格闘ゲームのブームが続いて久しい時期、格闘ゲーム以外は肩身の狭いジャンルとなっていましたが、そんななかひっそりと作られた作品です。
今回は「どきどきアイドルスターシーカー」を取り上げたいと思います。
ゲームモードは2つあり、「どきどきアイドル」モードと「スターシーカー」モードとなっています。
「どきどきアイドル」モードは全15ステージで背景が可愛らしい3人の女の子になっており、ステージクリアするとご褒美グラフィックを見ることが出来ます。
ステージクリアを続ければパンチラから微エロまで…3人×5種類の15枚の絵を見ることが出来ます。
但し、制限時間の残りが一定以下になると背景が変更されてしまい、ステージクリアするまでにある程度タイムを復活させることが出来ずにクリアしてしまった場合いは、ご褒美を見ることが出来なくなってしまいます。迅速かつ正確に操作する必要があります。
「スターシーカー」モードもルールは同じですが、背景は花畑などの和やかな風景画になっています…が、萌えもエロの要素もまったく無いこのモードを選ぶ人はいるんでしょうかねぇ〜
操作系は「8方向レバー+2ボタン」です。
レバーでカーソルの操作、ボタンは「パネルをめくる」ボタンと「マーキング」ボタンになります。
アーケードの時代に逆行した「じっくり考えさせる系」のパズルゲームですが、萌え要素と制限時間のそれなりの厳しさによる「じっくりだけどのんびり出来ない」辺りが微妙に良く出来ている作品かなと思います。
ステージ構成もそれなりに考えられているようで、『かなり広いフィールドに少しだけしか星が無く、ほとんどの場所にカーソルを動かしても星が0ばかり…しかも星が少ないため時間がほとんど回復しないから、ちまちまカーソルをめくらずに見つかった付近だけを調査しないと時間が持たない』とか『狭いフィールドに星が大量で星0よりも星7を見つける方が容易』とか同じルールでも条件次第ではいろいろな考えをさせるものだなと…ある種の巧妙さを感じます。
…まぁ、それでも萌え要素が無かったらほとんど注目されていなかっただろうなぁ〜という部分を感じずに入られませんが…やはり、ゲームの人気って萌え次第なところもあるんでしょうかねぇ〜