現在、今夜スタートしたドラマ『空から降る一億の星』を見終わった直後にこれを書いている。内容は、井川遙演ずる財閥のお嬢様と、木村拓哉演ずるコックが恋に落ちる……というもの。第一回の放送時点では、ここまでしか進展がない。明石家さんま・深津絵里の兄妹がどう絡むかも定かではない。
さて、第1回目を見た私の感想は、あまりのステレオタイプぶりに笑ってしまったということに尽きる。
舞台は、財閥のお嬢様・美羽(井川遙)の、東京湾をクルーズする客船での誕生パーティーから始まる。わざわざオーケストラまで呼んで、その上花火まで打ち上げている。規模の大小に関わらず企業が倒産しているにもこのご時世にもかかわらず、こんなパーティーをできる人間がいるなんて、日本もまだ捨てたものではないと思ってしまった。そして、キムタクがいきなり井川遙に近づいて口説きかける始末。しかも、キムタクはドア越しにいきなり井川遙の腕をつかみ、いきなり口説くのである。
最後には、花火を見るために客が甲板に集まっているその下で、二人がディープキスを。
バブル時代のトレンディドラマってこういうのが多かったよね。昔を思い出してしまった。
この他、さんま演じる刑事が関わっている殺人事件や、深津絵里のお見合い話など色々な筋があるが、あまり本筋でないような気がする(第一回で断言するのも間違ってる気もするが)。
それにしても、こうしたステレオタイプのシーンを見るたびに、時代は繰り返しているのかと思う。ステレオタイプから抜け出そうと様々な試行錯誤を繰り返しているうちに元の位置に一回りしてしまったと言うことだろうか。そういえば、ジャンプでも昔を思い出しそうなステレオタイプをちりばめた『いちご100%』が10週打ち切りを免れたようだし。
こうして考えると、今後はステレオタイプ路線が受けるかも? それともバブル時代を思い出させるような描写が受けるのだろうか。そんなことを思ってしまった。もっとも、こういうのは北川悦吏子氏だからできたのかもしれないが。