反戦運動に対する不安

 今夜の『NEWS23』の特集は、イラク戦争への反戦運動を取り上げていた。初めてデモに参加した女子中学生。ネットで反戦の署名活動をする主婦。こうした一般人が反戦運動に参加しているのを見ると、まだまだ日本も捨てたもんじゃないと思ってしまうが、同時に不安も感じてしまう。街で彼らに会ったら、北朝鮮に対して同じことを言えるかどうか聞いてみたいとも思う。
 イラク戦争が始まって間もない頃、父とこのことについて話をしたことがある。父は「フランスだって凱旋門に飛行機を突っ込まれたら真っ先に戦争を支持する」と笑っていた。自分たちが実害を受けていないから何とでもいえるというのだ。
 日本も北朝鮮がある以上、いつミサイルを打ち込まれるか解らないわけで、もしそのような事態になれば(勝ち負け関係なく)戦争すべきという声が必ず上がる。石原慎太郎がこの機を狙って首相になって戦争になだれ込むだろうし、マスコミもこぞって戦争賛成の声をあげるだろう(もし反対などといったらそのマスコミは袋叩きになる)。もはやあの国が話し合いをしても無駄ということは誰もが気づいているからだ。
 まだ日本にとってイラクは因縁がないから、反戦運動が説得力を持つのだと思う。
 一遍、反戦運動をしている人に本気で聞いてみたい。北朝鮮に対しても同じことが言えるかと。言えたらそれはそれで偉いと思う。
 私も、戦争なんて起こってほしくないけれど、相手が北朝鮮だけに……

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