わかな(上)
かねてより、病弱がちの朱雀院は出家を計画した。
それに伴い、以前よりかわいくてしょうがなかった
女三の宮の今後を思い、源氏に託することを決定した。
源氏はお上のご意向を受け、喜んで女三の宮を受け入れる。
しかし、あまりにも幼い女性であったため、失望を隠せない。
また、紫の心労も並大抵ではない。
そうこうして、源氏の目が三の宮より離れるにつけ、
警備なども手薄になり、事件がおこる前触れがおきる。
柏木に三の宮が姿を見られてしまうのだ。
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