少し遅れてしまったが、やはりこの話題に触れないわけにはいけない。 そう、エニックスとスクウェアの合併である。
現在でも不思議に思っている。片や、日本でもトップクラスのCG開発技術力を持つメーカー。片や、中小のソフトハウスが開発したソフトを売るだけのパブリッシャー。共通点は、『日本を代表するRPGを発売する会社』くらいだろう。
経営体制がまったく違う両者なのに、上手くやっていけるのかと心配してしまった。確かに双方が足りないところを補うことで、よりよい発展を遂げるかもしれない。しかし、あまりの突然ぶりに声を失ってしまう。プレイオンラインが潰れる前に他社と合併してしまえという腹づもりとも思ってしまう。
しかし、いったん合併が決まった以上、スクウェアが無くなる?からといって嘆いてばかりではいられない。ここではこの合併する新会社のこれからについて考えてみよう。掲示板でAlbedoさんとやり取りしていた内容も含む。
・数年後にはドラクエとFFのスタッフ交流が始まる
現在は、FFは『10−2』、『12』、『FFTアドバンス』などを開発中だし、ドラクエは堀井氏と『ダーククロニクル』のスタッフが組んで『8』の開発がスタートしたばかり。両者ともに忙しい状況なので、これらのゲームは現状のままだと思う。しかし、これらの開発が一段落着いたら、ある程度のスタッフ交流があるものと思われる。同じ会社になるのだし、スクウェアと堀井氏が組むのは『クロノ・トリガー』で経験済みだから可能性が無いわけではない。
それに、双方のスタッフが手を組むことにより、ドラクエ・FF双方に新しい風が吹くかもしれない。たとえば、FFにドラクエ的な職業が現れたり、召還獣としてスライムやら竜王やらエスタークなどが現れたり。ドラクエでは派手なムービーが要所要所に挿入されたり、4桁・5桁のダメージを与えることができたり。鳥山明と天野喜孝(野村哲也でも可)のコラボレーションもあるかもしれない。ドラクエの発売ペースももっと速くなるかもしれない(これまでの発売ペースや開発期間を考えるとドラクエ8は2004〜5年ごろに発売されると思う)。
考えるだけで色々なメリットが浮かび上がってくる。今後も注目しよう。
・『ガンガン』にFFの漫画が登場?
やっぱり一番定番のタイアップはこれしかないだろう。今までFFの漫画が無かったのが不思議だが、今度の合併で実現するかもしれない。もちろんサガシリーズや聖剣シリーズなども連載されるだろう。もっとも私は『ガンガン』を読んだことが無いが。
・プレイオンライン今一度活性化?
FF11の息切れで存続が危ぶまれている?プレイオンライン。エニックスと合併することで上手く活性化させる方法を考えてみた。
ドラクエのキャラを使ってネットゲームを作る(たとえばDQM、テトラマスターにドラクエモンスターを起用)。
『ガンガン』をネット配信する(少年ジャンプは所詮他社。『ガンガン』の場合は「自社」になるのだから、権利的には難しくない)。
所詮素人考えだが、考えただけでさまざまなビジネスチャンスが浮かんでくる。これらの案が上手く実現することを祈るばかりである。どこかの銀行みたいに合併しても縄張り争いに終始することにならないよう、おたがいの長所を上手く引き出してほしいものである。