将来を考えるようになった2周年記念日

 このサイトを立ち上げて丸2年になる、今日11月23日は、日曜日であり、しかも休日だった。ここ2週間ほどばかり7時〜9時帰りが続きしかも休日なしだったので、精神的にも疲れていたのである。
 思えば、今の会社に勤め始めてからの2ヶ月間、精神が休まることがなかった。仕事の要領が悪いと毎日のように怒鳴られ、自分の仕事に失敗がないかと不安におびえ、休日でも翌日のことが気になって会社に行くのが怖くなるようになった。寒い中薄着でバイクを飛ばしてわざと風邪を引き、会社を休もうと思ったことも一度や二度ではない。ついには両親から「今のうちに会社を辞めたらどうか」と言われる始末である。
 かといって、いったん仕事に入ると、それらのマイナス要素を忘れて(自分なりに)仕事をするのも事実だ。
 今の私は「会社を辞めて楽になりたい」と、「今ここで辞めたら台無しになる(これからも頑張ろう)」という気持ちで引き裂かれているのである。
 
 そもそも、今の会社でするべき仕事が多すぎることが私には誤算だった。3台のMCの操作だけではなく、新しく入ってきた材料の寸法チェック、フォークリフトを使ったワークの移動、加工が終了したワークに穴を空けてタップを切る、加工後のワークに砥石を当ててバリもしっかり取る……
 こんなにやるべき仕事が多いなんて思わなかった。しかも、上司に行動の一つ一つをチェックされて、少しでも要領が悪いとみなされたらその場で怒られるのである。 何しろ、会社の全体の目標として少しでも時間の無駄を減らそうというのがあるのだからみんな必死である。
 確かに金型業界全体が、厳しいコストダウン競争にさらされていて、少しでも無駄をなくしたいというのはわかるけれど、あまりにも急ぎすぎるとどこかでゆがみが出てくるよ、とも思う。たとえば、新入社員が誰もこなくなったりとか。

 私は今まで、結構ゆったりとした社風の会社に勤めていたせいもあってか、まったりと仕事をするのに慣れてきた。派遣社員ということもあって、一つの仕事に専念できるというのも救いだった。今の仕事でも、たとえば一つのMCの工具交換をしたりという段取りだけなら上手くいくけれど、そこにタップ空けや、大きなワークの移動や裏返しが入ってくるととたんに上手くいかなくなる。私は視野狭窄というか、一つの仕事(作業)に専念しているうちはいいのだけれど、複数の仕事(作業)が入ると、とたんに注意が分散されてわけがわからなくなるのである。

 こんな事を書いたら、世の中にはもっと重労働をしている人がいるのに、お前は甘えすぎてると思う人もいるだろう。確かにその通りだと思う。でも、世の中にはこのような不器用な人間もいるのである。もし仮に1台のMCだけに専念できたら、私ももっと仕事の能率を上げることができるだろう……とも思う。

 そんなこんなで、現在、「自分が本当にやりたいこと」が何かを考え始めたところである。2年前に書いたこのサイトのプロフィールを見て、初心に帰って小説家などのもの書きの道を目指そうとも思ったが、実際のところ何年かかるかわからない。そのため、何かしらの職に就いてその間にもの書きの修行をするという形をとりたいのだが、その職が……
 とりあえず、一つの仕事(作業)に専念できるような職場に尽きたい。

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