないと春まで御預けになりかねないが、 ビッグサイズが多い池なのでこのまま見過ごす事は出来ない。 ここは夏らしく「明日なき高校球児」の精神で入水した。 水位は8割でプチ濁り。6月とほとんど変わっていない。やはり水温も低い。 まずは昨日、夕方に活躍した「ダイイングフラッター」をキャストすると 小型がヒット!小型ながら体型は未来のH池サイズだ。 が、その後はパッとしない。小型が数匹釣れてから反応が途絶えた。 仕方ない、出すか、「アレ」を。 そう、一発逆転、必勝請負い人、小さなスラッガー、代打の切札「アイバムシ」だ。 ここ10数年でバスの世界で色々なブームが起きた。 大きなブームとしては「ベビーサイズプラグ」「ツネキチリグ」「ワッキーリグ」 「レフトハンドルベイトリール」などがあるが、 それらを「必要ナシ!」と斬ってすてて、 ひたすらシャロークランク主体の「直球勝負」の釣りを追求してきた僕が 「これはイケる!」と、即、スカウトしたのだ。 (写真提供:OKAMOTO虫) マンサーフライ軍団と一緒に釣りに行き、何度かフライは入れ食い、 ルアーはサッパリを経験し、バスのベイトとしての「虫」、 もしくは「超ローインパクトトップ」というものが僕の中で気になる存在だったのだ。 これをあえてベイトタックルで使うのが僕流だ。 「テーパーアンドシェイプフレックスハント63M」という ミディアムアクションのロッドを使用しているのだが、 こんなセットで「アイバムシ」を使う人は少ないだろう。 島津氏と相羽プロのどちらもが顔をしかめそうなセッティングだが これにはちゃんと訳がある。 それはズバリ「やせ我慢」だ。そして「男のやせ我慢」とは美しいものなのだ。 と、言うのは嘘で単純にいつもベイトタックルしか使ってないだけの事だ。 以外とスキッピングも決まるし、バスは16lbラインでも平気で食ってくる。 ピンスポットも狙い易いし、掛かってからのやり取りも楽なので フローターから釣る限りはこれ以上ライトにする必要も感じない。 臆する事無く「ここぞ!」な所に撃っていく。が、釣れない。 少し位釣れてもバチは当らんだろうに全然釣れないのだ。 「アイバムシ」があればなんとかなる、との思いは見事に打ち砕かれた。 なかなか甘くない。 また9月の初旬あたりに出直すとしよう(「明日なき高校球児」の精神はどこへ?)。 今度は「Hなチビ池」だ。ここも正直な話、今年僕は全然釣ってない。 岡本君が45cmを釣っただけだ。 護岸付近にチビバスやチビギルが見えるのがせめてものプラス要因か。 型を望まなければ少しは釣れるだろう。ここでは「アイバムシ」を先発させ、 所々でクランクも投入し、バスを追い詰めていく。 が、僕のほうがアッと言う間に追い詰められてしまった。 チビ軍団が突突いてくるだけで全く釣れないのだ。 と、その時、目の前に白いコイが現れた。 水面付近でエサを探す素振りを見せているので「アイバムシ」をキャスト。 水面でシェイクしているとコイが寄ってきたのでポーズをいれたら 「プイッ」と、嫌われてしまった。 もう一度キャスト。また寄ってきた。 今度はポーズなしでシェイクし続けると今度はためらい無く吸込んだ。 ヒット!色鯉は初めて釣った。 スーパー1年生「アイバムシ」が意地を見せてくれた。 場所を替え、次は6月に偶然発見して、いきなり「ゴーマル」のお出迎えをうけた 「地図にのってない池」にやってきた。 まだ昼の14:00位と、微妙な時間だが、 この近辺にはもうマイポイントは無いので、ここがこの釣行のシメになるだろう。 護岸付近に15cm位のバスが結構いる。しかも活性も高そうだ。 なかなかフッキングしないが、しばらく陸から遊んでいると メチャクチャ暑い事に気が付いた。 ウエーダーを履いている足の甲が焼けるような暑さだ。 この暑さの中、フローターを車の屋根に括り付けて走っているので心配だ。 フローターを冷やす為にもサッサと入水したほうが良さそうだ。 まずは最近のお気に入り「ダイイングフラッター」でチェックすると、 チビながらガンガンアタックしてくる。 相変わらず数の多さとスレて無さは凄い。 「こんな猛獣の群に『アイバムシ』を放ったらどうなるんだ?」 と、試しにキャスト。が、以外とどうなる事も無かった。 いや、釣れない事はないが、本領発揮にはほど遠い。 最近すっかり「ムシキング」を気取っていたが、今日は出番なしのようだ。 まぁ、いい。投手の肩と同じで「アイバムシ」も消耗品なので今日は温存しよう。 しかしスイッシャーには相変わらず良くでる。 時々、凄いデブバスが釣れるのだが何を食べているんだろう? ふと、バス持ちして口の中を覗くとザリガニのハサミや触角が 出ているバスがいるのに気付いた。それも1匹や2匹ではない。 どうやら今のバスのメインディッシュはザリガニのようだ。 「ダイイングフラッター」のような「威嚇系」で釣れて 「アイバムシ」が効かないのはこのせいだろうか? ここは素直にマッチザベイトで「フラッピンホッグJr.」にチェンジ。 最近、お試しで買って「タンガニーダム」で数匹釣っているがまだ半信半疑だ。 そもそもホッグ系そのものをまともに使った事が無かったのだが、 いきなり好きになっちゃった(ハートマーク)。 フッキングしないバスも多いが、バイトの数がはるかに多い。 感覚的にはまさに入れ食いだ。 ここんとこ、ワームといえばグラビンバズぐらいだったし、 根魚も久しく釣って無いので「ボトムまで落して繊細なアタリをとる」という 作業が妙に新鮮だ。 バスの写真を撮りたいのだが携帯の電池が一目盛しか残ってない。 もし、最後にデカいのが釣れて撮影出来ないと悔しいので、とりあえず我慢。 そして、温度差でフニャフニャになったフローターを気にしながら 池を一周する頃には「フラッピンホッグJr.」を2袋使いきってしまい、 ジグヘッドには「アイバムシ」が装着されていた。ここらでパシャリ。 が、やはり「フラッピンホッグJr.」のほうが食った気がする。 「タンガニーダム」の「アイバムシ」といい、 今日の「地図にのってない池」の「フラッピンホッグJr.」といい、 改めてバッシングにおける「マッチザベイト」の重要性に気付かされた(遅い?)。 池から上がる頃にはすでに薄暗くなっていた。小さな池に5時間近く浮いていたのだ。 しかし凄い汗だ。胸から下、特にズボンは「落水したんかい!」 て、レベルのびしょ濡れだ。 あとで知ったのだがこの日は全国各地で 最高気温を記録更新するほどの猛暑だったらしい。ムレムレなのも納得だ。 しかもウェーダー内で「熟成」されたらしく、モーレツに異臭を放っている。 このままでは「ムシキング」どころか、 水虫とインキンタムシで「いけないムシキング2冠王」になりかねないが、 楽しいのでOKだ(いいの?)。 帰りは「CoCo壱」のカレーだ。「夏こそカレー!」、 年中カレーを食べているカレーマニアの僕でも何故か納得してしまう言葉だ。 本当の「夏」という時期は短いので、やはり夏は夏らしくないといけないなーと、 強く思う。「明日なき高校球児」の夏は短いが、幸い(?)、 マンサーフローター軍団の、暑い、そして熱い夏はまだ続きそうだ。 <タックル> ■ロッド:テーパーアンドシェイプパワーハント63MH ■リール:アンタレスAR ■ライン:フロロ12lb ■ルアー:ゲーリーフラッピンホッグJr. (コーク、グリーンパンプキンブルーラメ) 2・5gジグヘッド
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