所詮政治家ってこんなもの

 やっぱり、同郷の人間として、この話題に触れないわけにはいかない。そう、あの辻元清美の秘書費搾取疑惑である。実は、私、住民票を実家に置いたままなので、下手をしたらこの人に投票してたかもしれないのである。私は今まで、何かしら問題を起こした政治家の選挙区の人間を、「こんな奴に投票するなんて人間じゃない。いつか革命を起こした時にでも皆殺しにしてやりたい」とまるで塵のように笑っていたが、これで笑えなくなった。なんてことをしてくれたんだよー。
 それにしても、今になって痛感することは、政治家も、上手くパフォーマンスできる人間が強いということである。政策なんてどうでもいいのである。
 一番いい例が、ほかならぬ小泉純一郎であろう。あの人も、国民に対してあれだけ口当たりのいいアピールができなければ、あれだけの人気は集めなかっただろう。しかも、いわゆる「抵抗勢力」には、やたらと田舎出身の悪人顔の政治家がゴロゴロしている。そんな田舎者を相手に横須賀出身の、しかもクリーンなイメージで売ってきた政治家が立ち向かおうというのである。いかにも一般大衆とマスコミ受けしそうないいイメージではないか。こんないいイメージを作り上げた小泉は、やっぱり他の政治家とは違うと思う。他の政治家には真似ができないだろう(少なくとも田舎出身の抵抗勢力の政治家には)。
 それを考えると、「加藤の乱」も意味がおのずとわかる。あれは、国民の気を引くために、小派閥の政治家(しかも田舎者)が引き起こした大騒ぎなのだろう。あれが起こった当時は、国民は誰も加藤の秘書ががあんなことをしていたとは思いもしなかったであろう。
 そして我らが辻元清美。彼女も、与党を相手にして、やたらと批判しまくることで人気を集めてきた政治家である(これは社民党全体の体質だが)。あの「疑惑の総合商社」の名言はしばらくの間、人々の心に残ることであろう。まさか、本人が「疑惑の総合商社」扱いされるとは、誰しも想像できなかっただろうが
 そして舞台は日本だけにとどまらない。そう、ブッシュ大統領である。実は彼のスポンサーには軍事企業がついていて、一連のテロの報復活動も、その軍事産業を潤わせるために行ったという話もある。私はこの話を聞いてから、日本もアメリカも政治家の質は似たり寄ったりだなと思うようになった
 そう、政治家の人気というのは政策や活動内容で決まるのではないのである。何かしら仮想敵を見つけ、それに対していかに対決するかをアピールできるかで決まるのである。だから、ブッシュもアフガンの次はイラク、北朝鮮と次なる目標を定めているのだろう。
 だから、今の政治家に期待するのは間違っている。利権を求める政治家と、それによりすがる田舎者がいる限りは、この状態は続くであろう。この状態を変えるには……やはり革命しかないかな……

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