やっとPHSでネット再開

 滋賀県北部の田舎に引っ越してから1週間、身の回りもずいぶん落ち着いてきた。そして、インターネットを再開すべく、PHSカードを購入することにした。以前住んでいたワンルームマンションとは違い、今回は同じ職場の人と共同生活になるので、一人だけ電話線を引くわけには行かない。そこで、電話線がなくても利用できるPHSカードを使うことにしたのである。
 そして、近所の家電量販店(○新など)や携帯ショップへ足を運んだが、PHSなどどこにも売っていない。このとき、やっぱり田舎に住んでいることを実感した。しかし、せっかく駅前に住んでいることだし、もしかして使用可能かもしれない。そう思って、私用で故郷・大阪T市へ戻った際にPHSカードを買うことにした。エリアマップを見ると、私の住んでいるところはぎりぎりでエリア内。不安に思いながらも買うことにした。買ったのはAirH”のPHSカード。H”はドコモと違い常時接続サービスがあるのでもともとこちらにしようと思っていたのである。

 H”の契約手続きの間、私は久々にT市内を散策することにした。
 補欠選挙の運動で、牛の着ぐるみコスプレをした某食品冷蔵会社社長の行列や、妻の介護に専念するために突然市長を辞めながら数年していきなり戻ってきた元市長を見た。私も投票に行こうかと思ったが、実家へ帰って登録書を取りに行くのが面倒くさかったのでやめにした。以前、私の父の「盛り上がらないから多分投票に行かない」と言っていたし。
 その他、私がいつも通っていたゲーセン、本屋など、昔と変わらずに続いているところもあったが、いくつかの店はつぶれていて、やはり時代の流れを感じてしまった

 話を本題に戻すと、PHSカードを購入し、私は長い道のり(やく80キロ)をたどって、現在の寮へ戻った。そして、不安ながらもカードをパソコンにセットし、アクセスポイントなどの設定を手動で行い、いざ接続すると……


 見事につながった。うれしさで肩の力が抜けた。
 実は以前住んでいたところでも、PHSカードを買って部屋の中でインターネットをしようと思ったのだが、電波が届かないために外で接続する羽目になったのである。人目につくし、夏は暑いし、散々な目にあった。もうこんな思いは二度としたくなかったのである。なので、よけいにうれしかった。
 何はともあれ、これで室内でインターネットができる。サイトも更新できる。生活環境は最悪ながらも、やっと一筋の光が見えた。このままサイトを放置しておいて、みんなに忘れ去られるのは嫌だったから。

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