「心に残る名シーン」、第二回は「ガオガイガーvsゾンダーソルジャー」との戦いを取り上げます。
EI-14、ゾンダーソルジャーの攻撃から護を庇い、
身動きのとれないビッグボルフォッグ、
ゾンダーソルジャーの巨大なナイフが迫る!
直後、ゾンダーソルジャーが爆発する。
護「ガオガイガー!」
そう、ガオガイガーのブロウクンマグナムが炸裂したのだ
ゾンダーソルジャーと対峙するガオガイガー。
ガイ「それだけの兵器を体に備えておきながら子どもを狙うとは!、絶対に許せん!」
だが、ガイの怒りとは対照的にゾンダーソルジャーは充満する霧に身を隠す。
それと同時に四方から無数の槍がガオガイガーを襲う!
ガイ「だめだ!、この霧はセンサーを通さない!」
敵の位置がわからず一方的に攻撃を喰らうガオガイガー
だが、それも長くは続かない
超竜神がイレイザーヘッドで霧を消し去ったのだ。
霧さえ無くなればガオガイガーを止める物は何も無い。
「見付けたぜ!」
敵の姿を捉える
「もう逃しはしない!」
何時の間に仕掛けられていたのか、ワイヤーがガオガイガーの全身を縛る。
「こんなもので!」
ワイヤートラップを力ずくで引きちぎる
「ガオガイガーが倒せるかぁ!」
四方から襲う槍にも動じない。
ネットも容易く引きちぎる。
トラップを破られバズーカで応戦するゾンダーソルジャー
「プロテクトシェード!」
その全てがプロテクトシェードに阻まれる
効果が無いと悟ったのか、弾が無くなったのか
ゾンダーソルジャーはバズーカを切り離し、左腕のローターで攻撃する
しかしローターの攻撃は躱され、左腕ごとローターは破壊される。
破壊された左腕に構わずに右腕に内蔵されたマシンガンを構えるゾンダーソルジャー
だが、それも発射する間も無く右腕ごと破壊される。
ゾンダーソルジャーは再生した左腕からナイフを出し応戦しようとする
だが、無駄だった
その直後に左腕をガオガイガーに捕まれ、握りつぶされたのだ
怯むかのように後ずさるゾンダーソルジャー
その顔面にガオガイガーの拳が炸裂する
「よし!、ヘル・アンド・ヘヴン!」
両腕を破壊され、全ての武器を破られたゾンダーソルジャーに逃れる術は無い。
勝負は、決まった。
今回は戦闘シーンの中から印象的な物と言う事でこれを紹介する。
ゾンダーソルジャーとの戦闘シーンは爽快感の強いものだ。
最初はセンサーを妨害する霧のせいで劣勢だったが
イレイザーヘッドにより霧は消滅する
それに対しゾンダーソルジャーはトラップを駆使し
ガオガイガーを拘束、攻撃しようとする。
だが、ガオガイガーにはそれも全く通じない
勇者王と呼ぶに足るだけの力強さを感じさせてくれる。
その後の戦闘もまた、良い。
相手の多彩な攻撃を全く物ともせずに迎え撃ち、
そして勝っている。横綱相撲と言っても良い。
「ガオガイガーは強い」という事を百の言葉よりも雄弁に語っている。
そしてこれこそが、今回、対EI-01戦や対機界新種戦ではなく
対ゾンダーソルジャー戦を紹介した理由でもある。
「ガオガイガーは強い」事がわかっているからこそ、
敵が強大で苦戦している時の危機感や緊迫感が
いやが上にも高まるのである。
そして「ガオガイガーは強い」事を
印象づけるのはそれまでの戦歴である。
対ゾンダーソルジャー戦は、
そんな戦歴の中でも特に印象が強い。
(あくまでも個人的な印象である故に人によっては違う意見もあるだろうが)
だから、対ゾンダーソルジャー戦を
対EI-01戦や対機界新種戦よりも先にここに紹介する。
余談ではあるが、
ガオファイガー対ギムレット・アンプルーレ戦も良く出来ている。
ギムレット・アンプルーレの特殊能力などものともせずに勝利する様は
対ゾンダーソルジャー戦の時を連想する方もいるのではなかろうか?
ガオファイガーのデビュー戦としては申し分ない戦闘シーンである。
ただ、ガオファイガーの強さがアピールされるのは
これが最初で最後だったのだが・・・・・・・
考えてみれば残念な話である。