キタオットセイ
撮影 : 千葉県銚子市(平成16年3月)
上の写真は成熟したペア。若い個体は色白で、目のまわりが黒いパンダ顔が多かった。若い方は近づくとすぐ逃げ、逆に大人のオットセイは人を気にする様子もなく、堂々とくつろいでいた。前足と後ろ足を結んで水面に出しているのは、体温調整とのこと。やっぱり冬の海は寒いよね。
ちなみにこの日はオットセイだけだったが、同じ時期にカマイルカやスナメリなど、他のイルカ類も観察可能だ。海鳥類もいっぱいいるし、時にはウミガメやマンボウが水面を泳いでいるそうだ。
| 食肉目 アシカ科 大きさ オス250cm メス130cm 日本近海〜北太平洋 IUCN 危急種 |
| 繁殖期は島に上陸し、オスが数十頭のメスをあつめてハーレムを作り、出産、子育てをする。タラ、サケ、イワシなど魚をとって食べる。繁殖期以外は、海で生活し、三陸や銚子など日本の海でも見られる。 |
| ウォッチングのコツ・・・・北へ向かうフェリー航路で見られることがるようだが、なかなかフェリーに乗る機会を作れないし、乗っても確実と言うわけではない。千葉県銚子市で、オットセイのウォッチングクルーズをしているので、参加するとよい。銚子沖では2月から3月。イルカやクジラが主役とおもわれがちだが、オットセイを一度見ると忘れられない。意外とのんきに人間をみて、プカプカ浮いていて、楽しい観察が満喫できる。 |
現地施設
| (有)銚子海洋研究所 | 千葉県銚子市外川町2-11077-9 電話0479-24-8870 FAX22-7911 (AM8:00〜19:00受付) |
○電話をして予約を。天候によっては、中止になることもある。 ○3〜4時間くらいかけて沖合に出ることもあり、大人でも船酔いしやすいので、あらかじめ酔い止めを飲んでおくとよい。船酔いしないこつがあるので、添乗員さんに聞いておくこと。 ○沖合に出る便では10歳以上と年齢制限がある。 ○暖かい服装をすること。 銚子沖でキタオットセイが観察できるのは、2月〜3月 |
←若い個体の群れ
若い群れは警戒心が強く、船はあまり近づけない。が、一定の距離を保っている限り、彼らもこちらの様子をしばらく伺っているようで、ゆっくり撮影できる。
でも、ずっと同じ姿勢のままなので、じきに飽きてしまう。そのくらいたっぷりと観察できるのだ。
←いっせいに逃げる群れ
もちろんイルカほどではないが、けっこう速く泳げる。イルカと同じように飛んではもぐり、飛んではもぐりしながら逃げていった。
春の海はどこかのどかで、オットセイにマッチする。