ゆうがお

そのころには六条のある女性の元に通っていた源氏。
ちょうど、召使いの惟光の母親が病気だということで
お見舞いにいくことになった。
そのお見舞いの家の隣にぼろっちい屋敷があり
気になった源氏は、そこの夕顔の花を
取りに行かせる。そこで、そこの女性より扇の贈り物を
受けることになった。

その女に深く惹かれた源氏は、深夜に彼女の部屋に逢瀬を
重ねるために赴く。深夜に、覆面をしてやってくる彼に不審を抱いた
女は、後を付けさせたりするが、源氏の周到な作戦にあって
身元を確かめることができなかった。

それから、しばらくして彼女と二人きりで過ごしたいと思った源氏の計画に
したがって、荒廃した院に彼女を連れ込みその楽しい時を過ごすが、
もともと気弱な彼女がその怖さに耐えきれず亡くなってしまう。

実は、その女こそ頭中将の常夏の女だったのでありました。

戻る