■半数以上が受験3回までに合格。しかし約2割の人は6回以上
大手受験予備校も合格者に対するアンケートをしているが、「平成16年度司法書士中央新人研修受講者アンケート調査」のデータが一番的確なデータであろう(回答数688人。出典:月報司法書士2005.8)。
「2回」で合格した人は153人(23.6%)、「3回」が140人(21.6%)で2〜3回で合格する人の層が多く、合計54.6%の過半数の人が3回目まで合格しているという結果だ。一発合格は(なんと)9.4%もいる。しかし、6回以上の人が19.3%も存在することも把握しておいてほしい。実際に、補助者をしながら勉強している人で10回目で合格したという人や、途中あまり真剣に勉強していなかったため20年かかっている人も知っている。
「6回以上」を「6回」と仮定して計算すると平均値は「3.52回」になるとのことだ。前述のように二桁の人もいるので、感覚的には「4回」ぐらいが正式な平均値となるのであろう。
某予備校の受験回数のデータを見ると、3回までに合格した人が異様に多いが、アンケートの回数をマークする欄には「記念受験は回数に入れないでください」というような文言が入っていた。
ご参考までに…。
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