先日、朝寝ぼけた頭で某『ズームイン!』を見ていたときのこと。なんと、あの『およげ!たいやきくん』がリメイクされるというニュースをみて、目がさめてしまいそのままテレビに見入った。そして、そのニュースを見て……「え〜?」 それが第一印象である。
なんでも、元祖の『たいやきくん』は曲の尺を短くする都合から、途中で釣り上げられて食べられたというオチになったのだという。作詞を担当した高田ひろお氏は、その点に納得がいかず、今になって続編を作ったのだという。しかも、童話まで作って。
曲の内容は、全体を聞いたことがないので詳しいことはいえないが、主人公のたいやきくんはあれから広い海をいつまでも旅するという話になるのだという。なんだか陳腐な話になったしまったような気分がする。
そもそも、『たいやきくん』の売りは、あのオチにあったのではないかと思う。子供向けのいわゆる童謡にしてはちゃんとストーリーのある話、そして最後には食べられるという予想外の、しかし現実感のあるオチがあったからこそ子供だけではなく大人にも受けるという大ヒットになったのではないだろうか(そういえばあの『ピクミン』の例の曲も似たようなオチだった)。もちろん高田氏にとってはこんな受け止められ方をされるのは予想外だったろうが、個人的には残念である。
もうひとつは曲調である。これもテレビでちょこっと聞いただけなので詳しいことはいえないが、平凡なダンスミュージックになってしまったのが残念である。ここはひとつ、軽井沢で隠居生活を送っている子門真人を引っ張り出してほしかった。数年前の戦隊シリーズで名前を変えて歌っていたのだから、不可能ではなかったはず。
なんか、昔大人気だったアイドルが今になって突然ヘアヌードなどで復活するみたいで、どうも悪い印象を受けるというのが正直な感想である。たいやきくんはやっぱりあのオチのままでいい。
P.S.『たいやきくん』で今になっても突っ込みたいことがひとつ。
海に落ちて(多分)長い時間が経ったたいやきなど食うな!!
以上。