あおい
源氏22歳の頃のお話。
前年桐壺帝が譲位し、朱雀帝の時代になっていた。
東宮には、実は源氏の息子である冷泉帝が決定していた。
そして、そうとは知らない帝は、東宮の後見人として
源氏を任命した。
話の舞台は代わり、六条のお話。娘が、斎宮に選ばれた六条は
娘に随行するかどうか悩む。
ちょうどこのころ、賀茂のお祭りがあり、この行列の源氏をみようと
忍んで出かける。
たまたま、遅れてついた葵の一行は、権力を笠に着てほかの車を
押しのけた。そういう中に、六条がいたのはいうまでもない。
その後、葵の上が懐妊し、そのとき物の怪が現れるのだが、なんとその物の怪は
六条の生霊だった。
しかし、その生霊にうちかった源氏と葵は無事子供の
誕生を祝う。
それが油断になったのかどうかわからないが、葵はあっけなくその
寿命を全うした。