レトロゲームレビュー/エキサイトバイク
エキサイトバイク
機種 |
ファミリーコンピュータ |
発売元 |
任天堂 |
ジャンル |
レース |
発売日 |
84年11月30日 |
価格 |
5,500円 |
国内売上本数 |
160万本 |
プレイ時間 |
5時間以上 |
わざと相手をクラッシュさせる、エキサイトマシン登場。
グラフィック |
必要最小限での寂しい気もするが、それだけ見やすくて分かりやすい。 時代的にも、まあこんなもんか。 |
4 |
サウンド |
タイトル画面のテーマと、レース前、レース後の3曲しかBGMがありません。 あとはむなしいバイク音のみ。オーバーヒートも分かりやすいけど・・・・・。 |
3 |
システム |
重心移動の重要性を極限まで高めた、シンプル且つ研ぎ澄まされた操作系。 さらには、プレイヤーにとっては嬉しいエディットモード。 |
7 |
操作性 |
十字キーの左右による、重心移動をいかに制御するかがポイントだが、 慣れてくれば、スムーズに進められるようになる。単純だが綿密な操作性だ。 |
7 |
プラス要素 |
熱中度は高く、すぐに飽きる事はない。対戦ができればさらに良かったか。 その代わりに、自作コースを友達にプレイさせる、という楽しみがある。 |
5 |
外観評価点 |
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26 |
プレイ感想 |
軸移動、重心移動、アクセル、ターボの単純操作にも関わらず、なかなか1位を 取らせて貰えないもどかしさは、鍛錬を重ねたジャンプ台での技術で取り返す。 邪魔なバイクを蹴落としながら、1位で通過できたときの興奮といったらもう。 これぞまさしくエキサイトですな。一走り終えたら、今度はコースを作り出す。 とんでもないコースの出来あがりだ。意味不明なところでまたもやエキサイト。 |
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内容評価点 |
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29 |
総合評価点 |
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55 |
コメント |
当時は、説明書を読まなくても、すんなりプレイできるゲームが多かった。 それは、単にコントローラーが単純だったからだ、といえばそうなのだが、 それ以前に、ゲームとは単純なものだからおもしろいのだし、クリエイターは、 単純でおもしろい作品を作らなければいけないという使命を持っていたと思う。 今作はそんな作品の代表であり、グラフィックにもサウンドにもこだわらずに、 これだけ遊べる作品にできたのは、やはり本能だけでもプレイできそうな、 シンプルな操作性にあるし、それを目標に作られたに違いないのである。 また、このゲームにはエディットモードという目新しい機能がついている。 プレイヤーの作りたいように、コースを作らせるというものであるのだが、 プレイヤーは、いかにしておもしろいコースを作るか。友達にどんなコースを 見せてやろうか。というちょっとしたクリエイターの立場を体験し、その楽しさも 知る事になっただろう。この機能により、ゲームの幅は明らかに広がっている。 今作を作った任天堂は、この後もさらにゲームの幅を広げていくこととなった。 |
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1999年 6月 2002年 4月 7日訂正 2003年 7月20日訂正 |