60年代のお菓子

シスコ・キャプテンウルトラ・チョコレート


 先日、「60年代のテレビ」で取り上げさせていただいた「キャプテン・ウルトラ」のコーナーで、「60年代のお菓子」として「キャプテン・ウルトラ・チョコレート」を取り上げさせていただくというお約束をいたしましたので、お約束を果たさせていただこうと思います。
 発売元は、インディアン人形の男の子の広告であまりにも有名なシスコーンで知られるシスコであります。
 このページで使わせていただく画像は、『週刊少年サンデー』の1967(昭和42)年10月29日号に掲載されていた広告ですが、チョコレートの値段を見ますと、板チョコが20円、デラックスチョコとネーミングされているチョコバー風なものも20円、コインチョコが10円となっております。
 既に何度も書かせていただいている通り、昭和42年といいますと、私は当時、小学校6年でありまして、キャプテン・ウルトラ・チョコレートというのは、私の購買対象には入っておりませんでした。私は、恐らく、この頃は、チョコレートといえば、基本的にグリコのアーモンド・チョコレートを買っていたはずで、時々、明治製菓のハイミルクやデラックスも買っていたかもしれません。この「キャプテン・ウルトラ・チョコレート」は値段的にも、10円〜20円ということで、もうちょっと低い年齢層、例えば、幼稚園から小学校低学年辺りをターゲットにしていたのではないかという気がいたします。








 広告によりますと、「ズバリ賞…シュピーゲル号・スカイキャプテン・宇宙カプセルなどが当たるぞ!」「※補助券3枚でもどれか一つもらえるよ」となっておりまして、恐らく、当たり券が出たら、左の画像のような下にバネがついている「スカイキャプテン」や下の画像のような分離・合体が可能な「シュピーゲル号」などがもらえたということのようであります。
 また、当たり券は出なくても、補助券を3枚集めれば、どれか一つはもらえたということでありますから、恐らく、どれか3個を買えば、景品が一つはもらえる仕掛けになっていたようです。
 それほど高そうな景品でもありませんが、どうせ、もらうのなら、効率よく貰いたいと考えるのが常でしょうから、私が、この「キャプテン・ウルトラ・チョコレート」の購買年齢層に入っていたら、きっと、10円のコイン・チョコレートばかりを買っていたのではないかと思いますが、その辺りの購入商品と景品との組み合わせの整合性といいましょうか、バランス感覚といいましょうか、仕組みはどのようになっていたのだろうかと、今更ながら、思ったりするわけです。
 ということで、お約束した関係上、無理矢理、「キャプテン・ウルトラ・チョコレート」での展開を図ってみましたが、私自身、前にも書かせていただいた通り、あまり、「キャプテン・ウルトラ」自身への思い込みも強くなく、この「キャプテン・ウルトラ・チョコレート」という商品にまつわるような思い出もありませんので、ここは一つ、皆様の中に、この商品にまつわるエピソードをお持ちの方がいらっしゃったら、また、ぜひ、Eメールなどをお送りいただければと思う次第です。



















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