| 偶蹄目ウシ科(日本固有種) 大きさ 70cm〜85cm 本州〜九州 準危急種(IUCN) 天然記念物 |
| 単独で生活。山地で生息、木の葉、樹皮、草、笹類などを食べる。オスも、メスも枝分かれしない角がある。体は濃い褐色だが、北の方では白っぽくなる。目の下にもうひとつ目があるような大きな眼下腺が特徴だが、そこから分泌液を出して木の枝になすりつけ、なわばりを示す。天然記念物だが、地域によっては林業の害になるというので駆除されることもある。 |
| ウォッチングのコツ・・・カモシカは、一日中、食べては反すうしているのんびりした動物。観察が確認されているところで、粘り強く待とう。一度見つければあんまりせかせか動かないのゆっくり観察することができる。同じ場所にたくさんのフンををしているので、そんなフィールドサインを見つけながら探そう。 |
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撮影 : 三重県三重郡菰野町・御在所岳
栃木県足尾町でのカモシカウォッチングはおすすめである。車の中からでも十分見つけることが可能だし、カモシカ以外に、シカ、サル、キツネ、テンなどの動物もたくさんいる。
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撮影 : 栃木県足尾町・間藤駅(平成16年6月)
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←カモシカのフン(たぶん)。
カモシカのフンは先がつまんだようになるのが特徴だそうだ。が、本によっては説明がちがうので少し自信がない・・・・。
←草を食べるカモシカ
間藤駅の展望台から見つけたカモシカ。1000mmくらいの望遠でようやく顔が見える。新芽が芽吹き始めたころで、葉が生い茂るとまったく見えなくなる場所だ。
ここのカモシカのみならず、哺乳類のウォッチングは冬がよいといわれている理由がわかるだろう。
←間藤駅全景
渡良瀬渓谷鉄道の終点、間藤駅である。この鉄道の旅は人気がある。
写真を写しているところが展望台。有料の望遠鏡があり、周辺の崖のカモシカやシカを探すにはとても便利。
撮影 : 青森県佐井村 (平成16年8月10日)
↓精錬所跡周辺で。
精錬所跡から足尾ダム手前間での渡良瀬川周囲の崖も、時おりカモシカを見かける。写真には仔も含め3頭のカモシカが写っている。
←車から見つけたカモシカ
崖の一番上のくぼんだところで横になっていたカモシカ。反すうをしていた。しばらく観察していたら、面倒くさそうに出てきて、崖を駆け下りた。
反すう・・・一度食べた草を胃から口に戻し、また食べなおす。消化しにくい草を消化しやすくする行動。牛などでも見られる。
←カモシカの顔のアップ
カモシカもよく目が合うのだが、悠然としている。そのまま草を食べながら、ゆっくり森へ帰っていった。
ちなみに観察した場所は国道338号線。仏ヶ浦を過ぎて数キロ北上したあたり。撮影は国道上からだった。
青森県の下北半島もカモシカがたくさん生息する。けっこう近くで見ることができる。
カモシカの出産は春である。春に生まれた仔は夏のはじめに岩場デビューする。そんな親子に近づく1頭のカモシカを見つけた。仔は突然現れたそのカモシカに無防備に近づき、顔をなめはじめる。が、親はすごい勢いで駈け寄り、追い返してしまった。
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現地施設
| ニホンカモシカセンター | 三重県三重郡菰野町御在所岳 (財)日本カモシカセンター 電話 0593-92-2028 |
御在所自然科学博物館と御在所山岳動物園によって構成されており。 動物園は、世界で唯一のカモシカ専門動物園で世界のカモシカを飼育している。運がよければ山に登るロープウェイから野生のカモシカが見える。 詳しくは、ニホンカモシカセンター HPへ 入館料 大人350円 小人250円 |
西日本でカモシカと言えば、三重県の御在所岳が有名。周辺の道路でも見られるらしいが、ロープウェイから探すほうが見つける可能性が高いそうだ。カモシカがいなくても、山頂のニホンカモシカセンターに寄れば、世界中のいろんなカモシカたちに会える。
撮影は間藤駅の駐車場から。車を止めた目の前の岩の上に、悠然と草を食べるカモシカがいた。
↑ロープウェイからの景色
ロープウェイの中からずっとカモシカを探すが、なかなか見つからない。ふと下を見下ろすと真下にカモシカがいた。ちょうど上左側の写真に写っている塔の下である。なかなか見られないと聞いていたので、遠くのほうばかり見ていたが、会えるときとはこんなもんだ。
現地施設
| 足尾環境学習センター | 栃木県上都賀郡足尾町銅親水公園内電話0288-93-2525 | 足尾銅山の歴史を知る学習センター。周辺はニホンカモシカの密度が高く、絶好の観察ポイント。間籐駅の観察台にも寄るとよい。 開館時間:9:30〜16:30 4月1日〜11月30日 入館料 大人200円、高校生以下100円、未就学児無料 |