あかし
前回よりの嵐は収まらず、都でも天変地異が続いているのを耳にした源氏は
いっそう不安になる。その上、源氏の住居にも落雷があり、人々は住吉の神に
祈る。その嵐がようやく静まった頃、夢でお告げがあり、
そのお告げに従い、須磨を去る。
須磨をさった源氏は、明石の入道の知遇を得て、その娘の高貴さにも
惹かれその娘と結婚する。
これが、後の明石の上である。
一方、京都の朱雀帝は、夢の中で桐壺帝にしかられ、
譲位を決断し、かつ源氏を新帝の後見にすることと決めた。