はなのえん

源氏は、このころ20歳になっていた。桜の宴が催されたその会場で
優れた詩の才能を披露する。

行事のおわった夜更け、何かいいことは無いかと、藤壺のあたりを
さまよっていた。しかし、どこにも入る隙間が無くそこはあきらめて、
違う場所をさまよっていると、若い女が「朧月夜・・・・」といって歩いて
きたので、心惹かれて一夜のちぎりを交わしてしまう。
これが、かの有名な朧月夜の君との出会いである。

3月の頃、右大臣の家で宴が催されて、源氏は例の朧月夜にこころひかれ
右大臣家をさまよい歩く。
ふとしたところで、ため息をついている女性がいるので声を
かけると、彼女こそ朧月夜の君であった。

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