麻雀牌を使用したパズルゲームは多々登場していますが、そのうちの1つ「長江」。今回はこの作品を取り上げたいと思います。
フィールドに並べられた麻雀牌を全て消すゲームです。
麻雀牌は上下の重なりは無く、平面状に並べられており、同じ牌のペアを選ぶ事で消す事が出来ます。
但し、牌を消すための条件があり、『2枚の牌のお互いの位置関係が直角に2回以内曲がった直線上に存在する(但し、他の牌や壁を跨がない)』ことです。
操作系は「8方向レバー+2ボタン」です。レバーでカーソルの移動です。
左ボタンは「選択」。消したい牌を選ぶときに使います。選んだ2枚の牌が消せる条件を満たしている場合、牌が消えます。
右ボタンは「キャンセル」。「選択」ボタンで選んだ牌を取り消すときに使います。
基本的には消せる牌のペアを選んでいきますが、消せる牌がわからなくなったときや時間切れになりそうなときは
画面下の「ヘルプ」ボタンを押しましょう。
ヘルプを使用すると「牌の移動が初期位置まで戻される(残り時間全回復)」「現段階で取れる牌を色付で表示」の効果があります。
ヘルプの種類は「火計」「水計」「連環計」「天下二分の計」…とたくさんの種類がありますが、効果は全て同じです。
ヘルプは非常に便利ですが、使用回数に制限があり、初期状態では1回だけで、ゲーム中に一定数牌を消すごとに1回増えます。
残りヘルプ数は、クリア時のボーナス点に影響するので、スコア狙いなら出来る限り使わないテクが必要になります。
一部のステージでは牌のうち、2枚だけ陰陽模様の牌が含まれている事があります。
この牌を消すとアイテムを取得する事が出来、取得するとゲームを有利に進めることが出来ます。
アイテムの種類は陰陽模様の牌の色により変化します。
陰陽模様の牌の色は他の牌を消すごとに変化します。
青
「青龍偃月刀」
牌を消したときの牌の戻る距離が増えます。4組の牌を消すまで有効です。
オレンジ
「蛇矛」
牌を消したときに牌の動きが止まります。これも4組の牌を消すまで有効です。
青と似たり寄ったりな気がしないでもない・・・。
緑
「方天画戟」
牌を消したとき、それと同じ牌がフィールドに残っている場合、その牌も消去…つまり4枚を一度に消します。効果は他同様4組消すまでです。
4枚一気に消せるので牌の消す手順を考えなくても良くなる上、強引に手詰まりを回避することも可能ですが、
フィールドに2枚しかない牌を消したときは何も起きないまま使用回数を消費してしまうので、
状況次第で有り難味が大きく変わるアイテム。
灰色
「スカ」
何も起こりません。灰色で消すメリットは全く無いので、できれば他の牌を消して色を変えておきましょう。
ゲームスタート時、3ステージで終了となる「訓練」と8ステージまで遊べる「実戦」が選べます。
「実戦」を選んだ場合、登場する女の子を1人選んでゲームを進めていきます。女の子は全部で4人で、
名前が三国志の蜀の人物をモチーフにしているのは…気のせいでは無いはず。
「実戦」の場合、ステージクリアをすると選んだ女の子の御褒美脱衣グラフィックを見る事が出来ます。1キャラにつき2段階有り、
2段階クリアするとその娘はクリアとなり、新しく残りの女の子から1人を選んで次のステージへと進みます。
但し、ゲーム中は前述の制限時間のほかに「脱」表示されたタイマーがあります。これはステージスタートと共に
回復することなく常時減少していきます。0になってもゲームオーバーにはならずゲームは進行しますが、
その状態でステージクリアをしても、御褒美グラフィックを見る事が出来なくなり、次のステージに持ち越しになります。
8ステージしかない為、1回でも持ち越しをしてしまうと、一度で全員のご褒美を見る事が出来なくなってしまいます。
また、ステージクリア時のボーナス点は「脱」のタイマー残量に依存するのでスコア狙いなら…(以下略)
最初から選択可能。
「リュウビ」と読むようだが、「リュウミ」と読んであげると更に萌える気がする…。
おとなしめの普通の娘といった感じ。肌蹴た着物を恥ずかしそうに押さえる姿がエロい。
劉美同様、最初から選択可能。
褐色・元気っ子なタイプ。見た目の割にはプロフィールによると結構胸が大きめ。
劉美か張緋のどちらかをクリア後に選択可能になる。
関羽の髭をモチーフとしているかの如くのロングヘアのお姉さま。年齢は劉美よりも年上の20歳。
劉美・張緋・関宇の3人の内、2人クリア後に選択可能になる。
何故かロリっ娘…。年齢不詳だがどう見ても…(以下自主規制)。
「子供じゃないから恥ずかしくないぞ。」というお約束的な台詞も有り。
四川省タイプの麻雀牌パズルゲーム。…結構遊べそうな印象もありますが、
実際は8ステージ終了の上に各ステージの牌の配置パターンが数種類しかない
(但し同一パターンで牌の種類だけが変わることはある)ので、ある程度は『覚え』に近いです。
麻雀牌パズルゲームとしては様々な独特のルールがあり、楽しませてくれるのですが、
ゲームとしては…ちょっと物足りない感じもあります。
続編に期待したのですが、今のところ出ていません。…うーん残念。