ファイナルファンタジーイベントベスト10

 第一作がリリースされてから早14年。業界屈指のCG技術とドラマティックなストーリーと派手な大風呂敷で業界を牽引してきたファイナルファンタジー。それぞれの作品に涙あり、笑いあり、怒りありと色々なイベントがありました。今回は、そんなFFのシリーズ中から、私が選んだイベントベスト10を紹介します。最後のほうは適当に並べたという感じですけど。 皆さんのベスト10はどんな感じでしょうか?

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  第10位 オープニング (FF1)
 ガーランドを倒したあとに、復旧した橋を渡って新大陸へ渡ると、いきなりオープニングのデモが…… ドラクエのテーマと同じように現在でも使われている『ファイナルファンタジー』が流れた。
 私はFF歴は6〜7年と決して長いほうではないが、その頃にファミコンを買ってきて、FFは1からちゃんと順番にプレイした人間である。だから、「FFの最初の第一歩」を見て、ここから全てが始まったんだなと感動してしまった。まさかこれから長く大きな道を歩いていくなんて誰も思っていなかっただろうから。

  第9位 テラの死 (FF4)
 テラが宿敵ゴルベーザを倒すために自らの命をかけてメテオを放つ……
 FF4は次々にキャラクターが自己犠牲をする走りとして有名だが、実は、本当に死んだのはテラだけなのである。だからこそ、そのシーンが重く見える。他のキャラクターも本当に死んでいればもっと重かったものの、簡単に復活してしまったために重みがなくなってしまったのは残念である。
 テラ関係で後悔したことがひとつ。テラのレベルを通常の戦いでメテオが使えるようになるまで上げてみたかった。

  第8位 恋人を引き渡した後悔 (FF8)
 宇宙から帰ってきたあと、魔女となったリノアをエスタへ引き渡したスコール。しかし、キスティスに「バカ」と言われ、大事なものを失ったことに気づいて目がさめ、一転してリノアを取り戻しに出発する…… FF8って多くの人からぼろくそに叩かれているけど、他人に興味がなかった根暗少年が心を開く物語……と受け止めたら、共感できる人には共感できる話だと思う。特に、スコールに近いところがあった私には。このイベントは、そんなスコールがついに心を開いて自分の気持ちに素直になったシーンとして、FF8中でもっとも印象に残っている。

  第7位 カルナック城脱出 (FF5)
 FFシリーズ初のタイムアタックイベント。まさにATBだからこそできるイベントである。私は始めてこのイベントをプレイしたとき、宝物を全てとろうとしてタイムアップ寸前まで粘るハメになってしまった。ちなみにこのイベントをプレイするときは、私は門番を一番最初に倒してからゆっくりと?アイテム探しをすることにしている。

  第6位 観覧車でのデート (FF7)
 パーティーキャラが全員そろったところでの、つかの間の安らぎのシーン。私は、ファーストプレイ時はティファとデートすることになったので、結構こんなものかなと思って流していたのだが、もしエアリスとデートしていたら…… 彼女にとっては本当に最後の安らぎであるということを考えると、胸にしみてくる。
 余談だけど、私は、7は発売後3ヶ月くらい経ってからプレステを買ってプレイしたので、エアリスが死ぬという情報は最初から知っていた。だから、例のシーンで泣くということはなかった。確かにヒロイン格が死ぬことでインパクトがあったけれど。

  第5位 ライフストリームの中で (FF7)
 ライフストリームの中で、クラウドがティファと共に真実の姿を知る。異論はあるだろうけれど、私はあのクラウドの心の闇を見て結構うなずいてしまった。特に、根暗少年だったところは私と同じであるから、彼を悪く言うことはできない。RPGの主人公像に大きく風穴を開けた功績を大いに評価したい。クラウドがいなければ、フェイもアヤもスコールも作れなかっただろう(そんなキャラを作るなという突っ込みは禁止)。

  第4位 ビビのモノローグ (FF9)
 私は、9のストーリーはあまり印象に残っていないのだが、このモノローグだけはしっかりと覚えている。本当に「モノローグ」でまとめているところがしみじみとさせてくれる。たとえ作られた生命であっても、寿命が短かったとしても、自分が生きている意味を見出せることが出来たことで満足できたんだろうな……と思ってしまう。これってSFによくありそうな話だけど。

  第3位 ガラフの死 (FF5)
 FFの数々の死亡シーンの中で、一番衝撃的なシーン。シリーズ中のほかのキャラの死亡シーンと違うところは、「何とかして生き返らせようとする」ところをきちんと見せているところである。「ケアル!ケアルラ!ケアルガ!」「レイズ!アレイズ!」「せいすい!フェニックスのお!」と唱えるシーンは強烈である。エアリスの時も、こんなシーンがあったら、泣けたかもしれないのに……

  第2位 究極召喚の正体〜ユウナレスカとの戦闘前まで (FF10)
 15分近くかかる長いイベントだが、本当に一気に見せてくれるシーン。別のところで書いたけれど、FFの定番要素でありいつも批判されていた「自己犠牲」を否定した意義は大きい。10のストーリーは、このシーンのためにあったと言ってもいいと思う。

  第1位 エンディング (FF5)
 様々な見せ場があるが、特に手紙のところで、復活した世界での各キャラの日常が描かれているところがお薦め。このときばかりは本当に世界を救ったという実感がした。私がゲームをした中で唯一泣いたシーン。現在でも『親愛なる友へ』のメロディーを思い浮かべるだけで涙が出てくる。