早いものでロンドン到着から約一月が経とうとしています。わざわざ日本にいる時にイギリスの無料プロバイダを見つけて契約しときながら、結局接続する場所が見つからず数週間が過ぎて、日記でも書いておけばいいものをもちろん書いているわけはなく、うる覚えの記憶をたどりながらここまでの経過をたどってみます。
まずは出発前から。
とにかく大学からの連絡がなかなかこないし、やっと届いたとおもって読んでみると、締め切りがもう過ぎてたり、そんなことはしょっちゅうだったので、これから留学を考えている人はあまり神経質にならず、そんなもんだと思ってたほうがいいですよ。ちゃんと向こうのミスであることを書いて送れば大丈夫なようですし。また手紙で送ると早いものでも3-5日かかるらしいので、先にFAXやメールで知らせておいたほうが無難でしょう。イギリスでこれだから、ギリシアに留学なんていったら...
そんな感じで、一体何日までに到着すればいいのか分からないので、航空券の予約ができず、やっと日にちが分かって、予約しようにももう満席で、結局取れたのはキャセイの台北、香港経由のロンドン行き。まあシンガポールとかマレーシアまで行かなくていいとはいえ、それでも長い。あまり飛行機は好きではないので、できれば直行で行きたいけど、値段が倍だからねぇ。
必要なものは大体買っていたとはいえ、スーツケースを買ったのも出発の二日前という、あせってるんだかのんびりしているんだかよく分からない状況で、しかも連日の壮行会がたたって、さらに夜中までカラオケで騒いだりして見事に風邪を引くという始末。結局前の日は咳が止まらず二時間ぐらいの睡眠で栄養ドリンクを飲んで出発。夕方の便だったので電車も混まずに楽だった。
ともかく搭乗まで問題なく進んで、まずは台北に向けて出発。二時間ちょっとのフライトでしっかり夕飯も食べて無事到着、も次の失発まで一時間半あるので、暇だったから空港内をぶらつく。あまり親切でない情報に惑わされてはたしてどこに戻ればいいのかよく分からず、ただうろうろして体力を消耗して終わる。寝とけばよかったと後から思う。
台北から香港まで一時間ちょっとくらい。またご飯が出てくる。おなか一杯だったのでパス。デザートだけもらうという手もあったけど。これも問題なく到着していよいよロンドンへ。と思ったらまたご飯が出てくる。まだおなか空いてなかったけどとりあえず食べておく。しかしここからが長い...。何しろ十二時間。直行便だったら今までのフライトは必要ないわけだし。
寝ようにも咳が出て三十分くらいですぐ起きる。何しろ機内が乾燥しているので、咳がでやすい。つくづくマスクを持ってきておいてよかったと思う。それでもちょくちょく眠りながら、何とか到着。
ここでキャセイについて。アジアの航空会社ではトッブクラスの人気というだけあって、サービスもまあよかったし、シートもまあまあだし、各個人にモニタが着いてるし、何より遅れずに着くしあまりゆれも少なかったしで、これまでで一番のフライトだった気がする。過去に乗ったのがアエロフロートとマレーシアだけだからあたり前といえばそれまでだけど。
入国手続きは予想以上に簡単に進む。きっといい人にあたったんだろう。旅行客がづらづらと長蛇の列を成して手続きを待っている横を、学生専用の窓口で並ぶこともなく一分くらいで終わる。さて寮に向かうか、と思ってもまだ朝の五時過ぎ。手続きは九時半からなので暇を持て余す。のんびり休み休み向かうことにする。さいわい、ロンドンには前も語学留学で一月いたので、地下鉄もバスも迷わず進む。着いた頃には時間になっていて、説明も手続きもあっさりすんで鍵だけを渡されて荷物を引き摺りながらエレベーターもないので三階まで上る。出発からここまで1日以上が経過、ともかく寝る。
と、ここまで書いたところでカナダ人の友達がたずねてくる。ちなみに今は夜の十一時過ぎ。ろうそくをいっぱいもらってきたんだけどマッチかライターない?って、持ってないので、キッチンに行って火を付ける。彼は演劇が専攻で、何でもプレゼンで使ったのだそうな。ついでに五個ほどもらって別れる。
なんだか途中で文体が変わってるような。なんだか取り止めもない内容になってますね。 |