今週も『太陽の季節』の時間がやってきた。このサイトでは、毎週このドラマの感想を書くことに決めました。それではいってみましょう。
・あらすじ
英子(池脇千鶴)と一緒に歩いていた竜哉(滝沢秀明)を偶然目撃した直人。以前から竜哉を憎んでいた直人はそれを見てほくそえんでいた。一方、竜哉は自らの復讐のために由紀(松本莉緒)を略奪しようとし、ヨットから海に引きずりおろそうとするは、デートに誘い込んでディープキスを迫ろうとした。そんな中、直人にレイプされそうになり、命からがら逃げ出した英子は、奪い取った直人の携帯から竜哉に助けを求めた。由紀とのデートへ行く途中に直人の携帯を通じて英子が連絡を取ろうとしたときに「あいつはいいやつだから」と軽く受け流した竜哉は責任を感じ、雨の降る中、英子を見つけ出し、硬く抱きしめた。
第1話は導入部分ということもあって、私も普通に流して観ていたが、第2話になると2つほど問題点を見つけることができた。今回はそれをあげてみよう。
まず、第一の問題点は、「竜哉の復讐の動機がいまいち不明瞭」というのがある。ちゃんとテレビ雑誌には、貸し渋りによって一家を破産に追い込んだ銀行の頭取に対する復讐という説明はあるのだが、実際のドラマのなかでそうした説明が今のところまったくないので、いまいち不親切のように感じる。しかしまだ2話目ということもあるし、これは後々説明があることを期待するしかない。
第二の問題点は、なぜ例の銀行の頭取の息子・慎二に近づいて、その婚約者である由紀まで略奪する理由がわからない。そもそも、慎二は、竜哉のことを何も疑っていない、テディベアが好きな人のいいボンボン大学生である。確かに由紀を略奪することである程度溜飲は下がるかもしれないが、肝心の貸し渋りに関して慎二に責任があるわけもない。これでは本当の復讐にはならないと思うのだが。
とりあえず、今後の注目すべき点は、由紀と英子の間でゆれる竜哉の動向と、英子の最後であろう。原作では、中絶手術の際に腹膜炎を起こして死んだし、今回のラストの竜哉のモノローグでは、「俺が彼女の運命を変えてしまった」と語られている。このことから、最後に英子が死ぬ確率は高いと私は考えている。そしてそのショックで竜哉は壊れる……と予想しておこう。