ここではガオガイガーFINALに登場した敵メカの解説などを行います。
《バイオネット》のメタルサイボーグ。《バイオネット》は東京が巨大ゾンダーメタルプラント化された際にゾンダーメタルを入手し、そのデータを元にメタルサイボーグを開発した。メタルサイボーグとはいわば地球製の擬似ゾンダーである。なお、メタルサイボーグの中にはフェイクGSライドを搭載した者もいること、メタルサイボーグのシュウがガオファーとのフュージョンが可能だったことから擬似ゾンダーといってもGストーンと対消滅したりすることはない。素粒子Z0と似たパターンの素粒子反応を示す。
機界新種消滅後にドイツでギガテスク・ドゥを使った大量破壊活動を行った他、数度のテロ行為に及んでいる。中でも有名なものがガオファイガー強奪作戦、そしてQパーツ強奪作戦である。彼はGGGに何度も敗北を重ねながらも決して捕まる事なく逃げのび、さらにはGGGとの戦いで傷付いた体をメタルサイボーグと化して積年の恨みを晴らすべくQパーツ強奪作戦を実行に移した。
車輪のようなパーツがギムレットおよびQパーツを中心として合体した形態、これらの合体変形能力はメタルサイボーグ技術によるものである。ギムレット曰く「23の特殊能力を有する」。しかし、本編で実際に用いられた能力は3つのみである。右腕に大量の負イオンに静電加速をかけ、電荷を中性化してから一気に打ち出す中性粒子ビーム砲、エクスプロジオンレオン、放電による攻撃のコロッサルコンビュステイブル、さらに戦車状に変形し機体の大半をミサイルとして放出するシュプスタンスエクスキュゼモワである。さらにパルドンアタークソウデーヌなる能力もあるが実際に使われなかったので詳細は不明である。
エヴォリュダー・ガイによると、それまでの《バイオネット》のメカとは段違いのパワーであったらしいがガオファイガーには有効なダメージを与えられずに倒される。結局はガオファイガーの引き立て役でしかなかった。
なお、最初の骨格のような細みのロボットがギムレット・アバン・アンプルーレ。さらにそのアバン・アンプルーレにパーツが合体した巨体のロボットがギムレット・アンプルーレである。
護(レプリジン)がパスQマシーンの力によりギャレオン(レプリジン)とフュージョン。さらにガオーマシン(こちらは本物である)とファイナルフュージョンしたもの。正確にはレプリジン・スターガオガイガーといったところか。なお、レプリジンとは複製の意。
ガオファイガーと互角に戦うほどのパワーと性能をもつ。さらにはハンマーヘル時にヘル&ヘヴンのカウンターに行いゴルディオンハンマーを破壊する。さらにイレイザーヘッドXLを用いてヘル&ヘヴンのエネルギーを相殺しようとした超竜神をも大破させる。最終的にはガイの怒りのヘル&ヘヴンにより破壊される。
ちなみに護(レプリジン)はオリジナルのような緑色でなく水色に光っていた、またギャレオンもオリジナルとカラーリングが異なり純白である。これはFINAL4話からもわかるようにレプリジンはオリジナルと比較して色素が薄いためである。
「復活の白き方舟」では同様にレプリジンの勇者ロボ等も登場するが、注意して見て欲しい。本物よりも微妙に色が薄い。なお、レプリジンでも超竜神等へのシンメトリカルドッキングが可能なのかどうかは不明(遊星主に超AIを操作されている時点でシンパレートなどは意味はなさなくなると考えられる)
護やギャレオンのレプリジンも、後に登場した勇者ロボ軍団のレプリジンと同じく遊星主に操られていた。彼らも遊星主の犠牲者なのである。
43.2話「金の牙、銀の爪」に登場したCRプロトタイプ33RおよびCRプロトタイプ34Rを元にして制作された国連軍所属の機動兵器。マイクのサウンド能力とバリバリーンの機動性を一つに合わせた機体である。アメリカGGGが主体となって開発された。
超AI制御の勇者ロボとは違い有人機であるが、これには以下のような理由が考えられる。
特に4の理由により有人機となったのではないだろうか?
なお、武装はミサイルとディスクXが確認されている。ちなみに例え強力とはいえ、ディスクXはあらかじめ対象の構造を解析していないとその威力を発揮しないこと、ディスクXが消耗品であること、さらにはディスクXの使用は機体に多大なダメージを与えることなど欠点も多く決して万能兵器ではない。またバリバリーンやマイクシリーズは機動性こそ高かいものの、耐久力が低いという弱点がある。これは量産型CRも同様であろう。このため、通常の勇者ロボ開発の必要性が無くなったわけではない。
国連評議会の決議に従い、GGGを拘束しようとしたがそれは表面上のことだった。ヤン博士の指揮の元、一見、完璧に見える作戦でGGGを追いつめながら、その包囲網を突破させた。マイクに大河長官たちを届けさせたのにヤン博士が関係していないわけがない。そしてヤン博士がガオファイガーのガトリングドライバーによりCR部隊を突破可能だったのも知っていたはずだろう。このことからもヤン博士がGGGを間接的に援助したのは間違いない。GGGマークのマスゲームが泣かせる。
ソール11遊星主が利用する黒い金属光沢を持つ巨大な立方体型のメカ。
ソールウェーブを照射して敵を攻撃する。また、必要に応じて遊星主がフュージョンをすることもある。